この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 自分の趣味に口出しされた
- 他人の趣味に口出ししたことがある
- 彼氏彼女の趣味が気持ち悪い
- オタクにドン引き
- 兄弟や親戚が変な趣味を持っている
- 自分がオタクである
- 自分が変な趣味を持っている
- 結婚してからパートナーに自分の趣味が理解されない
- やめろと言われても好きなことなのでやめられない
- 良好な人間関係や夫婦関係を築きたい
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 何をしていて幸せを感じるかは人それぞれ
- オタクと研究者は紙一重
- オタク文化がなければ日本は治安が悪かったかもしれない
- あなたに実害がなければ好きにさせれば?
- そもそも口出ししたところで自分はどうなの?
あなたは経験ありませんか?
自分の趣味を否定されたことが。
なんか腹立たしくないですか?
(ここで許せるあなたは仏様ですね^^)
逆に
あなたは家族や友達、パートナーの趣味に口出ししたことはありますか?
もしあれば、それがどれだけ無意味なことなのかに気づいてほしいです。
本記事では他人の趣味嗜好に口出しをしても誰も幸せにならないことを論理的に話していきます。
3分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
何をしていて幸せを感じるかは人それぞれ
そもそも趣味嗜好とはどんなものでしょうか?
簡単に言うと、
- お金がもらえなくてもやりたいこと
- やってて幸せを感じること
クラシック音楽を聴くのが好きで、ベートーヴェンやバッハのマイナーすぎる曲を知り尽くすことに幸せを感じる人もいます。
日本の城や戦国武将が好きで、クイズ番組でどんな意地悪な問題が出されたとしても答えられるぐらいに知り尽くすことに幸せを感じる人もいます。
鉄道について調べ、電車の写真を撮り続けることに幸せを感じる人もいます。
アイドルがとにかく好きで、ライブや握手会は欠かさずチェックし、グッズを買い揃えることに幸せを感じる人もいます。
ネイルが好きで、ネイルサロンに足繁く通ってキレイな爪を毎回見るたびに幸せを感じる人もいます。
人それぞれ、幸せのあり方は違うのです。
あなたがアニメに興味がなくても、世の中にはアニメ好きな人がゴマンといるからアニメ業界は存在しているのです。
誰が何を好きになろうと、何をしているときに幸せだろうと
それがその人の幸せの形なのですから趣味に口出しされたり否定されたらウザいと感じるのは当然ですよね。
普通は「ほっといてよ」と思います。
オタクと研究者は紙一重
趣味を極めた人は「オタク」と言われます。
趣味に没頭している時間が幸せで幸せで、それを追及していった姿です(成れの果てとか言わないのw)。
「オタク」と言われるとネガティブなイメージが湧き、「研究者」と言われると立派なイメージが湧きがちですが
どちらも本質的には同じです。
好きで好きで追及していく対象がたまたま学問だったのが研究者です。
そしてそれを仕事にしているわけですから、研究者は究極のオタクです笑
例えば
日本の城の造りについて研究している人と
日本の城が好きなオタクは本質的に同じではありませんか?
クラシック音楽の歴史や変遷について研究している人と
クラシック音楽が好きすぎてハマっているオタクはほとんど同じではありませんか?
もはやどこを学問として線引きすればいいかさえも曖昧だったりします。
僕が早稲田にいたときにオタクな教授がいたのですが
アイドルとアニメをマーケティング、心理学、哲学に絡めて研究していました。
講義中に「私はオタクですので」と自称していました笑
こう考えると本当にオタクと研究者は同じなのではないでしょうか?
オタクを一概にディスると研究者をディスることにもなってしまいます。
なのでオタクをネガティブに見るのはただの偏見なのではないかと僕は思います。
オタク文化がなければ日本は治安が悪かったかもしれない
とはいえ、学問とは程遠そうなオタク文化もたくさんあります。
- フィギュア集め
- サバゲー
- エロゲー
- 同人誌
- 成人向けの漫画やアニメ
特にエロい系が好きなオタクには女性からすると嫌悪感を抱きがちです。
「そういうのキモいから消えればいいのに」と思うかもしれません。
でも考えてみてください。
もしも本当にそういうエロゲー文化がなければ女性のあなたは日本でも夜の街を歩けなくなるかもしれませんよ。
突然強姦されることだってあるかもしれません。
2次元の世界で多くの男の性欲が満たされているわけですから、そういった憩いの文化がなければ
女性のあなたは飢えた男にストーカー、盗撮、強姦される危険性が上がるのです。
このご時世では70歳以上の高齢者でさえセクハラで捕まるわけですから、若い男だとなかなか旺盛な人も多いです笑
そう考えるとエロゲー文化にはむしろ「日本の治安を守ってくれてありがとう」って気持ちになりませんか^^笑
日本は草食系男子が多い&治安が良いと言われるのもこれが要因のひとつと考えられます。
つまり話を戻すと、オタク文化は否定しないほうがいいということです。
あなたに実害がなければ好きにさせれば?
これは他人の趣味嗜好に口出しをする人に向けて言います。
他人がどんな趣味であろうが
どんなにオタクであろうが
そもそもあなたに直接的な害はありますか?
なければ放っておけばいいじゃないですか。
もしもあなたの彼氏彼女が喫煙者で、あなたが受動喫煙のストレスを受けているのであれば
口出しをすることは正解です。健康を害されるので。
あるいはあなたが奥さんだとして夫が子供の教育費を考えずにアイドルの追っかけばかりして浪費していたら
口出しはすべきです。家計と子供の将来に害があるので。
しかしこういった実害がなければどんな趣味嗜好にハマろうが好きにさせればいいんじゃないでしょうか。
「やめろ」とか「みっともない」と言ったって本人はそれに生きがいや幸せを感じているならやめることはないですし、
あなたが得をすることもありません。むしろ相手はあなたを嫌がります。
口出ししたところでお互い幸せになりません。
そもそも口出ししたところで自分はどうなの?
あなたが人に対して
「恥ずかしいからそんなのやめて」
「悪趣味で気持ち悪い」
「そんなのにハマらないで」
と口出しをしたとします。
では口出しをしているあなたは立派な趣味を持っているのでしょうか。
例えばサバゲー好きで部屋中に迷彩服や銃をたくさん置いている彼氏を気持ち悪いと批判している彼女がいたとします。
もしかしたら彼氏からすれば、ネイルサロンにお金をつぎ込んでいる彼女を理解できないかもしれません。
逆の立場で彼氏が彼女に対して「ネイルサロンに行くのやめろ」って言われたら彼女は腹が立ちませんか?
結局お互い様なので自分の趣味を棚に上げて人の趣味を批判するのは何様だよっていう話です。
まあ正直僕も女性のネイルにはあまり理解ができないんですけどね笑
男は女性の爪なんて気にしないので、それにお金をかけるぐらいならスキンケアやジムで美ボディ作りをした方がよっぽど男を惹きつける女性になるんじゃないかと。
とは言っても僕は実際に口出しはしません。ネイルにこだわることで幸せを感じる人もいるのですから好きにすればいいと思います。
家族も友達もパートナーも、
相手の好きなものを尊重する姿勢でお互いに好きなことをしていた方が関係は良くなりますよね。
足をズカズカと踏み入れて欲しくない領域が人間にはありますから。
まとめ
- 何をしていて幸せを感じるかは人それぞれ
- オタクと研究者は紙一重
- オタク文化がなければ日本は治安が悪かったかもしれない
- あなたに実害がなければ好きにさせれば?
- そもそも口出ししたところで自分はどうなの?
今回は
他人の趣味嗜好に口出ししても誰も幸せにならないよという内容でした。
(記事タイトルで「バカ」と煽っといて本文ではそれほど煽らないまま不完全燃焼で終わった感が否めませんが・・・笑)
オタクを生理的に気持ち悪いと思ったとしても、それを批判したりやめさせたりするのは良くないです。
別にあなたに実害はないんですから
(かくいう僕もジャニオタ女子をキモいと思っていた時期はあったのですが、そういう人がいてもいいんじゃないと思うようになりました)。
人には人の幸せがあるのでお互いに好きな領域を侵犯するのはやめましょう。
その方がみんな幸せになります^^
人間関係を円満にする秘訣はお互いに居心地の良い距離感を保つことです。
なんでも詮索したり監視するようだと簡単に関係が壊れます。
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