テレビのやらせを批判すべきでない理由【YouTubeも同様】

この記事は以下に当てはまる人にオススメです。

  • テレビのやらせ問題は許せない
  • やらせをする番組なんて打ち切りして当然だと思う
  • 公共放送で嘘をつくべきではないと思う
  • テレビはやっぱりオワコンだと思う
  • 本当に信頼できる情報だけを知りたい
  • 信頼できるのはテレビではなくYouTubeだと思う
  • リテラシーを身に付けたい
  • 騙されない自分になりたい

本記事の内容

  • テレビそのものがパフォーマンスである
  • どこまでやらせなのか線引きが難しい
  • YouTubeもTwitterもやらせをする
  • 世の中は善意ではなく商売で成り立っている
  • リテラシーの低さを他人のせいにするな

今回はテレビのやらせを批判すべきでない理由について話します。

 

以前から度々テレビ番組のやらせ問題が取り上げられてきています。

つい先日、テレビ朝日の番組「10万円でできるかな」の宝くじ企画にやらせが発覚しました。


少し前にもTBSの「クレイジージャーニー」もやらせで打ち切りになったことは記憶に新しいですよね。

 

このようなやらせ問題に対して批判したい気持ちも分かりますが、

そういった批判は賢いどころかむしろ愚かである理由について話します。

 

テレビそのものがパフォーマンスである

先に結論から言うと、テレビそのものがパフォーマンスなのでやらせは当たり前です。

テレビは一般大衆向けの娯楽ですよね。

要するに手品や劇団、サーカスと同じでパフォーマンスにあたります。

 

手品だって「ここにはタネも仕掛けもありません」と言いながら観客を楽しませてるのだから

そこに「嘘つくな!タネも仕掛けもあるだろ!!」と野暮な指摘をするのはナンセンスだと思いませんか?

 

テレビのやらせはタネや仕掛けであり、観客を楽しませるために用意されているのです。

そのやらせを無くせといったらパフォーマンスが成立しなくなるのは容易に想像がつきますよね。

 

どこまでやらせなのか線引きが難しい

そもそもですが、どこまでやらせなのか線引きすること自体が難しくないですか?

例えばトーク番組では司会者がこういう感じの話をゲストに降って、

ゲストはこういう受け答えをして司会者がこんなリアクションをする…

という一連の台本が用意されています。

 

バラエティ番組だとそこまで細かく台本が用意されてなくても、

「番組の出だしはこうする」や「VTRに移る前にゲストの誰々さんに振る」とか

「こういう流れでゲストが番宣する」という大まかな流れは台本化されています。

しかも番組放送中もディレクターがこっそり芸能人に指示出しをしています。

 

これらの台本や指示出しは「やらせ」と言えませんか?

あたかも自然とそういう流れが起きたかのようにしますが、

これらは番組を盛り上げるために作り込まれた演出ですよね。

 

そう考えたら大なり小なりやらせは100%あります。

やらせをするなという批判はテレビ番組自体を成り立たなくさせる不毛な主張なのです。

 

YouTubeもTwitterもやらせをする

こういったテレビのやらせ問題について取り上げられると

ほぼ必ずTwitterなどで声が上がるのが

「やっぱりテレビはオワコン。時代はYouTubeだ」

という主張です。

 

この主張は控えめに言って「非常に頭が悪い」と言えます。

YouTubeだろうがTwitterだろうが一般大衆向けに発信されている時点でやらせの宝庫です。

 

YouTubeは再生数稼ぎのためにいくらでも演技したり編集でうまく修正できます。

ユーチューバーが自身の儲けのために案件や商材に誘導するよう作り込めますし、

 

Twitterに関しても意図的に有名人同士が論争をし合って炎上を生み出すことだってできます。

クラファンやpolcaで集金(悪い言い方をすると乞食)するために、

Twitterで過剰に自身のブランディングをしたり他のユーザーとグルになって自身の評価を高めることもできてしまいます。

 

つまり、テレビもYouTubeもTwitterもそれ以外も全てそうですが

一般大衆向けの発信はやらせのオンパレードと言えます。

テレビがオワコンだからといってYouTubeに全面的な信頼を置くのは明らかに短絡的です。

おそらくそういう頭の悪い人がYouTubeブランディングの上手なN国党の立花党首に熱狂するのでしょう。

 

世の中は善意ではなく商売で成り立っている

メディアの話に限らずですが、生きていく上で心得ておくべきなのが

「世の中は善意ではなく商売で成り立っている」ということです。

 

テレビ番組の製作会社もユーチューバーも全てボランティアでやっているのではなく営利目的でやっています。

営利目的である以上は儲かることを優先としているので儲からないことをわざわざ選択しません。

儲からないのに重労働をするぐらいならわざわざ働きませんよね。

誰かのためという善意はあくまでイメージを良くするための後付けにすぎません。

 

この話をするときにいつも営業マンの例を出すのですが、

本当にお客様のためを思うのであれば

目の前のお客様にとって自社サービスよりも他社サービスの方が向いている場合であれば

自社サービスを売らないという行動をとった方がいいはずですがこれだとほぼ確実に上司に怒られます。

 

世の中は「誰かのために」という善意の演出をしますが裏では商売で構成されているのです。

この話を理解できないのであれば資本主義や経済について勉強し直した方が良いかもしれません。

辛辣なのは承知の上ですが、あなたが善人の顔をした悪魔に騙されないためにも、

つまり、自分の身を守るためにも世の中についてもっと勉強しましょう。

あわせて読みたい

【脱!情報弱者】世の中の仕組みと動きを知る方法【賢く生きるために】

 

リテラシーの低さを他人のせいにするな

最後にリテラシーの話をします。メディアリテラシーという言葉がありますが、

情報を正しく取捨選択する能力がないと根拠のない情報や

ポジショントーク(発信者にとって有利な方向に誘導するトーク)に踊らされてしまいます。

 

テレビ番組に正しい情報や公正さを求める時点でその人はリテラシーが著しく低いと言えます。

特にバラエティは娯楽や大衆受けを狙うために作られた番組なのでそこに正しさを求めるのは見当外れなのです。

正しさを求めるのならバラエティではなくドキュメンタリーやニュースを見た方がいいのではないでしょうか。

もちろんドキュメンタリーやニュースにもやらせは存在するでしょうが、バラエティよりかはずっと公正だと思います。

まあ僕はそもそもテレビでニュースを見ないんですけども(理由は最後に関連記事を貼り付けます)。

 

それから健康について正しい知見を得たいなら健康番組を見るという選択も間違いです。

健康番組はスポンサーを敵に回さないために正確な情報を伝えることができません。

未だに1日3食や牛乳が健康に良いという内容を平然と流すのですから。

なぜ地中海料理やプロテインが良いという数々の研究がテレビで全く話題に上がらないんでしょうか笑

あわせて読みたい

健康マニアの僕がテレビの健康番組を嫌いな理由【信用できない】

 

本当に健康について知りたいなら様々な研究データ(論文)を読むとか

それが難しいなら研究データが分かりやすく解説されているブログを読んだ方が信用性は高いです。

 

このようにリテラシーをしっかり持って情報の取捨選択をしましょう。

テレビはやらせが当たり前なのにそれを知らずにやらせ批判をするのは愚かです。

自分のリテラシーの低さを棚に上げて他人のせいにするのもどうかと思いますよ笑

 

まとめ

  • テレビそのものがパフォーマンスである
  • どこまでやらせなのか線引きが難しい
  • YouTubeもTwitterもやらせをする
  • 世の中は善意ではなく商売で成り立っている
  • リテラシーの低さを他人のせいにするな

今回はテレビのやらせを批判すべきでない理由について話しました。

 

テレビに限らず世の中は商売によって生み出されたパフォーマンスで成り立っています。

パフォーマンスそのものを否定するようでは世の中の道理を知らなさすぎです。

 

僕たちは作られた世界の中に身を置いています。

映画館に行って映画を見るときも「これは作られたものだから」と認識した上で楽しみますし、

お化け屋敷に入るときも「これは作られたものだから」と認識した上で楽しみます。

いちいち映画の世界を真に受けませんし、お化け屋敷に本当にお化けがいるとは思いませんよね。

 

それと同じようにテレビを見るときも「これは作られたものだから」と認識した上で楽しみましょう。

本気にする方がバカですから。

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