【心理学】過去の人間関係は諦めて捨てた方がいい理由【悩むだけ無駄】

この記事は以下に当てはまる人にオススメです。

  • 過去にこじれた人間関係を悔やんでいる
  • 過去に黒歴史がある
  • 過去の人間と仲直りしたい
  • 過去の人間ともう一度やり直したい
  • 過去の人間を見返してやりたい
  • 人付き合いやご縁を大事にしたい
  • 昔お世話になった人に認めてもらいたい
  • 上司になかなか認められない
  • とにかく自分を変えたい
  • 自分を成長させていきたい
  • キャリアアップしたい

本記事の内容

  • 人間の脳は過去の記憶を頼りに相手を見る
  • 嫌いという感情は「アレルギー反応」
  • 新しい人との付き合いを始めるのが合理的
  • 自分を変えるには人間関係や環境を更新し続けること

今回は過去の人間関係は諦めて捨てた方がいい理由について話します。

過去の人間関係について悩む人は結構いるんじゃないでしょうか。

 

例えば、過去に自分が大失態を犯して人間関係を崩壊させてしまったとか

壊れた関係を修復して仲良くなりたいとか、汚名返上したいとか

過去の人間に愛想を尽かされたので見返してやりたいとか

昔お世話になった人に成長した自分を認めてもらいたいとか。

 

何かしらの形で過去の人間関係にこだわって悩むことも多いかと思います。

僕も過去を引きずりやすい性格なのでその気持ちは痛いほど理解できます。

 

しかし、ドライなことを言いますが過去の人間関係は諦めてスパッと切り捨てた方が得策です。

むしろ自分が成長し変わり続けたいなら過去の人間関係を諦める勇気がないといけません。

そしてどんどん新しい人と付き合って人間関係を更新し続けましょう。

 

なぜそう言えるのかについてこれから解説していきます。

 

人間の脳は過去の記憶を頼りに相手を見る

人間の脳は無駄なエネルギーを使わないためにラクをするようにできています。

なので一度でも相手に対して「こいつは◯◯な人間だ」という印象を抱いたら

それ以降は相手への印象を変えるのが難しくなります。

 

第一印象で気持ち悪いと感じてしまうとそれ以降は「気持ち悪い人」ラベルを貼ってしまいます。

そのラベルによって「気持ち悪い人」というフィルターを通して相手を見るので

相手の良い言動を見逃して悪い言動ばかりに目がいくようになり、

悪い言動を見ることで「やっぱりこの人は気持ち悪い」と自分で自分を納得させるのです。

 

それだけ人間は過去の記憶を頼りに相手を見ると言えます。

 

ちなみに「この人最近老けたなあ」と感じる原因もこれと同じです。

人間は少しずつ老けていくものですが、それでも一気に老けたように感じてしまうのは

過去の記憶で相手を認識しているからです。

過去に見た相手の顔のイメージと現在見ている相手の顔に大きな差があるからこそ

「この人最近老けたなあ」と感じてしまうのです。

 

余談ですが、このように過去の記憶を頼りにして脳のリソースを節約するのは

コンピューター用語で言う「キャッシュ」と言えばIT業界の方は理解が早いのではないでしょうか。

パソコンも脳と似たことをしているんですね。

 

嫌いという感情は「アレルギー反応」

米国ルイスビル大学のマイケル・カニンガム博士によると

人間の好き嫌いは「アレルギー反応」と同じとのこと。

 

前述の「気持ち悪い人」ラベルの話と同じですが

ある人を嫌いになると花粉症のようにアレルギー反応が形成されます。

すると、その人と同じ空間にいるだけでなぜか無性にイライラしたり嫌悪感を抱くのです。

 

一度アレルギー反応が形成されるともうそれを治すことはできません。

どんなに相手の良いところを見つけようにも嫌なものは嫌なのです。

たとえ卵に栄養があると言われたところで卵アレルギーの人は卵を拒絶します。

 

アレルギーの症状を抑えるにはアレルギー物質を遠ざけることです。

なので無理に関係修復しようと考えずにもうその人との関係は諦めてしまいましょう。

 

新しい人との付き合いを始めるのが合理的

過去のこじれた人間関係は諦めようという話をしてきましたが、

切り捨てるだけでなく、新しい人との付き合いを始めましょう。

 

新しい人は昔のあなたを知らないのでやり直しが効きます。

「大学デビュー」という言葉を聞いたことがあると思いますがこれは非常に合理的です。

冴えない自分を一気に変えて新しい自分にすることができるのですから。

これが仮に高校2年から高校3年になった途端にいきなりキャラ変したら

周りの人に気持ち悪がられるのは容易に想像できますよね笑

 

人間は過去の記憶を頼りに相手を見るという話をしましたが、

すでにできた過去の記憶を脳はひっくり返したがりません。

「こいつは◯◯な人間だ」と決めつけて自分を納得したいがために相手の変化を受け入れようとしないのです。

なので変わろうとする相手を見ると

  • 「うわw 意識高くなったなこいつww」
  • 「こいつ陰キャだったのにイキリやがったw」
  • 「必死で痛いな〜ww」

という感想を抱くのです。

スクールカーストで下位に位置づけられた人が在学中に下克上できないのはこうした理由があるからと言えます。

大学デビューという言葉が生まれたのもこういった背景がありそうですね。

 

よって、固定化された過去の人間関係に対して汚名返上しようと考えずに

さっさと切り捨てて新しい人との付き合いを始めた方が得策と言えます。

 

もちろん自分の悪い部分を改善しないと新しい人にも嫌われかねないので

自分を俯瞰(メタ認知)しつつ改善していきましょう。

たいていの場合は承認欲求や友達という存在への執着が原因で悪化しがちなので

心当たりのある方は以下の記事が参考になるでしょう。

あわせて読みたい

人間関係の悩みや不安を手放して自分らしく生きる最強の考え方 友達を作ろうとする人は自分に自信がないと言える理由

 

自分を変えるには人間関係や環境を更新し続けること

ここまで「気持ち悪い」や「嫌い」というネガティブな感情にフォーカスして話してきましたが、

他にも過去の人間関係を諦めて新しい人と付き合うべき理由があります。

 

それは今のあなたを公正に評価してくれない、もっと言えば過小評価されてしまうからです。

 

例えば、あなたは大人になっても親に子供扱いされたことはありませんか?

親は子供の頃からあなたを知っているので良くも悪くも「子供の頃のあなた」として今のあなたを見ています。

これも前半で話した、過去の記憶を頼りに相手を見る現象です。

 

親の脳内では「子供の頃のあなた」で評価を固定化しているので、

あなたがどんなに立派な大人になっても過小評価されてしまいます。

だからといって親の言うことは全てあてにならないので無視しろとまでは言いませんが

親が今のあなたにとって本当に適切なアドバイスをしてくれているかは時々考え直した方がいいかもしれません。

 

今のあなたを公正に評価できるのは今ちょうど関わっている新しい人です。

なぜなら新しい人には「過去のあなた」というバイアスがないから。

 

仕事に関しても同様です。

あなたが全くの業界未経験から入社して関わった上司は「未熟なあなた」を見ることになります。

もちろん未経験なのでそれは仕方ないですし誰もが通る道です。

しかし、あなたがその会社で2~3年がんばって一人前に成長したとしても

上司は昔の「未熟なあなた」という認識が残っているので今のあなたが立派でも安心して仕事を任せられません。

 

僕も経験があるのですがかつての上司に飲みの席ではみんなの前で

「こいつも昔は◯◯だったからな〜」と何度も話題にされたもの。

 

良くも悪くも上司はそれだけ昔の認識に引っ張られるのです。

このような状況が続いて今の自分が適切に評価されず成長スピードが落ちるようであれば

さっさと転職や独立をするなど新たな環境に移って上司から離れた方が得策です。

 

また、似たような話があります。

Web系エンジニアという職業は未経験から入社した会社では月収がせいぜい20万円前後となりますが

最初に入った会社で1年間の実務経験を積むだけで場合によっては

転職先で月収が1.5倍~2倍になったりフリーランス独立で月収3倍になったりします。

 

しかし最初の会社にずっと残っていると入社当初の月収が強力なアンカリング効果(意味は後述)

を発揮してしまい、自分の市場価値が適切に評価されないまま月収がなかなか上がらないのです。

 

アンカリング効果とは、最初に提示された金額を基準にその商品の価値を判断してしまうバイアスのことです。

今回の場合は「未経験だったあなた」の月収によってあなたが過小評価されたということになります。

 

このように自分を爆速で成長させ続けるためには過去に付き合ってきた人を切り捨てる必要があります。

 

過去の人間は「過去のあなた」でしかあなたを認識できません。

どんなにあなたが成長しようがやはり「過去のあなた」という呪縛があるのです。

自分を変えるためには常に常に人間関係や環境を更新し続けないといけません。

 

まとめ

  • 人間の脳は過去の記憶を頼りに相手を見る
  • 嫌いという感情は「アレルギー反応」
  • 新しい人との付き合いを始めるのが合理的
  • 自分を変えるには人間関係や環境を更新し続けること

今回は過去の人間関係は諦めて捨てた方がいい理由について話しました。

 

仕事でもプライベートでも過去の人間関係には執着せずにドライに切り捨てる勇気を持ちましょう。

「人付き合いを大事にしなさい」

「ご縁を守りなさい」

という考えは自分を成長させるためには非合理的です。

 

とは言っても、

僕はお互いに高め合えるような刺激をもらえる人とは交友関係を続けたいと思っていますし

自分自身も相手を過去の記憶で判断しがちなことは自覚した上で相手を見るようにしています。

 

また、本記事を書いたことによって

いつか僕が誰かに切り捨てられるかもしれませんがそれもその人の選択です。

切り捨てるべき関係はさっさと切り捨てるべきですし

自然消滅するならそれもひとつの運命として受け入れることにしましょう。

友達が欲しいのであれば陽キャだろうが陰キャだろうが人間性に問題がなければ誰でも自然とできますから。

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