退路を断って自分を追い込んではいけない理由【ビジネスで成功しない】

この記事は以下に当てはまる人にオススメです。

  • 成功するには退路を断つべきだと思う
  • 逃げ道があっては成功できないと思う
  • 自分を追い込まなければ本気になれないと思う
  • 火事場の馬鹿力を目覚めさせるべきだと思う
  • 背水の陣という言葉が好きだ
  • 退路を断たなければ男じゃないと思う
  • 副業で成功するためには会社を辞めるべきだと思う
  • 大学を辞める決断がなければビジネスで成功しないと思う

本記事の内容

  • 退路を断つのが美徳とされる風潮
  • 人間は追い詰められると知能が下がる
  • 退路を断つとビジネスが成功しない
  • 安定した精神で相手視点が第一

今回は退路を断って自分を追い込んではいけない理由について話します。

 

何か大きな物事を成し遂げる際に自ら退路を断って追い込む人がいますが、

それはビジネスにおいて得策ではありません。

むしろ成功を妨げます。

 

本記事では根性論や綺麗事を抜きに、あくまで論理的にその理由を解説していきます。

 

退路を断つのが美徳とされる風潮

退路を断つ(または断たれて力を発揮する)という考え方は昔から様々な地域で言い伝えられています。

ローマでは「賽(さい)は投げられた」

中国では「背水の陣」

日本でも「火事場の馬鹿力」

という言葉がありますよね。

 

もっと言うと、

大航海時代にスペインが覇権を握っていた頃、メキシコ(当時のアステカ王国)を侵略する際に

スペイン人征服者のコルテスは上陸後に自分たちの船を焼き払うことで

兵士たちを戦うしかない状況に追い込ませたというエピソードも有名です。

 

そう考えたら「退路を断つ」という考え方は時代も地域も問わず普遍的と言えます。

 

昨今のSNSや自己啓発書には「退路を断たなければ成功しない」と書かれることも多いですが

果たして本当にそうなのでしょうか。

結論から言うと、

 

ビジネスにおいてはむしろ悪影響をもたらします。

 

その具体的な理由は順を追って解説します。

逆に効果的なものは

  • 受験勉強
  • 資格勉強
  • スポーツの大会
  • ダイエット
  • 筋トレ

ではないでしょうか。

これらはビジネスのような自分で問いを探したり何かを作り出すものではなく

与えられた答えに沿ってどれだけ忠実に作業をこなしていくかというものなので

言葉は悪いですが気合いや根性でそれなりになんとかなります笑

 

浪人するわけにはいかないというプレッシャーの中で英単語をとにかく覚えるとか

夏までに水着を着られる体にしないと、という追い込みは割と有効です笑

 

人間は追い詰められると知能が下がる

退路を断つとビジネスは成功しないという話に戻ります。

まず前提として知っておきたいことが、

人間は追い詰められると知能が下がるということです。

 

自分の生活や命が脅かされるという恐怖があると人間は衝動的になります。

衝動的になるというのは「短期的にしか物事を見られなくなる」ということです。

そりゃ自分が無事でいられるかも分からないのに長期的に考えていられるわけがないですよね。

 

実際にハーバード大学の研究によると貧困状態(お金に追い詰められる)だと知能レベルが下がり、

正常な判断ができなくなってますます貧乏のスパイラルになるとのことです。

参考:頭が悪いから「貧乏」になるのではなく「貧乏」が頭を悪くする―米研究

 

分かりやすい例がギャンブルや投資で損をすると衝動的になってさらにお金を突っ込むといった感じでしょうか。

他にも生活が追い込まれると友達との関係を裏切ってまで借金する人だっていますよね(返す見込みはない)。

 

また、お金に限らず心配事があるとそちらに意識が向いて目の前のことに集中できなくなり、

結果的に知能レベルが下がってしまうというのもあります。

人間の脳は二つ以上のことを同時に集中することができません。

 

退路を断つとビジネスが成功しない

退路を断って自分を追い込むと衝動的になって知能レベルが下がり、精神状態にも悪いという話をしました。

さて、そんな状態でビジネス活動をして成功できると思いますか?

 

ビジネスというのは需要と供給を見た上で適切なアプローチをしてお金に変えるものです。

決して根性論や精神論で稼げるものではありません。

本当に根性論で稼げるのならブラック企業の飲食店従業員は全員お金持ちになっているはず笑

 

FXだって時間による需要と供給の価格差をお金に変えるビジネスです。

転売だって地域による需要と供給の価格差をお金に変えるビジネスです。

人材業界だって求職者と求人をマッチングさせるので需要と供給のビジネスです。

ベンチャーだって世の中の「こんなサービスあったらな」という需要にサービスを供給するビジネスです。

YouTube・SNS・ブログ発信では世の中が求めている情報(需要)に情報を供給するビジネスです。

 

つまり、根性ではなくて世の中の需要を読み取って適切に供給するマーケティング思考が必要なので

 

相手視点が非常に重要です。

 

しかし退路を断って自分を追い込むと相手視点をする余裕がないのでどうしても自分視点になります。

例えば

ブログやアフィリエイトで稼ぐのに集中するために会社を辞めたら家賃や生活費で貯金を削ることになり

かなり精神的に追い込まれます。

そんな状態ではまともな文章が書けるわけがありません。

焦った文章や露骨なお金目的の文章は読み手に伝わってしまいますから。

 

営業でも短期間でこれだけの契約を取らないといけない、と自分を追い詰めすぎると

どうしてもゴリゴリと強引な営業をしてしまいます。

それで契約が取れたとしても間違いなく印象は悪いですし、

あとでお客さんから「聞いた話と違う」と言われてトラブルも起きやすくなります。

そんなんで継続的にお客さんから良い評判と紹介をいただけると思いますか?

 

つまり、自分を追い込んでビジネス活動をすると何もいいことがありません。

成功者が「退路を断つべきだ」と語るのはそれはたまたまその人の場合はうまくいっただけで

表に出ていない失敗者は腐るほどいるはずです。

しかも成功者は後付けで脚色をしたり美談にしたがるので成功談を鵜呑みにすべきではありません。

 

安定した精神で相手視点が第一

ビジネスで成功するために退路を断つことがいかに愚かな行為なのかは前述の通りです。

根性ではなくしっかりとマーケティング思考になるためには

安定した精神で相手視点をすることです。

 

やはり自分の最低限の欲求を満たした上でないと他者貢献する気にはなれないもの。

マズローの五段階欲求をご存知ない方はリンク先で調べてみてください。

 

もはや根性や強引さや作業量で成功する時代ではないのですから

それで売り上げができたとしても絶対に続きません。

 

こういう考え方をしている時点で

 

労働者思考です。

 

会社の上司も所詮は労働者なので根性や作業量を美徳にしている人に対しては

本心では相手にしなくてOKです。

僕だってこれまでの上司の大半(ほぼ全員)を見下していますから笑

 

くだらない美徳は捨てて「安定した精神で相手視点」になりましょう。

有益なコンテンツや有益なサービスを提供するためにはとにかく相手視点!

統計を見た上でニーズや改善点を見つけ出すのも相手視点です。

 

ちなみにFacebookのマークザッカーバーグは自分を追い込んでFacebookを誕生させたわけではありません。

「ハーバード大学の学生同士の交流を深めるツールができたら面白いだろうな」

「人と人との出会いを仲介できたら面白いだろうな」

という遊び心からアイデアがひらめいたのです。

もし追い込まれた精神状態ではこんな遊び心やアイデアを生むことはできなかったでしょう。

 

世の中を変えていくのは根性論ではなく需要に沿ったアイデアです。

需要を満たすためには相手視点が重要です。

 

まとめ

  • 退路を断つのが美徳とされる風潮
  • 人間は追い詰められると知能が下がる
  • 退路を断つとビジネスが成功しない
  • 安定した精神で相手視点が第一

今回は退路を断って自分を追い込んではいけない理由について話しました。

退路を断つとビジネスで成功しません。

ビジネスで必要なのは根性ではなく相手視点ですから。

追い詰められていては衝動的になり自分視点しかできなくなります。

 

本記事を読んでいただくと分かるように僕は根性論が非常に嫌いです。

なぜなら働く側にとってもお客さんにとっても幸せにならないし、

世の中も良い方向に行くどころか息苦しくなるからです。

根性で生きたい人は勝手に根性で生きればいいので他人に押し付けないでほしいですね笑

ブラック企業や根性論好きな上司がどんどん滅びてくれたらなと常々思っています。

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