この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 社会を変えていく人間になりたい
- 世の中に大きな影響を与えていきたい
- 日本を良くしたい
- 社会貢献したい
- 努力すれば社会は変わっていくと思う
- 日本に革命を起こしたい
- 政治家になって日本を変えたい
- 自分の生き方に悩んでいる
- 充実した人生を送りたい
本記事の内容
- 日本はオワコンという現実
- シルバー民主主義という無理ゲーな構造
- ホリエモンや橋下徹さんでさえ老害に勝てなかった
- 徹底した個人主義に生きよう
今回は夢がないというか、非常に現実的な話になりますが
社会や世の中を変えるのは諦めた方がいい理由について話します。
当ブログの読者さんはおそらく20代と30代が多いと思うので、
言うまでもなく日本が決して世界的に進んだ国ではないということは感覚的に分かると思います。
しかし、中には正義感と希望に溢れる人で「日本を変えよう!」と
どこかのベンチャー企業に入社したり起業を志す人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、
日本を変えることは諦めた方が得策です。
もちろんそういうバイタリティは本当に素晴らしいと思います
(なんか上から目線に感じたらスミマセン)。
ただ、せっかくのそのバイタリティがあるなら日本を変えようとするよりも
自分自身に向けた方がいいのではないかというのが僕の意見です
(もちろんベンチャー入社も起業も目的によっては有効な手段です)。
その理由について以下で解説していきます。
日本はオワコンという現実
冒頭で話した通り、日本がオワコンであることは当ブログの読者さんであればお察しだと思います。
ですが一応、どうオワコンなのかについて話していきます。
まあ少子高齢化・年金問題・増税・医療費・国債・教育制度など挙げるとキリがないので
いくつか最近目立ったものをピックアップしていきます。
個人的にはここ数年でかなり日本は落ちぶれたなという印象です。
これから大きく分けて外交・内政・オリンピック開催・金融機関の4つの観点からそれぞれ見ていきましょう。
まずは外交についてですが、安倍政権の日米関係を見ると日本のオワコン感がヤバいです。
(以下、僕の過去記事から引用します)
安倍首相もトランプ大統領とゴルフに行ったりと仲良しな様子をアピールしていますが、
外交において日本がアメリカに優位に立っているかと言うと全くそんなことはありません。
米軍基地が撤去されるわけでもないし
「思いやり予算」という、米軍基地の維持費への税金無駄遣いも続いているし
アメリカ製の兵器を爆買いさせられて大赤字になったり
日本の強みである自動車産業に対して関税引き上げで牽制されたり
韓国とカナダとメキシコには鉄鋼の関税を免除しながらも日本は免除されず
さて、トランプ大統領と仲良くなって外交はうまく行っているのでしょうか。
日本の立場は良くなっているのでしょうか。
むしろナメられてるのでは?笑
引用元はこちらの過去記事になります。
というわけでアメリカに随分と媚びへつらいながらも搾取されています。
過激な言い方をしてしまうと安倍政権は「売国奴」と言っても過言ではないでしょう。
具体的にどれだけの金額が搾取されているかはネットで調べてみてください。
例えば「兵器ローン」でググってみるとまあ防衛省の予算圧迫についてたくさんの記事が出てきます。
対北朝鮮のために相当なぼったくり兵器を買わされているのが現実です。
「思いやり予算」だって米軍基地ではエアコンをつけっぱなしにするアメリカ人が普通にいますが、
これらの設備費は日本国民の税金がつぎ込まれていますからね。
外交に限らず日本政府の内部もなかなか闇が深いです。
(以下、僕の過去記事から引用します)
森友問題は一時期ずっと世間をにぎわせていましたが
あれは簡単に言うと政府が安倍首相の立場を守るために公文書を改ざんしていたのです。
数億円単位の不正取引にも関わらず、未だに政府関係者は誰一人逮捕されていないのです。
そんな信用のおけない日本政府にどんどん増税をかけられて僕らのお金は吸い取られていくのです。
引用元はこちらの過去記事になります。
特に安倍政権になってから顕著に独裁色が強くなっています。
森友問題もそうですし、池袋事故きっかけに話題になった「上級国民」問題(以下のツイート)もありますが
— よしのぶ (@tobebatta) April 21, 2019
政府側の人間、特に安倍政権に近い人は悪いことをしても逮捕されない現象が様々な事例を見ても浮き彫りにされています。
調べれば調べるほどいくらでも出てきますが、分かりやすい記事を以下に貼り付けておきます。
池袋事故で“上級国民”批判が広がる理由とは…安倍政権や検察・警察の身内優遇に鬱積される国民の怒り
というわけで外交がオワコンなだけでなく
政府内部も不正のもみ消しや癒着でオワコンなので日本が良くなる気配はないと言って差し支えないのではないでしょうか。
じゃあ
これからオリンピック効果で景気が良くなれば大丈夫なんじゃないか
という期待をする人もいるかもしれませんが
残念ながらNo!とはっきり言えます。
東京オリンピック開催に向けての建築費、改修費、維持費、人件費などが国家予算を圧迫するほど膨大(具体的なデータを知りたい方はこちら)なのは言うまでもありませんが
その分の投資金額を回収するのは非常に難しいです。
なぜならオリンピック開催後は不景気になるという法則があるから(詳細は以下)。
前回東京五輪も最近の各国の五輪も大会後は不景気に。今の日本にそれを耐えられるのか?
こういった法則もあってオリンピック開催都市の立候補は非常に少なく(人気がなくて倍率が低かった)、
東京での開催が決まって日本だけがバカみたいに盛り上がっていたのです(控えめに言って情弱)。
つまり、
ただでさえ安倍政権の外交と内政で日本は瀕死状態なのにオリンピック後はトドメを刺されるオチが待っているのです
(もうやめて!とっくに日本のライフはゼ(殴))。
これだけでもお腹いっぱいですが金融機関の闇についても見過ごすことはできません。
これについて語ると本当に長くなるので以下の記事をご参照ください。
かんぽ生命、ゆうちょ銀行、スルガ銀行の事例を基に金融業界全体がオワコンであることを解説しています。
特にかんぽとゆうちょに関しては小泉政権での郵政民営化の弊害とも言えます。
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以上、日本がオワコンな理由について外交・内政・オリンピック開催・金融機関の4つにフォーカスして話してきました。
これら全てここ最近の話なんですよね。
少子高齢化や国債などは以前から言われてきてるのであえて今回は取り上げませんでした(言わなくてももうおなじみですよね笑)。
シルバー民主主義という無理ゲーな構造
次に国ではなく国民にフォーカスして話していきます。
国を変えるのは有権者である国民ですから。
国民によってこれから日本に希望がもたらされるのかもしれません。
が、結論から言うと
絶望しかありません。
特に若い人にとって涙目でしょう。
なぜならシルバー民主主義という沈没船構造ができあがっているからです。
(以下、僕の過去記事から引用します)
「シルバー」とは高齢者を指します。
有権者に高齢者の割合が増えると
若年層や中年層の票の割合が相対的に下がってしまい不公平になる状況を
「シルバー民主主義」と言います。
高齢者は若年層と比べると長くは生きられないので短期的に金銭面で得する政策を好み
若年層は高齢者よりも長く生きるので長期的に見て将来性があって得する政策を好みます。
短期的利益を追求すると長期的利益を犠牲にし
長期的利益を追求すれば短期的利益を犠牲にするので
両者は互いに矛盾し反発してしまいます。
結局は超高齢社会で民主主義体制でいることが高齢者優遇で国にとっては停滞にしかならず
日本が沈没していく結果を招きます。
引用元はこちらの過去記事になります。
要するに、高齢者だらけの日本においては民主主義というルールでは若者は勝てないのです。
2020年には女性の半分が50歳以上というファンタジーな世界ですから。
2020年、女性の2人に1人が50歳以上に 「未来の母親」が激減していく日本
そう考えると絶対数として高齢者より少ない若年層がいくら選挙で投票したって反映されないことは明らかなのです。
なのに「若者が選挙に無関心だから日本が良くならない」と若者のせいにする風潮もおかしいですよね。
だって絶対数的に若者全員が投票したところで高齢者の投票数に勝てないんですから。
以前の僕は選挙に行くべきだという考えだったのですが、こういったことを考えると
「ぶっちゃけ選挙に行かなくてよくね?」
「どうせ日本は既に終わってるし最悪海外に逃げればいいじゃん。」
と考えるようになりました。
賛否両論はあると思いますが僕は選挙には行きたい人だけ行けばいいし、興味ない人を無理に行かせる必要はないんじゃないかと思っています。
ホリエモンや橋下徹さんでさえ老害に勝てなかった
「選挙に投票してもダメなら自分が起業家や政治家になって日本を変えればいい!」
と思う人もいるかもしれませんが、
結論から言うと得策ではないでしょう。
そもそもホリエモンや橋下徹さんでさえ老害(失礼しました、高齢者)の反発で思い通りに行かなかったのですから。
ホリエモンの言うこと全てに僕が賛同するわけではありませんが、少なくとも非常に合理的で
世間の常識を覆す革新的な発言をしつつ実際にストイックに行動している彼が多くの敵を作ってきました。
特に球団買収やテレビ局買収といった、癒着が根深そうな業界での行動が目の敵にされてしまい
ホリエモン自身が世間の荒波に押し潰されてしまった感があります。
彼は証券取引法違反により収監されましたが、実態はいまだによく分かっていない状態で
粉飾決済自体もホリエモンが認知しておらず(彼の自伝も読みました)、関係者の不可解な自殺もあり、捜査も中途半端なままな部分があるので
結局は世間の恨みによって必要以上に叩かれたのでしょう。
個人的にホリエモンは嘘をつけるタイプではない(むしろ自分に正直すぎて敵を作りがち)と思うので本人も本当に認知しておらず悪巧みはしていなかったんじゃないかなと。
ホリエモン堀江貴文の逮捕理由~ライブドア事件をわかりやすく説明【黒幕・真相は闇の中】
また、元大阪府知事の橋下徹さんは弁護士出身という優秀さとカリスマ性を持ちながらも大阪都構想は実現しませんでした。
やはり現状を変えたくない高齢者による影響は非常に強いと言えるのではないでしょうか。
実際に20~60代は賛成多数、70代以降は反対が非常に多かったというデータもありますから。
投票率の低さが話題になってるけど、大阪都構想の年代別の賛成反対票の比率を思うと老害がはびこる限り若い人は白けて投票しても無駄と思う気持ちはわかるなー pic.twitter.com/iYA4FKKWM5
— ネガティブリーマン (@ngtv_reeman) July 21, 2019
ちなみに、これは高齢者が原因ではないとする見方もネット上で散見されますが70代以降に反対票が多いだけで否決になるほど影響を与えるのですから
高齢者が決定打になったかどうかはさておき、少なくとも投票における高齢者の影響力は否定できないでしょう。
余談ですが最近また大阪都構想が見直されているようです。
ホリエモンと橋下徹さんの話で少々脱線しましたが、
彼らのような影響力と頭の良さを持っていても老害の反発で思い通りに行かないことばかりなのです。
であれば僕らのレベルなら世の中を変えるなんて尚更無理ではないでしょうか。
そもそも変わろうともしない愚民を相手にする労力があるなら徹底的な個人主義を貫いて
自分自身に労力をかけた方がよっぽど投資対効果が高いです。
まあ、ホリエモンや橋下徹さんよりも努力できる自信があるのなら社会のために頑張ってみるのもありかもしれませんが笑
徹底した個人主義に生きよう
これまでに長々と日本の悲惨な現状と将来性のなさについて述べてきました。
日本は変わることもないし変えることもできないのが現実なのです。
だったら日本を良くすることよりも自分の人生を良くすることだけに意識を向ければいいのです。
自分を変えることは日本を変えるよりも1万倍簡単だと思いますよ笑
日本という沈没船の中で必死にイス取りゲームをするぐらいなら
何かあった時にいつでも脱出できるように非常用のボートを用意しておくのが得策です。
日本語しか分からないと日本以外に居場所がなくなるので精神的に余裕がなくなってしまいます。
外国語が話せれば海外にも居場所があって心理的安全も保障されますよね。
また、ビジネスセンスのある人は海外のものをうまく日本に広めたり
逆に日本のものを海外に展開させて成功する人もいます(タイムマシン商法)。
メンタリストDaiGoさんはイギリスの「メンタリズム」を日本に持ってきて分かりやすく広めた第一人者です。
今ではうさん臭い情報商材の販売手法(DRM、ダイレクトレスポンスマーケティング)もアメリカ発祥で、それを日本にうまく取り入れたWebマーケターは稼いでます。
他にも、日本の蚊取り線香を東南アジアに広めて成功した人もいますし
日本のこんにゃくをインドネシアに持って行って現地の貧困層にヘルシー食品として広めて成功した人もいます。
今からだったら日本で寿司の握り方や基本知識を1年間みっちり学んで海外で店舗を出せばそれだけでもビジネスチャンスはあると思います。
特に日本人女性が握るなら外国人にウケがいいでしょうし、そもそも女性が寿司を握るということ自体が珍しいので注目を集められるでしょう。
上記のタイムマシン商法以外のやり方としては
語学とITスキルを磨いて海外でエンジニアとして就職するのも手だと思います。
実際、インド人や中国人が海外でエンジニアとして活躍しているのもありますし。
彼ら(彼女ら)は優秀すぎるので同じ土俵で戦いたくはないですがIT技術の世界的な発展による人手不足もあるので
100点満点まで技術力を極めすぎなくてもそれなりに70点くらいできていれば仕事に食いっぱぐれることはないでしょう。
海外就職とまで行かなくても海外にいながら日本の仕事を受注するエンジニアだっています。
また、エンジニア以外にもライター・デザイナー・動画編集者・ユーチューバー・翻訳家のような
パソコンがあればできる仕事をすれば海外でも仕事ができたりします。
他にも探せば海外で生きる方法がありますがこのように何かあっても大丈夫なように
自分のことだけを考えて個人主義的に生きる方がよっぽど幸せに生きられると思います。
僕自身も3~4年後には海外生活を本格的に考えています。
まとめ
- 日本はオワコンという現実
- シルバー民主主義という無理ゲーな構造
- ホリエモンや橋下徹さんでさえ老害に勝てなかった
- 徹底した個人主義に生きよう
今回も割とボリュームたっぷりな記事でしたが、有益だったのではないでしょうか(自画自賛)。
社会や世の中を変えていくことは諦めた方が現実的かつ合理的です。
自分の人生を誰かのために無益に消耗させるのではなく、自分のために生きましょう。
自分のために生きることで結果的に誰かを幸せにさせることができれば十分に他者貢献していると言えるのではないでしょうか。
少なくとも僕は社会貢献という名の自己満で無益な削り合いをしたくありません。
もっと個人主義を貫いていきましょう。
最後に、諦めることに関しての過去記事とあなたに行動を呼び起こす過去記事を貼り付けておきます。
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