この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 自分が既読無視をすることに罪悪感がある
- 相手からメッセージが来るたびに返さないといけない義務感に駆られる
- 相手からのメッセージがうっとおしい
- 人付き合いに疲れている
- 人に気を遣ってばかりでしんどい
- 既読無視をされるのが許せない
- 既読無視は悪い事だと思っている
- 嫌われるのが怖くて八方美人になってしまう
- 既読無視されるのが怖い
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 既読無視するという選択
- 既読無視できると生きやすくなる理由
- 既読無視しないと面倒ごとに振り回される
- 既読無視されるのが許せないのはあなたが「~べき」人間だから
LINEやメッセンジャーなどで既読無視(または未読無視)されて嫌な思いをしたことはありますか?
また、逆の立場で
自分は既読をつけた後にメッセージをしっかり返さなきゃという強迫観念に駆られてませんか?
そんな神経質なあなたにこそ読んでもらいたいのが今回の記事です
(僕も割と神経質な人間なのでSNSのやりとりに消耗してばかりでした・・・)。
結論から言うと、今日から「既読無視したっていいんだ」と自分に許可してください。
すると逆に自分が既読無視されても気にならなくなります。
4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
既読無視するという選択
LINEの既読無視についてはネットやSNSでもよく話題にされる内容で、結構デリケートな話題だったりします。
例えば、仲の良い友達や仕事仲間から既読無視されると
「あれ、なんか俺まずいこと言っちゃったかな・・・?」
「私シカトされてる!嫌われたのかな・・・?」
とネガティブになってしまいますよね。
それも無理はないもので、既読無視されると相手がどう感じているのかを読み取れないため「未知」の恐怖に襲われます。
人間は確定した損よりも「未知」の損の方が怖いのです
(仮想通貨、FX、株で損切りしたらホッとしますが含み損のまま暴落が続いてしまうと怖くてずっと塩漬けにしてしまう心理と同じ)。
だから心理学的にも「既読無視」がデリケートな問題なのは分かりますし、僕自身も既読無視で病んだ経験(後述します)もあるので共感できます。
優しい人や真面目な人こそ「自分は既読無視しまい」と思って
メッセージをすぐに返さないといけない(しかもちゃんとした文章をその都度作らないといけない)という負担というか、拷問というか、強迫観念に襲われるのです。
しかし今一度この「既読無視」について考え直してみてください!
「既読無視」を一方的に悪と捉えるから「既読無視」をされることにもすることにも消耗しているのではないでしょうか。
「既読無視」を選択肢の一つとして考え直してみたらどうでしょう、というのが本記事で僕が言いたいことです。
既読無視できると生きやすくなる理由
よほど大事な要件でもない限り、「既読無視」という選択をとってもいいのです。
この選択肢を持ってるだけで随分と生きやすくなりますよ^^
ここでちょっと僕の昔話をします(興味ない方はスルーでどうぞ)。
僕はこれまでの記事でも話してきた通り、これまで人間関係で神経質に悩んで苦しんできました。
過剰なレベルに人目を気にしていたので何かあるとすぐに自己否定に走って鬱になっていました。
そんな僕が友達(だと一方的に僕が思っているだけかもしれませんが笑)に既読無視されようもんなら発狂ですよ笑
その日の晩には寝床で過去に自分がやってきたことの何に問題があったのかをひたすら自分に問い詰める一人反省会が始まってしまい、まともに眠れないまま朝を迎えることだってありました。
人間関係がうまくいかないことに普段から劣等感があったので、日々の細かなことにもとにかくPDCAを繰り返して
基本的に自分の判断は全て間違っていることを前提に、何もかも改善しようと必死に分析し、自分のあらゆる行動を縛り付けていたのです。
そうやって常に過去を反芻(はんすう)して自己否定ばかりしていたらそりゃ鬱病になりますわな笑
そんな精神病患者だった僕が営業マンになったら、今度は自分だけじゃなくて会社や業界のイメージも悪くしないために
八方美人になって誰にでも丁寧に迅速に返信をしなきゃという強迫観念にとらわれるわけです。
するとますます既読無視は悪いことだという正義感が強くなってとにかく消耗するのです・・・
この「既読無視」というデリケートな問題でこれまでに僕は平和なメンタルの邪魔ばかりされてきました笑
そして、今になって生きやすくなったのは「既読無視」を自分に許せるようになったからなのです。
「既読無視」は悪ではなくて選択肢のひとつだと捉えれば既読無視することもされることもさほど気にしなくなります。
すると、結果的に強迫観念が手放せて生きやすくなります^^
既読無視しないと面倒ごとに振り回される
既読無視できるようになると余計な労力と時間を無くし、平穏に自分のことに集中できるようになります。
よほど大事な要件でもない限り、いきなり来るメッセはただの雑音なのです。
雑音にいちいち反応しても無駄なのは分かりますよね?
僕は以前は営業マンだったので毎日いろんな人と知り合っていて現在数えるとLINEの連絡先は1800人ほどいます。
過去に繋がった人から久しぶりにメッセが来ることが度々あるのですがそれらに返信しても良いことは何一つありませんでした。
大体が
- 交流会やパーティ、セミナーのお誘いをコピペ送信
- よくある儲け話(投資やMLM)のお誘い
- 営業マンから「お客様になってくれそうな人を紹介してほしい」というクレクレ
- 事業主や人材系の人から「良い人材を紹介してほしい」というクレ(略
このパターンに分けられるのですがとにかく面倒なのです。
交流会やパーティ、セミナーは何度も断っているのにしつこく定期的に宣伝されます。
毎回不参加の理由をつけて断らないといけない身にもなってほしいですし
そもそも全然参加しない時点で興味がないことは察してほしいですね。最近では全部スルーです。
参加費5000円や6000円のパーティやセミナーに行くぐらいなら役立つ本を3冊買うか美味しいご飯に使いたいものです。
しかも僕の経験上、交流会ってほとんど変な人や非常識な人が多いのでお金払ったのに嫌な思いしかしないことが多いんですよね(特に異業種交流会だとなぜか初対面から挑発的な発言や態度をとる人によく出会います)。
儲け話系のお誘いもよく来るのですが、ぶっちゃけその人と以前に会った時からその人のレベルはたかが知れてしまったので
「いい加減懲りないな〜」「また同じようなことにハマってるよw」って感じです。
僕もその手の儲け話(実際は儲けられない、すぐ終わる)はたくさん見てきたので一切関わりたくないですし反応しません。
いきなり「こういう人を紹介してほしい」と言ってくる人も論外ですね。
自分が何かの価値を提供してくるわけでもないのに一方的にクレクレするwin-loseな時点でビジネスマンとして終わってます。
相手にメリットを感じさせるような、相手目線の話し方ができない人がどうやって事業や営業を成功させるのでしょうか。
とにかくこのような質の低いメッセは全て無視しています。
久しぶりの人から唐突に「お元気ですか?」と来ることもありますが
それに「元気ですよ!」と返信するとそのうち
「またお茶しませんか?」「久しぶりにまた会いませんか?」
と言われて結局は何かのお誘いやクレクレ系に帰結するパターンも腐るほど見てきているので最初からシカトしてます笑
「お元気ですか?」と聞かれても、元気であろうとなかろうと興味のない相手であれば無視です。
導火線に火をつけずに不発弾として放置しますw
さらにfacebookやtwitterでも知らない人から稀にメッセをいただきます。
こういうのも全部無視ですね。
某外資系保険会社からヘッドハンティングのメッセも来ましたが全く興味がなかったのと、保険業界も辞めていく人が多くて人員の埋め合わせに必死だなと思いました。
僕のことをすごく賞賛したメッセでしたが、相手も仕事ですからね笑
こういった全てのメッセに対して真摯に対応していたら自分のやりたいことに集中もできず、いろんな人に振り回されてしまいます。
少しでもメッセに反応したら次々と面倒なくだりがあって、その度に断る理由や丁寧な返信を考えないといけないので
それなら最初から既読無視(未読無視でもOK)をする方が格段にラクです。
訪問販売の営業マンと同じで、一度でも玄関を開けたらその先はとにかく面倒なくだりがあるのです。
だったら最初から玄関を開けない方が相手も何もできないまま終わって済みますよね笑
それが既読無視なのです。面倒ごとを増やさないためにも既読無視は必要です。
僕は既読無視のおかげで平穏に自分の時間を過ごせるようになりました^^
既読無視されるのが許せないのはあなたが「~べき」人間だから
既読無視するという選択肢もあるよという話をしてきましたが、どこかでやはり心理的な抵抗を感じていませんか?
やっぱりどうしても既読無視は悪いものだと思ってしまうものです。
そんなあなたはもしかして「〜べき」人間ではないでしょうか?
日常生活で「こうであるべき」「こうしなくちゃいけない」という考えが強すぎると
他人に対してもそれを押し付けてしまいがちです。
自分が既読無視してはいけないという正義感や強迫観念を持っていると
他人が既読無視をした時に相手を責めたい気持ちが湧きあがったり、許せなくなってしまいます。
これは既読無視に限った話ではありません。
僕が営業マンだった時に出会ってきた保険の営業マン達には無駄にプライドが高くて気難しい人が多く感じました。
なぜなら彼らは「こうであるべき」が強すぎて、保険営業界の常識を僕のような他業界の人間にも押し付けてくるのです。
向こうの教育環境を見たら仕方がないかもしれませんが僕は保険営業界で努力すると独善的な老害になりそうな気がして嫌だったので前述のヘッドハンティングにも全く興味を示しませんでした
(実際、僕が見てきた保険のトップセールスマンや所長が品のない人ばかりで生理的に無理でした笑)。
それを反面教師にすると言うと失礼ですが、「〜べき」の押し付けをやめれば既読無視アレルギーもなんとかなるのではないでしょうか。
まとめ
- 既読無視するという選択
- 既読無視できると生きやすくなる理由
- 既読無視しないと面倒ごとに振り回される
- 既読無視されるのが許せないのはあなたが「~べき」人間だから
ところどころ批判的な部分が出てきましたが笑(僕らしくていいですよねw、と開き直る)
面倒な相手には既読無視をするのが一番合理的です。
返信をしたらそのあと更に面倒なくだりがあることは分かってますからね。
もう一度言いますが、訪問販売の営業マンを玄関に入れたら最後です。
それと同じなので最初から不発にさせてしまえば平穏に生きられます。
もちろん大事な要件に関してはしっかりと返信しましょうね。
責任というものがある以上、こればかりは無視するわけにはいきません。
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