この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。
- 友達に自己啓発セミナーに誘われているので行こうか迷っている
- 自己啓発セミナーに行くと何かしら得すると思っている
- 人生変えたいけど自己啓発セミナーに行くべきか悩んでいる
- 自己啓発セミナーに行ったけどなぜか面倒でうざく感じた
- 自己啓発セミナーに対して本当に良いものか疑問に思っている
こういった人たちの悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 自己啓発セミナーには行く価値がない
- 洗脳術やプレゼン方法を間近で見て学びたいなら行くのもアリ
- セミナー終わりの勧誘が面倒でうざい理由(経験談)
- その後(余談)
僕のブログを読むような意識の高い人なら一度でも耳にしたことはある自己啓発セミナーですが
今回はそんな自己啓発セミナーを取り上げていきます。
自己啓発セミナーの有名どころはなぜかほとんど五反田に会社があります(パッと思いつく限りで4社が浮かびます)。
他にも新宿にある某社も割と高額セミナーを複数扱っていたり(ここも行ったことがありますがセールストークが上手いですね)
あるいはネットワークビジネス(マルチ商法)のリーダーが開催している自己啓発セミナー(アムウェイならメンタルマネジメント系が多いですね)や
小規模でやっている自己啓発セミナーの会社も無数にあったりします(主要駅のTKPという会議室や三軒茶屋のキャロットタワーを使ったり)。
都内はそういうのが多いです。
僕も付き合いで五反田の「ランド○ーク」という会社のセミナーに行ったり、
その他にもいくつか付き合いで自己啓発セミナーに行ったことがあります。
ただ、総じて言うと学べるものは多少はあったものの非常に気持ちが悪かったです。
なぜそう感じたのかの理由を感情論や偏見ではなく、経験した事実をベースに論理的にまとめるのが本記事のテーマです。
4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
自己啓発セミナーには行く価値がない
「一度は人生経験で行ってみようかな」
「成功したいからまずはマインドから学びに行こう」
「友達にしつこく誘われてるからとりあえず行くか」
と思って自己啓発セミナーに行こうとするそこのあなた!
結論から言うと、自己啓発セミナーは行くと面倒だしうざいのでやめたほうがいいです。
セミナー終わりには他のコースの勧誘がしつこくてウザいし
大人数で同じくだりの押し問答が繰り返されます。
この辺について詳しくは後ほど話します。
とは言っても何かしら学べるなら行ったほうがいいんじゃないのという意見もありますが
僕の過去記事を引用させていただきます。
冷静に考えて一つのセミナーに数千円や数万円を払って得られるものを
ブックオフやAmazonで中古の自己啓発本(だいたい数百円程度)なら好きなだけ読めますし
気になる項目だけをひたすら読んでいけば時間効率もいいですよね。
もっと言えばネットでいくらでも自己啓発をテーマにしたサイトや
自己啓発本を要約しているページが見つかります。ただで自己啓発を学べますよね。
セミナーの場合は決められたスケジュールにわざわざ行かないといけないですし
セミナー代はもちろん、交通費も地味にかかります(日本は本当に交通費が高すぎです>_<)。
しかもセミナーで教わったことなんて時間が経てば忘れてしまうので
本やネットで何度も読み返せる方が個人的に助かります笑
僕がすごく不思議に感じていたのは
どのセミナーにも必ず常連のお客さんがいたことです。
一度そこで学べることを学んだらもう来なくてもいいはずなのにどうしてだろうと不思議で仕方なかったです。
それに、そんな自己啓発マスターになっているのなら理論上その人は大成功しているはずですが見た感じ
そんな印象は全くありませんでした(失礼ですみません)。
引用元 : 【実際に体験して分かった】自己啓発セミナーにハマる人の特徴と傾向
ここで何を言いたいかというと、自己啓発を学びたいならセミナーだと費用対効果が非常に悪いのです。
将来成功したい、起業したいと考えるなら合理的に費用対効果の高いことを選択したほうがいいはずですよね。
なのに成功したいからそういうセミナーに行くなんてそもそも理にかなっていないのです。
「じゃあ人脈を作りに・・・」と言う人もいますが
そもそも調べたらすぐ分かる費用対効果の悪いことを進んでやろうとする頭の悪い集まりにまともな人間も人脈もいません。
勧誘がしつこくてうざくて
自己啓発を学ぶ費用対効果も悪くて
ロクな人脈もできずに仲間ごっこをする
それが自己啓発セミナーです。
これでも行きたいと思いますか?
洗脳術やプレゼン方法を間近で見て学びたいなら行くのもアリ
とはいえ、ちょっとレベルの高い話になりますが
行く目的が自己啓発ではなく
どうやって人を惹きつけるか
どうやって感動する空気感を作るのか
を間近で見て学びたいのであれば話は別です。
彼ら(彼女ら)は洗脳のプロフェッショナルかつ
その自己啓発セミナーを開催している会社も何年何十年とやり方を体系化してきているのです。
僕は個人的にランド○ークとネットワークビジネス大手のアムウェイのセミナーがもの凄いなと感じました。
両方の会社とも世界展開していて歴史ある会社なのでやはり広まる理由があります。
しかもどちらも口コミで広げているので参加者を動かす手法が本当に上手いなと感心しました。
ちょっとサイコパスになってそういう会社で洗脳術を学ぶのも非常に良い経験です。
他の人とは違う目的になりますが一歩引いて俯瞰しながら見ていると発見が多いはずです。
ただしランド○ークはセミナー終わりの勧誘が本当にしつこいのでご注意ください。
セミナーの値段も16万円や20万円もするものが普通にあります。
セミナー終わりの勧誘が面倒でうざい理由(経験談)
さて、この記事の本題にようやく入りました。
自己啓発セミナーに行くとセミナーの終わりに必ずまた別のコースを勧められます。
ただ単に「参加したい人はどうぞ〜」で終わればいいのですが
そんな平和的に終わるのであればかなり良心的です。
僕が行ったセミナー(ランド○ーク)では大人数でとにかくしつこく押し問答が始まります。
まるでやるのが当たり前でやらないやつは人間じゃないかのように。
セミナー中に後ろの方で申し込みをする時間を取るのですが、申し込む気が無く席にずっといると
「やらないの?」
とグループワークで仲良くなったリーダーにしつこく言い寄られ
「別にいいです」
と言うと
「もったいないよ〜」
「やりたそうな顔してるね」
と粘着質に言ってきます。
やっとその人との会話が終わったと思ったら今度は他の人からも同じようにアプローチされ、延々と続きます。
マジでうざいです。
セミナーにどっぷり浸かっている友達も
「なんでやらないの?」
「やらないとダメだよ。」
「だから変わらないんだよ。」
と言ってきます。
どうやら彼らが僕を申し込ませたところで何か報酬があるわけではないみたいで(むしろ信者はボランティアで事務や営業を進んでやっています)
完全なる善意で勧めてきているのですが
それに対して何かしらの理由(お金がない、時間がないなど)で断ると
やはり世界展開していて歴史のある会社だけあってか、それらに対する完璧な切り返しも全て用意されています。
友達は善意で誘っているのでこちらは関係を壊さない程度にやんわりと適当な理由をつけて断っているのに
いちいちそれを論破してくるわけです(それも複数人で)。
だからといって強引に断る感じにすると善意の友達を怒らせてしまうので本当にめんどくさい笑
結局、僕はもう少しその会社と関わることになってしまいました笑
その後(余談)
セミナーの人と関わる中で話を聞くとどうやら、
プルデ○シャル生命のトップ営業マン(MDRTレベル)がこの会社で猛烈に活動していて相当すごい人だそうで
「誰か新しい人を連れてくるならその人が開催している説明会に行くといいよ」と言われました。
僕も個人的にその人のことが気になっていたのと
そういうレベルの高い人はどんな勧誘の仕方をしているのかに興味を持ってしまいました
(僕が受けた勧誘があまりにも品がなくてウザかったので、レベルが高くて健全にやってる人の例を見ておきたかったのです)。
ということで
ある日、初めましてで仲良くなったばかりの人にこの会社の自己啓発セミナーの興味づけをさせて(営業やってたのでそこらへんは得意です笑)
後日、会社の説明会に連れて行きました(実験のために人を興味づけさせて誘うというサイコパス)。
もちろん説明会を開催しているのは例のすごい人です。
実際に参加してみると、やはり話し方も話の面白さもトップクラスでした!
が、、、
説明会が終わった後の勧誘が気持ち悪かったです汗
僕が連れてきた人は「興味はあるけどお金がどうしてもキツい」と言っていたので
セミナー主催者はその人に対しておちゃらけた感じに
「キミやりたそうな顔してるね〜」
「やんないなんてもったいないね〜〜」
「本当にやらないの〜?」
とやけにしつこかったです。。。
(今思い出すだけでもあの時の顔はうざかった笑)
勧められたセミナーが16万円するのでそう簡単に普通の人はポンと出せません。
人には人の経済的な事情や家庭の理由があるわけですから
何も事情を知らない人が軽々しく「やればいいのに〜」「もったいないね〜」
なんてせっかく来てくれた人に上からモノを言うのはあまりにも品がなさすぎると思いませんか?
実際にやるかやらないかは本人が決めることです。
どんなにセミナーが良かったとしても、仲良しの友達だとしても、実際にやるかやらないかは別の話であって他人が干渉する権利はありません。
この時点で僕は「この会社ですごいとされる人間でもこういう品のないことを堂々とやるのか」と思い
以後、二度とその会社と関わることはしませんでした。ここで知り合って連絡が頻繁に来る人も全員ブロック。
なぜならその会社で一流とされる人を見てもう会社そのもののレベルが分かってしまったので。
周りの人を観察すると分かりますが
セリフもみんな使いまわして真似してるだけで中身が伴ってないし・・・
セミナー内では「私は友達に何度も断られたけど、それでも誘いまくったら来てくれました!」
という、友達からすればかなりうざい話を美談にしている人がたくさんいるし。
僕はこれ以上時間と労力を使ってこの会社と関わる価値もないと判断しました。
結局僕が連れてきた人はお金の都合で申し込まずに終わったのですが
彼が猛烈な勧誘を受けているときに僕は彼に寄り添って
「別に無理しなくていいよ。興味はあるんでしょ?ならまた今度でいいと思うよ。申し込んだからといって俺に金銭的なメリットはないし、急かす理由もないからさ。」
と話したので僕のことをすごく慕ってくれました。
彼を連れてきた僕もこれで印象を悪くしなくて済むわけです。むしろ印象良くなったしでとりあえず実験で連れてきて良かったなと^^(腹黒←)。
まとめ
- 自己啓発セミナーには行く価値がない
- 洗脳術やプレゼン方法を間近で見て学びたいなら行くのもアリ
- セミナー終わりの勧誘が面倒でうざい論理的な理由
- その後(余談)
いろいろと語りましたが、
要は自己啓発セミナーに行くのはやめたほうがいいよって話でした。
それさえ理解できればこの記事の役目は果たせたことになります。
最後に良い話をしますね!
これは自己啓発セミナーに限らずですが、
いくら善意であろうと相手が決めることに対してあなたが強制する権利なんてないわけです。
自己啓発セミナーのコースを受けるか受けないかはお金を出す本人が決めることです。
たとえあなたがその人の友達や親などの良き理解者だろうとその人にああしろこうしろと言ってはいけません。
それはあなたのエゴの押し付けですから善意であろうと迷惑なのです。
本当にその人のためを思うのなら、その人がやりたいのならそれでいいし
やりたくないのならそれも選択の一つとして受け入れる。
どちらにしろ本人の意思を尊重し応援すればいいのです。
ここら辺の話はアドラー心理学の「課題の分離」を知っていれば理解できます。
他者の課題に介入するのはやめましょう。
興味のある人は『嫌われる勇気』という本が分かりやすくてオススメです。
安定のベストセラーですので読んでみるのもいいかと。
自己啓発セミナーの実態についてもっと知りたい人はこちらの記事をオススメします^^
それでは!
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