人間力とは具体的に何なのかを考えてみた【人間力が高い人の正体】

この記事は以下に当てはまる人にオススメです。

  • 人間力とは何かを知りたい
  • 人間力を身につけろと言われた
  • 人間力を高めたい
  • 人間力という言葉が抽象的に感じる
  • 人間力という言葉が嫌い
  • 人間力が何に役立つのか分からない
  • そもそも人間力は必要なのか疑問である

本記事の内容

  • 人間力という言葉の曖昧さ
  • 人間力がないと感じる人はどんな人?
  • 自分の心の隙間を自分で満たしているのが前提
  • 人間力の正体は相手視点
  • 人間力を高めたい人がまずやるべきこと

今回は人間力とは具体的に何なのかについて話します。

 

あなたは「人間力」という言葉を聞いたことはありますか?

 

「人間力の高い人」とか「あの人は人間力がある」とか…

なんだか抽象的でふわっとしていますよね。

 

僕は大学生の頃に「人間力が大事だ」と教わったことがありますが、

人間力って一体なんなんだろうとずっと疑問でした。

具体的に何を指すかも分からない状態で「人間力を高めろ」と言われても

無理がありますし、後述しますがこの言葉に気持ち悪ささえも感じていました。

 

あれから数年たった今いろいろと考えてみて「人間力」とは何かがようやく掴めたのです。

本記事では「人間力」というものの正体について解説していきます。

僕なりの解釈になりますが大きく外れてはいないでしょうし、

人間力を高めたいと思う方にとっても役立つ内容となっています。

 

人間力という言葉の曖昧さ

人間力とはそもそも何なのでしょうか。

みんな大好きウィキペディアで「人間力」を調べてみました。

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

引用元:ウィキペディア

 

この時点で「人間力」という言葉が抽象的で曖昧なものであると分かりますよね。

 

こういうふわっとした言葉は個人的に気持ち悪く思います。

なぜなら誰にでも都合良く解釈を作り出せてしまうから。

 

「人間力を高めるべきだ」という自己啓発の教えがあったとしたら

  • 「気遣いを心がけよう」
  • 「感謝の気持ちを忘れないようにしよう」
  • 「利他的な精神を持とう」
  • 「約束を守ろう」
  • 「コミュ力を上げよう」
  • 「人に慕われるリーダーになろう」

などといくらでもそれらしい教えに繋げて商売できてしまうのです。

「人間力」という抽象的な言葉はまるで「人財」や「リーダーシップ」のように曖昧で

明確な定義がないゆえに明確なゴールもありません。

 

まるで夕日に向かってひたすら走らされているようですし

そういった曖昧な理想論や綺麗事を振りかざしてお金を取るって汚い商売ですよね。

 

また、英語でも「人間力」を直接的に表せる言葉がありません

 

それから人間力が対人に関することであれば絶対的な答えは存在しません。

営業や接客を経験していたら分かりますが、

同じ対応でも喜ぶ人もいれば嫌がる人もいて最適解がないのです。

面倒見が良いと逆にお節介だと思われることもありますし

丁寧に説明すると長ったらしくて嫌がられることもありますよね。

 

人に慕われようにも万人に好かれることは不可能なので

もはや人間力を極めた人ってこの世に存在しないんじゃないかと思うのです。

強いて言うならそれは「八方美人」なのではないでしょうか。

でも八方美人はネガティブな意味で使われますよね。

 

というわけで「人間力」がどれだけつかみどころのない言葉かお分かりいただけましたでしょうか。

 

人間力がないと感じる人はどんな人?

ぶっちゃけこれで記事を終えてもいいと思ったのですが笑

改めて、人間力について真面目に考えてみましょう。

 

「人間力のある人」が何か分からないのであれば

「人間力がない」と感じさせるような人を挙げていくとはっきりするのではないでしょうか。

これまでに出会ってきた嫌な人間を思い出してみてください。

僕が挙げるとしたら

  • 自慢話や自分語りが多い人
  • 独善的な正義を押し付けてくる人
  • 嫌味や悪口ばかり言う人
  • 感情の起伏が激しい人
  • 逆ギレしてくる人
  • 同調圧力をかけてくる人
  • 新人や初心者をいじめたりマウントを取る人
  • 偉そうな人
  • クレクレな人

あたりでしょうか。

こういった人たちに欠けているものを考えるとそれが人間力のヒントになる気がします。

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性格の悪い人が優越感を得るための行動パターン11選【要注意】 にわか・新人・初心者をバカにする人は自分のキモさを自覚すべき理由

 

自分の心の隙間を自分で満たしているのが前提

ここまでで人間力がないと感じる人を僕なりに挙げました。

以下に再掲しますが、この人たちに共通する特徴は何でしょうか。

  • 自慢話や自分語りが多い人
  • 独善的な正義を押し付けてくる人
  • 嫌味や悪口ばかり言う人
  • 感情の起伏が激しい人
  • 逆ギレしてくる人
  • 同調圧力をかけてくる人
  • 新人や初心者をいじめたりマウントを取る人
  • 偉そうな人
  • クレクレな人

 

それは「自分の心の隙間を自分で満たしていない人」です。

 

例えば、承認欲求の強い人は「すごいと思われたい」という

心の隙間が存在するのでそれを他人に満たしてもらおうとして

自慢話や自分語りが多かったり偉そうにしたりマウントを取るんですよね。

正義感が強い人も自己肯定感が低いがゆえに正論でマウントを取ります。

 

嫌味や悪口を言うのも他人の評価を下げることで

相対的に自分の評価を上げようという身勝手な心理があります。

職場で上司が他の上司の悪口を吹聴していたりするのはこれが原因です。

 

感情の起伏が激しかったり逆ギレするような人は

自分の中の満たされていない感情を発散している状態なので

自分の機嫌を自分で取れずに他人に取ってもらおうと強制するパワハラと言えます。

 

また、同調圧力をかけてくるのは自分の考えを正当化させたいという欲求の表れです。

 

このように自分の心の隙間(欲求や感情)を自分で満たせない人は

他人に満たしてもらおうとするので迷惑をかけるのです。

自分で満たすことができないということは

いつまでも他人にしか満たしてもらえない状態なので

終わりなく続いてしまうのです。

 

こういった精神的に自立できない人との関わりは断ち切ってしまいましょう。

我慢したところで感謝もされませんし

相手はあなたを「優越感を得るための道具」としか認識していません。

 

特に「私は悲劇の主人公である」という意識がある人には要注意です。

この意識があると心の隙間を埋めてもらいたくて醜い性格と化します。

  • 「こんなに私は苦しんだのだからあなたも苦しむべきだ」
  • 「かわいそうな私に気を遣ってもらって当たり前」
  • 「あなたばかりいい思いをしていて許せない」
  • 「あなたはラクして美味しい思いをしている。ズルい」

メンヘラが嫌われる理由がこれで分かったのではないでしょうか。

 

「自分の心の隙間を自分で満たしている」のは人間力を語る上での大前提です。

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話がつまらない人に多い特徴と改善方法【あなたは嫌われてませんか?】 正義感や倫理観が強いと自分が苦しむ理由【生きづらい】

 

人間力の正体は相手視点

では本題の人間力の話に戻りましょう。

 

人間力は突き詰めて考えると「相手視点」にたどりつくのではないでしょうか。

前述しましたが同じ対応でも喜ぶ相手と嫌がる相手がいるのは事実です。

なので面倒見が良いとか丁寧といった対応云々の話ではなく

根本的には相手視点の有無が大事だと思います。

 

相手視点ができれば相手に合わせて適切な対応を選ぶことができます。

初心者なら初心者向けに噛み砕いて話すようにしたり

上級者なら上級者向けに専門用語をたくさん使うようにしたり。

自分がどう思うかではなく相手がどう思うかという視点に立つことです。

 

相手視点ができる人は仕事でもプライベートでも活躍します。

なぜなら仕事もプライベートも人間同士で成り立っているから。

 

理系の人がモテないと言われるのは相手視点ができないのが理由にあります。

マニアックな話や専門用語ばかりでは相手は分かりませんし

気難しい職人気質な人には誰だって近寄りたくないですよね。

そういう人がいると職場環境も悪化して結果的に仕事もうまくいかなくなります。

仕事とプライベートの両方を充実させたいなら相手視点できるようにしましょう。

あなたが営業マンでなくても営業マンのように話せることが理想です。

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【ONE PIECEに学ぶ】相手の欲求をうまく利用した対人スキル向上方法 【人付き合いや交友関係に見る】頭が良い人と悪い人の違い【観察結果】

 

人間力を高めたい人がまずやるべきこと

というわけで、人間力の高い人の特徴としては

  • 自分の心の隙間を自分で満たしている
  • 相手視点ができる

と言えます。

では再度ウィキペディアで「人間力」を調べてみましょう。

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

引用元:ウィキペディア

 

「社会を構成し運営する」ためには「相手視点」が必要です。

なぜなら社会は人間同士の繋がりで成り立っているから。

 

そして、「自立した一人の人間として力強く生きていく」ためには

「自分の心の隙間を自分で満たしている」ことが必要です。

心の隙間を他人に満たしてもらおうとしていたら自立も力強さもありませんから。

 

これで「人間力」の説明に合致しました。

 

では、こうした人間力を高めるためにまずやるべきことは何でしょうか。

それは「メタ認知」です。

 

「メタ認知」とは、自分を俯瞰すること。

イラっとしたときは「イラっとしている自分」を認識することで理性的になります。

日常的にこれができると

  • 「今の自分は恥ずかしいことをしている」
  • 「今の自分はキモいと思われることをしている」
  • 「さっきの自分はあの人(反面教師)と同じことをしていた」

などと自覚できて精神的に成長します。

自分のやっていることを自覚できているかがポイントです。

 

中高生時代は黒歴史だったと感じる人も多いと思いますが、

当時はそれを恥ずかしいことだと自覚していなかったからやっていたのです。

それを今恥ずかしいと認識しているということは当時の自分をメタ認知している状態になります。

 

職場の上司にバカがいたら、その上司は自分がバカなことをしている自覚がないので

平気でバカなことをしているのです。

本当にまともな上司なら「今の自分はバカなことをしている」と自覚できるはず。

 

メタ認知ができれば

「今自分の心には隙間があるな(承認欲求に取り憑かれているな)」

と自覚できて冷静に自分の心と向き合えますし

「今自分は相手が嫌がることをしてしまったな」とか

「相手からしたら自分はこういう印象だろうな」と自覚して改善することができます。

 

つまり、メタ認知ができることで自然と

  • 自分の心の隙間を自分で満たしている
  • 相手視点ができる

の2つができるようになるのです。

 

人間力を高めたいならまずは「メタ認知」を身につけましょう。

 

まとめ

  • 人間力という言葉の曖昧さ
  • 人間力がないと感じる人はどんな人?
  • 自分の心の隙間を自分で満たしているのが前提
  • 人間力の正体は相手視点
  • 人間力を高めたい人がまずやるべきこと

今回は人間力とは具体的に何なのかについて話しました。

 

人間力という言葉は抽象的で曖昧ですが

人間力が高いと言える人は

  • 自分の心の隙間を自分で満たしている
  • 相手視点ができる

の2つができている傾向にあります。

これらができるようになるためにもまずは「メタ認知」を身につけましょう。

 

もっとメタ認知について知りたいという方には以下のサイトにある解説が分かりやすいです。

当ブログとは全く関係ない外部サイトですが、

人間力を上げたいのであればぜひ一読してみることをオススメします。

【メタって何?】メタ認知とは? 意味、2つの鍛え方、ビジネスの具体例など

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