この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 人間観察をする人の心理が分からない
- 人間観察はどう役立つのか知りたい
- 人間関係を円滑にしたい
- 人間関係に悩んでいる
- 人間関係においての争いごとが嫌い
- 人間関係を賢く立ち回って世渡りしたい
- 人にだまされたくないし詐欺に巻き込まれるなんてもってのほか
- 普段から要領が悪いのでもっと賢く動けるようになりたい
- 物事の本質を見通せるようになりたい
- 賢く幸せな人生を送りたい
- ビジネスにおいて余計なリスクを回避していきたい
こういった人たちの悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 人間観察が趣味と公言する人は本物ではない
- なぜ人間観察が必要か
- 人間観察するメリット
- 人間観察力を身につけるために
- 人間観察がもとにできた記事
「人間観察」と聞くと何が先に思い浮かびますか?
おそらく不思議さんによくある趣味として思い浮かぶでしょう。
不思議ちゃんアイドルや女優といった芸能人のプロフィールに割とある言葉です。
そのせいか「人間観察する人は変な人。気持ち悪い。」と思われるのではないでしょうか。
そんな世間の「人間観察」に対する悪いイメージを払拭したい!
と思い、本記事で扱うことになりました。
人間観察はむしろ世の中をうまく立ち回って幸せに生きる上で必須のスキル(というか習慣)です。
僕はわざわざ趣味として公言はしませんが普段から人間をよく見て地雷を回避しつつ
いろんな人を反面教師にしたり良いところを見て学んだりして成長しています。
面倒な人に目をつけられてトラブルに巻き込まれたくないですし、日常生活の全てを勉強としてインプットして
効率よく成長できた方が合理的だからです。
こう考えられたのも、子供の頃に人間関係で悩んだり劣等感に押し潰されて鬱病になったからです。
そこから自分を変えるために誰よりも尽力してきました。
そしてある営業会社でトップ営業マンを経験し、現在はマーケティングの勉強をしつつビジネスを展開しております。
営業もマーケティングも共通するのは人間の心理を読み取ることですので人間観察の最たるものです。
だからなおさら僕は人間観察を普段から無意識にしているのでしょう。
今回はそんな僕が人間観察の素晴らしさについて語っていく記事です。
読者のみなさんにとっても役立つ内容であることは間違いありません。
5分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
人間観察が趣味と公言する人は本物ではない
冒頭でも触れましたが
「趣味は人間観察です♪」
と自称する芸能人や身近の人は
ぶっちゃけホンモノではありません。
本当に人間観察しているならそんなこと公言する必要はないわけですよね。
「私はあなたを観察しています」とバラすことになって、観察の対象が普段と違った動きをしたら
観察結果の信ぴょう性と、それに対する考察の整合性に疑いを持たざるを得ないですよね。
結局、こうやって公表する人は自分のキャラ作りをしたいだけなのです。
アイドルだったら不思議ちゃんキャラを出して売れるようになりたいという目的があります。
身近な一般人が自称するのはちょっと痛い気もしますが、なりたいキャラを人前で出しているのでしょう。
僕からすればこういう人は99%人間観察をしていません。
してたとしても公表する時点で賢い人ではないので相手にしません。
なぜ人間観察が必要か
なぜ人間観察が必要かの理由については
マクロ的視点(広い視野で全体を見る)の理由と
ミクロ的視点(狭い視野でひとつひとつを見る)の理由
に分けて話していきます。
マクロ的視点の理由
人間観察をするということは
人間を知り、世の中を知ることです。
例えば
地震のメカニズムを知るためには地震を観察するわけです。
その観察結果からできた考察をもとに次に来る地震を察知したり
どんな地震対策をすれば良いのか分かります。
観察をせず、対策もしなければ次に地震が来た時に甚大な被害が出ます。
それと同じで人間を知るためには人間を観察しなければ分かりません。
こういう話し方をすれば人間は動くのかと分かればそういう話し方をすれば良いし(これが心理学と脳科学)
こういう広告を打てば人間は注目をするのかと分かればそういう広告を打てばいいし(これが統計学とマーケティング)
人間はこういう過ちをしてしまうパターンがあるのかと分かれば再発を予防すればいいし(これが歴史と政治)
人間はこうやって物事を考えたり悩んだりするのかと分かればより高次元に考えられるし(これが哲学)
人間を観察するだけで学問になるのです。
そしてその人間の複数形が社会(世の中)なのです。
特にビジネスの世界では人間と世の中について知った上でどう立ち回るのかが大事になります。
人間の心理に反することをすれば人は離れていき
世の中の流れ(需要と供給、トレンドなど)に反すれば収益は得られません(今頃ガラケーのサービスを展開しても儲かりませんよね)。
つまり、人間と世の中を知るためには人間観察は必要不可欠なのです。
ミクロ的視点の理由
マクロ的視点の時は学問やらビジネスやら高尚な話になりましたが、あまりそういうのに興味のない人もいますよね。
ミクロ的視点の理由についてはもっと身近な話になります。
特に言えることは人間関係です。
Aさんという人間の思考パターンを知ればAさんとの人間関係はそれなりにうまくいきます。
例えば
Aさんが体育会系のおっさんで根性論が好きな場合、
あなたがどんなに論理的に正しいことを言おうとAさんは反発します。
なのでAさんと話している時はとりあえず根性論を尊重するような話し方をしつつ
上下関係の礼儀を意識すればAさんと仲良くなりやすいです。
Aさんの普段の発言や思考パターンを観察していれば
Aさんの前でこれを言っちゃいけないな・・・という地雷ポイントが分かるのです。
余計な地雷を踏んであなたが不利な状況に追い込まれたり、
トラブルに巻き込まれて消耗するのは面倒ですよね。
バカ正直に誰にでも同じく接するのではなく、人間観察で得た知見を利用して
それぞれの人に合った接し方をすればいいのです
(ただし八方美人になると疲れるので関わるメリットのある人にだけやればいいです。
関わるメリットもないのに自分を押し殺して生きるぐらいなら関わらないのが一番です)。
営業をやっていれば相手に合わせたそういうテクニックが必要なのは分かりますよね。
営業に限らずとも、職場で面倒な上司を観察して地雷にハマらない立ち回りができます。
あとは友人・恋人関係でも
「Bちゃんはこういう話をしている時がいつも嬉しそうだから今度こんな誕生日プレゼントをしようかな!」
なんて考えることができればBちゃんもそのプレゼントを喜んでくれる可能性が高いです。
こうやってひとりひとりを観察するだけでうまい立ち回り方をすることができるのです。
人間観察するメリット
既にメリットを言ってしまった感がありますがいくつか挙げていきます^^
面倒な地雷を探知し、避けられる
これは前述の通りですが、
組織の中で
- Aさんの前でこれを言うと地雷
- Bさんの前でこれをすると地雷
- Cさんは何でもケチをつけてくる地雷
と分かればAさんとBさんの面前でタブーを犯さないようにしつつ
Cさんとは物理的に距離を置くようにすれば被害を最小限に食い止められます。
無駄に地雷を踏んで消耗したっていいことないですから賢く立ち回りたいですね。
あとは儲け話を持ってくる詐欺師も多いですが
詐欺師の話をまともに聞くと本当っぽく聞こえて騙されてしまうので
詐欺師の話し方や雰囲気、仕草、思考パターン、立場を見て「こいつ絶対稼いでないから地雷だな」
と分かれば自分の身を守れます(詐欺に遭ったり、詐欺師を見てきた僕が言うので間違いありません)。
詐欺師に限らず、嘘つきを見抜くことができるだけで人生のリスクが軽減されます。
自分を守りつつ相手と関わりやすい距離感が分かる
人間はお互いに知られたくない一面を持っています。
それがどの程度のレベルかどうかは人それぞれです。
人と関わっていく中で
- この人とは顔見知り程度の仲でキープした方がお互いにとって心地いいだろうな
- あの人とはかなり波長が合うからもっと関係を深めた方がいいな
- コイツはグイグイと踏み込んでくるから距離を保ちたいな
という加減が分かってきます。
こうすることでお互いにとって近すぎず遠すぎず、関係を壊さない範囲での付き合い方が感覚で理解できるようになります。
これも相手を観察することで分かりますね。
逆に観察しないと独りよがりになって人付き合いに苦しみます。
反面教師にして自分を磨ける
「人の振り見て我が振り直せ」という言葉があります。
自分が当たり前にやっていることを人にやられると不快な気持ちになることがありますよね。
例えば
あなたに爪を噛む癖があったとして、それを他の人もやっているのを見たらあなたはどんな気持ちになりますか?
あなたが普段から他人に「〜べき」を押し付ける癖があったとして、それを他の人があなたに対してやっていたら(略
あなたが自慢話ばかりする癖があったとして、それを他の人があなたに対してやっていたら(略
何か心当たりはありませんか?
こういった過ちは誰にでもあるものですが、人間観察をしていれば反面教師がそこらへんにいるのです。
日常生活全てが学びになりますね。
若いうちから自分を律する人はこういうことができている人だと思います。
他人の良い部分を学べる
これは反面教師とは逆ですが、誰かの良い部分を学ぶことができれば自分のレベルも上がります。
「他の人は気づいていないけど、この人は見えないところでこういう努力をしている」とか
「あの人はこういう配慮がひとつひとつ行き届いている」
と気づくだけでも大きな学びになりますね。
嫌なトラブルを繰り返さなくてすむ
人間関係や組織のトラブルは大体がパターン化されていて普遍的なので
ひとつひとつを観察していれば小さなトラブルの芽を大きくなる前に摘んだり
予測した上で対策を取ることができます。
例えば
会社が従業員を恐怖で支配すると報連相をせずにみんな隠すようになったり、責任をたらい回しにしてしまう風潮ができます。
そうすると組織として健全に機能しなくなるのでお客さんに質の高いサービスを提供することはできませんよね。
何か重大なミスを放置していたら会社の信用問題や存続の危機に繋がります。
なので自分が経営者の立場なら大きなトラブルが起きる前に環境を改善する工夫が必要にあります。
これは従業員や会社を観察していたら事前に分かる予兆ですよね。
人間と世の中の法則性を知れるのでビジネス活動がうまくいく
これも前述の通りですが
ビジネスというのは人間の心理と世の中の流れ(需要と供給、トレンドなど)を理解した上でうまく乗っかれば成功するのです。
既にだいぶ話しているので詳しくは割愛させていただきます。
日常がインプットなので発信ネタが尽きない
目に見えるもの全てから学べるので、そこから得た学びを
twitterやブログなどにアウトプットすれば頭に定着します。
特に発信を仕事とする人にとっては発信ネタが尽きないのは大きな恩恵を受けることでしょう。
思考を深められる
- この人はなぜこういう行動をするんだろう
- あの人はなぜ人に慕われるんだろう
- 会社ではなぜこういう慣習があるのだろう
- どうしてあの二人にトラブルがあったんだろう
というのを観察しながら考える癖があるだけで物事の法則性が分かってきます。
「あ、こういう時はこんなことが起こるんだな!」
と分かれば理解が深まるのです。
そうやって日常に起こる具体的な出来事を抽象化して考えられるようになれば
論理的思考力がめちゃくちゃ上がります。
人間観察力を身につけるために
人間観察が大事なことは分かりましたが、では何をすればいいのか
という疑問が湧きますよね。
そんなに難しいことではありません。
ひとりひとりにフォーカスして考える時は
この人は
- どんな話をするのが好きだろう
- どんな時に機嫌悪くなるんだろう
- どんな時に喜ぶんだろう
- どんな考え方を持ってるんだろう
- なぜこんな行動を取るんだろう
- 俺だけにこんなことをするのか、他の人に対しても同じことをするのか
- その発言をすることでどんなメリットがこの人にあるんだろう
- どんな立場でこういう発言をしているんだろう
- なぜこんなにウザいヤツと感じるんだろう
- なぜあの人と仲良いんだろう
- なぜこういう性格なんだろう
というのを観察しながら考えたりします。
電車に乗ったり街中を歩いている時は
- どんな特徴を持った人が多いんだろう
- どんな客層がいるんだろう
- どんな気質の人が多いんだろう
- 他の電車(または街)との違いはなんだろう
などと周りを観察しながら自分なりに仮説を立てたりします。
僕は物事が成り立つのには必ず理由があると思っていて、その理由を観察しながら考えるのです。
小さなことでも構わないので観察し考える癖をつけるといいでしょう。
人間観察がもとにできた記事
「とは言っても人間観察ってどうすればいいのか分かんないよ〜泣」
って人も多いかもしれないので
参考までのこれまでの人間観察によってできた過去記事を貼っておきます(ほんの一部ですが)。
それらを参考にしつつ自分なりに人間観察していただければなと思います。
まとめ
- 人間観察が趣味と公言する人は本物ではない
- なぜ人間観察が必要か
- 人間観察するメリット
- 人間観察力を身につけるために
- 人間観察がもとにできた記事
人間観察は奥深いことが分かっていただけましたでしょうか。
人間観察は
余計な消耗をせず、
効率よく成長しつつ、
賢く幸せに生きるために必要な能力です。
そんな生き方がこのブログのテーマだったりします。
これを機にぜひ人間観察する習慣を取り入れてみてください^^
コメントを残す