この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 思い出したくない過去がある
- 昔を思い出すだけで胸がえぐり取られる感覚である
- いじめに遭ったことがある
- 親から虐待を受けていた
- 自分勝手な親に振り回されて散々な目に遭った
- 過去に理不尽な嫌がらせを受けていた
- 昔の自分と決別したい
- つらい過去を忘れたい
- 自分を変えたい
- もっと強い自分になりたい
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 過去の経験は忘れずに胸に秘めておこう(過去を忘れるな)
- 心にドス黒い炎を燃やそう
- 過去は弱みではなく強み
- トラウマは敵ではなく強力なパートナー
今回はつらい過去に苦しむ人へ向けて話します。
かく言う僕も思い出したくないことだらけで突然情緒不安定になったりすることが最近まで続いていました。
今でも思い出すだけで
「あの時こう言い返しておけばよかったのに」
「証拠を第三者に流せばよかったのに」
「あの環境とさっさと決別すればよかったのに」
「なんであんなやつに俺は感謝してたんだろう」
とキリがなくなって疲れます笑
腹わたが煮えくり返りそうで、未だに後悔だらけです。
ちなみに「この記事は以下に当てはまる人にオススメです。」
に書いてあることは全部僕に当てはまってます笑
ここで言う「親」とは「実父」のことですが、暴力的で自己中でとにかく人間として終わっていたので
今では連絡を全て絶って、縁を切っています。
他にもいじめや嫌がらせを受けたり、鬱になったり、詐欺に巻き込まれたり・・・
そんな僕ですが、苦しめられながらも現在は誰よりも強く生きています。
まだ発展途上ですがこれからの自分の人生に確信を持っています。
そうやって強く生きられるようになった考え方を本記事で解説していきます。
結論は目次の通りです。
以下で具体的に解説していきます。
3~4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
過去の経験は忘れずに胸に秘めておこう(過去を忘れるな)
「過去は忘れよう」
そう自分に言い聞かせていませんか?
そんなあなたに残念なお知らせです。
「無理です。」
過去は忘れようにも忘れられないものなのです。
むしろそんな簡単に過去を忘れてしまったら、当時の自分があまりにもかわいそうではありませんか?
あんなに必死に生きたのに忘れられてしまうのですから。
そもそも人間はネガティブな経験が記憶に深く残り、ポジティブな経験は忘れやすくできています。
学校であった嫌なことは鮮明に覚えていても、楽しかったことは意外とそんなに思い出せませんよね。
これは生き物としては自然なことです。
自分の身に危険を感じれば、その場面を覚えて同じ目に遭うのを防ごうとする防衛反応があるのです。
そりゃ毎回忘れていたら生命の危機に何度も晒されるので忘れられないわけです。
精神的ストレスも体にダメージを与えるのですから、それに対して反応するのも生き物として自然です。
よく「過去を忘れてこれからを生きよう!」というキレイ事の励ましがありますが
半分間違いです。忘れるなんて無理だから。
むしろ「過去を忘れずにこれからを生きよう!」と僕は言いたい。
もう一度言いますが、過去は忘れるどころか胸に刻んでください。過去の自分のためにも。
その過去がこれからを生きる上で原動力になりますから(この辺は次で話します)。
心にドス黒い炎を燃やそう
過去の経験は忘れずに胸に秘めておこうというのは前述の通りです。
その上で心にドス黒い炎を燃やしましょう。
内なる炎です。
僕は以下のこと具体的に思い出すたびにドス黒い炎に燃料が注がれます。
- 誰にも相手にされなかった
- 自分と他の人に圧倒的な能力の格差を感じた
- 見下された
- 言いがかりをつけられた
- 明らかに自分だけひどい扱いを受けていた
- 理不尽な目に遭った
思い出すだけで闇の力が湧き上がってきます(厨二病)。
その度に「誰よりも強くなって将来勝ち組になってやる」と燃えたぎるのです。
見下されたことが悔しいのであれば将来自分が見下し返せばいい(もちろん露骨に態度に出さないように)。
そして、それらのつらい経験を耐えた過去の自分に感謝するのです。
くじけそうな時でも、「こんなんじゃ過去の自分に申し訳がない」と使命感が出てきます。
なので僕はそこらへんのチャランポランな人や、ただ意識が高いだけの人、ビジネスサークルをしてる頭の悪い連中などとは一線を画していますし
周りの人のモチベーションに左右されたり、誰かにケツを叩いてもらうことはせずに
淡々と自分のやるべきことに専念しています。人生に対する本気度が違うから。
格が違うから。
おごり高ぶるつもりはありませんが
関わる人間のレベルを見極めますし、自分と吊り合わない人間とは深く付き合いません。
吊り合う人間だったとしても過剰な馴れ合いはしません。
このぐらい僕は心にドス黒い炎を灯しています。
ここまでのレベルになる必要はありませんが笑
人よりもつらい過去を経験しているのなら、その分は誰よりも強い炎を灯しましょう^^
過去は弱みではなく強み
今の自分の生き方や考え方は良くも悪くも過去に影響されています。
過去がどんなものであろうとあなたの強みにしましょう。
過去を弱みと捉えるか、強みと捉えるかはあなた次第です。
例を挙げます。
僕は論理的に物事を考えたり俯瞰するのを習慣化しており、頭を使って「強く賢く」生きるようにしています(このブログのテーマでもありますね)。
なぜそうなったのかというと、これまでに数え切れないほど自分が理不尽に悪者にされてきたからです。
自分に非がなくても、または仕方なくそうなったとしても
学校でも家でもアルバイト先でも職場でも、あらゆる場面で僕は悪者にされてきた経験があります。
でもバカだった自分は本気で自分が悪いと思って自分を責めていました。
そのせいでますますナメられたり、鬱病になったり、自己否定ばかりで自分を見失っていました。
もっと自分の頭が良ければ
論破して抵抗したり
さっさとあの環境を抜けたり
自分がどう悪くなくて、相手がどう悪いかを論理的に説明したり
証拠を第三者に流すことができてたのに・・・
と後悔してしまうのです。
実際のところ論破したところで人間は素直に謝らない生き物だと最近分かったので、無益な戦いをしないようにはしていますが
少なくとも自分がバカでなければ相手の言葉を鵜呑みにして自己否定しなくて済んでいたはずです。
このように、頭が悪いことで弱者として虐げられてきた過去があるから
僕は頭を使って自分を守りつつ(おかげで論理的思考力は高くなりました)
低レベルな人と環境を極力避け、誇り高く生きようと誓ったのです。
全ての原点はここです。
「あの屈辱を二度と味わいたくないから」
そう考えるたびに、過去はドス黒い炎の燃料になり、僕の力になってくれます。
ただの根性論と思われるのも嫌なので心理学的な話を補足しておくと
これは「リフレーミング」の一種です。
物事の解釈の仕方や捉え方を変えて見るということです。
フレームなので、枠組みを変えて解釈しようということになります。
過去に対してどう捉えるかはリフレーミングを使った考え方になります。
トラウマは敵ではなく強力なパートナー
トラウマに苦しむ人が世の中には多いですが、
トラウマは正式には「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」
と言います。
ところが、トラウマを乗り越えて成長するパターンもあり
心理学的にも新しい概念として生まれています。
その概念を「心的外傷後ストレス成長(PTSGまたはPTG)」と言います。
トラウマは苦しいものであり、人生をかけて戦い続ける因縁の敵かもしれません。
しかし、そのトラウマとの死闘に勝ち、飼いならすことができれば強力なパートナーになってくれます。
具体的にどのくらい強力な味方になってくれるかというと
PTSDはショッキングな出来事によって不安や憂鬱が付きまとう症状ですが、PTGは逆に非常に困難な試練に挑むことで、最高の資質を開花させ、より幸せな生活が送れるようになることです。つまり、ショッキングな出来事を経て憂鬱になる人もいれば、幸福になる人もいるということになります。
「スーパーベターになろう!」ではPTGを経験した人が口にする代表的な五つの言葉が紹介されています。
1.優先順位が変わった。幸福になるために行動することを恐れなくなった。
2.友人や家族を身近に感じるようになった。
3.自分をもっと理解できるようになった。自分が何者なのかわかった。
4.人生に新しい意義と目的を見出した。
5.目標と夢に集中できるようになった。
「スーパーベターになろう!」 はじめに
引用元 : PTSDではなくPTGを獲得する〜ショッキングな出来事のあとに以前より強く、幸福になる〜
なんだか希望が湧いてきますね!
僕もある程度はトラウマを乗り越えていて、引用文の3と5は特に実感できました^^
どうやってトラウマを乗り越えるかは人それぞれなので一概には言えません。
トラウマの種類や深刻さによりけりです。
しかし、そんなトラウマが敵ではなく味方にもなり得ると考えたら少しでも気がラクになりませんか?
アドラー心理学だと「目的論」を唱えるのでトラウマの存在は否定されますが、
そういう考え方でトラウマを無かったことにするのもアリです。
※アドラー心理学や「目的論」を知らない方は調べてみてください^^
ちなみに僕はまだ乗り越えきれていないトラウマがあるので自分磨きをしつつ、残りのトラウマも叩き潰していきます笑
トラウマ持ちの方は幸せな人生になるのはこれからですよ!
まとめ
- 過去の経験は忘れずに胸に秘めておこう(過去を忘れるな)
- 心にドス黒い炎を燃やそう
- 過去は弱みではなく強み
- トラウマは敵ではなく強力なパートナー
少しでも過去やトラウマとうまく付き合えそうに思えたでしょうか?
無理して忘れようとするのではなく自分の力に変換しましょう。
すぐにできなくても、これから人生をかけてゆっくりと戦っていけばいいのです。
成長できれば勝ちなんですから。
この記事がきっかけで少しでも人生が良くなるきっかけができれば嬉しいです^^
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