この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。
- 人に嫌われるのが怖い
- 一人でいると「あいつ友達いないんじゃね」と思われるのが怖い
- 人間関係にトラウマがある
- いじめられた経験がある
- 自分自身を売り出したり発信する仕事をしているがネットでの批判を気にしてしまう
- 職場で自分の悪口が気になる
- 先輩や上司に嫌われたくなくて不合理を聞き入れてしまう
- 八方美人で疲れている
- アダルトチルドレンで生きづらい
こういった人たちの悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 嫌われるのが怖いのは日本で生きるためにできた防衛本能
- 現在は嫌われても生きられる時代
- 人に嫌われるのは怖くない(論理的に解決させます)
学校でも職場でもみんな共通して悩む人がいます。
「人に嫌われたくない」
「嫌われるのが怖い」
特に思春期の学生は学校の同調圧力でストレスを感じてしまいやすいですが
社会人になっても嫌われるのが怖い人はたいていの場合
- 学生時代にイジメられていた
- 好きな人にショッキングな振られ方をされた
- 家族から虐待を受けていた
- 親から完璧主義な教育を押し付けられてきた
という経験があり、トラウマを抱えています。
心理学用語で言えばインナーチャイルドが傷ついている人です(興味がある人は調べてみてください^^)。
僕もそのうちの一人でした。中学後半〜大学生までは鬱病を患ってました。
なので大学受験を終えてからは
- 心理学
- コミュニケーション術
- 人間関係
- 自己啓発
- 哲学
についてかなり勉強しました。
が、結論から言うと
どんなに自分が聖人君子レベルに人柄も能力も素晴らしい人になったとしても
人から嫌われることを避けることはできません。
なんだか分からないけど人を好きになるのと同じように
なんだか分からないけど人を嫌いになることもあるのです。
好きなタイプは人それぞれであり(デブ専、ブス専、枯れ専などもいるぐらいですから)
嫌いなタイプも人それぞれです(真面目な人を嫌ったり、不真面目な人を嫌ったり)。
本記事ではこんなふうに割と論理的な視点で話していきます。
「励まされたい」
「インナーチャイルドを癒したい」
「心理学を知りたい」
という人がいれば趣旨が変わってしまうのでカウンセラーさんのブログや専門サイトを調べてみることをオススメします^^
ただ、励まされたいとか元気付けてほしいだと
人間の性質上、一時的に気分が良くなるだけで3日ぐらい経てばまた落ち込むので
論理的に考えて割り切ることを習得する方が長期的に見て解決できるんじゃないかと思います
(でもインナーチャイルドは癒しておいた方がいいですよ!)。
では本題に入っていきます。
4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
嫌われるのが怖いのは日本で生きるためにできた防衛本能
嫌われるのが怖いのはあなた自身の問題ではありません。
日本という島国の環境や文化で
生きていくために必要なので歴史の中で根付いてきた気質です。
そもそも島国は周囲が海に囲まれているので異文化との接触がほとんどありません。
フランスとドイツは歴史上、悲惨な戦争をしてきた隣国関係ですが
地続きになっているので国境線あたりの住民からするとフランスもドイツもほとんど変わりませんし
混血も多いです(歴史によって国境線は何度も変わっているので当然と言えば当然ですが)。
電車で隣国に行くことも気軽にできるわけです。
そういうこともあってか現在のフランスとドイツは関係が良好と言えます(両国ともEUにおいて共同でリーダーシップを発揮しています。)。
しかし日本と韓国はどうでしょうか。
隣国とは言っても海の向こう側なのでフランスとドイツの関係ほど身近で親近感が湧くわけではありません。
どちらかというと、よそ者のようにお互いを感じる風潮があります。
海によって境目が明確にできているので両国とも自国のアイデンティティが確立していてぶつかり合ってしまいます。
特に島国は自国の文化が強く、外部の文化に対して寛容になりにくいのです。
この時点で島国は異質なものを受け入れにくいと分かります。
また、歴史的に見ても
日本は島国かつ村社会だったので異国の人が行き来すること(シルクロードとか無いですよね)もなく村人(地域の人)でコミュニティが形成されていました。
このコミュニティ内で悪目立ちすると嫌われてしまい、いわゆる村八分にされてしまいます(「出る杭は打たれる」ということわざもありますよね)。
地域で集団のいじめを受けて追い出されると生きていけなくなります。
それだけでなく儒教の思想が伝わった影響があるのか、年上を敬わないといけない考え方が強いので
年上の人が力を持ち、若い人はそういう権力者に嫌われないように(村八分にされないように)生きてきました。
切腹や集団自決、神風特攻隊といった
個人の命や人権よりも大義を優先するのも世界的に見て日本特有です(イスラム国はまたちょっと違いますが^^;)。
さて、そんな日本で生きてきたあなたが
「人に嫌われるのが怖い」
なんて当たり前の考え方だと思いませんか?
これは日本の歴史が生み出した必然的な気質であり、あなたが悪くはありません。
現在は嫌われても生きられる時代
さて、現在はいかがでしょうか。
日本は島国とはいっても
ここ10年でSNSが大きく発展し、アメリカやブラジルといった日本から見て地球の裏側にある国とも
気軽にメッセージのやり取りや電話が無料でできるようになりました(LINEもSkypeも便利ですよね)。
また、ガラケーよりもスマホが普及し通信環境も変わったので
インターネット上で文字以外の媒体が使われるようになりました。
ニコニコ動画やYouTube、各種SNSの動画などで変わり者が発信することでウケるようになり
ネット上で変わり者同士のコミュニティもできるようになったので
地域との関わりがなくても生きていける時代になりました。
しかしこうなったのもここ10年の話です。
急激な時代の変化がありながらも
やはりこれまでの歴史が長かったせいなのか「嫌われたくない。変わり者は嫌われてしまう。」思考は人々の頭の中から消えていません。
このギャップをいかに無くしていくかが今後生きていく上で重要だったりします。
人に嫌われるのは怖くない(論理的に解決させます)
ここまででも十分に論理的に解決してきたと思いますが
もうちょっと具体的にフォーカスして話していきます。
人に嫌われるのが怖い人へ
①地球には70億人いてまだ増えます。友達はいくらでも作れる
②みんな自分の人生に必死であなたに興味はありませんし1年後には忘れてます
③羽生結弦や安室ちゃん嫌いな人も世の中います
④全員に好かれる事も全員に嫌われる事も不可能です
⑤社会は頭の悪い人多いです
— とよでぃ@キレイ事よりも論理 (@toyotaro0420) December 19, 2018
人に嫌われるのが怖い人へ
①地球には70億人いてまだ増えます。友達はいくらでも作れる
②みんな自分の人生に必死であなたに興味はありませんし1年後には忘れてます
③羽生結弦や安室ちゃん嫌いな人も世の中います
④全員に好かれる事も全員に嫌われる事も不可能です
⑤社会は頭の悪い人多いです
言いたいことは僕が先日ツイートした内容そのままです笑
①地球には70億人いてまだ増えます。友達はいくらでも作れる
ここは解説しなくても分かると思います。
地球上には70億人もいます。
僕が小学生だったときには60億人と習いましたが、半端ない増加スピードですね笑
日本の人口は減少しており、若い年代が少ないですが(電車乗るとおっさんしかいないですよね)
世界を見渡せばいくらでも若い人がいます(香港も台湾も電車は若い人が多すぎてうるさかったですw)。
ネットやSNSでこんなに世界の距離も縮まっているのもあるので外国語さえ多少話せれば
友達はいくらでもできます。
そういう意味でも日本語以外の何かしら語学を学ぶと楽しいですしオススメですよ!
そして年々世界の人口は増えています。
世界規模で見たら目の前の人間2~3人に嫌われようが
たった一つのコミュニティに嫌われようが全く大したことはありませんよね。
まあ人間が一生のうちに付き合える人数を考えると日本の人口は割と多いので
日本国内でもいくらでも友達はできます。
友達だけでなく恋人選び(35億!)も尊敬するメンター選びでも同様です。
②みんな自分の人生に必死であなたに興味はありませんし1年後には忘れてます
ショッキングなのか安心するのか分かりませんが、これが事実です。
大半の人間は生きていくために金銭面で必死なので心に余裕がありません。
心に余裕がないので世の中にはちょっとしたことですぐにキレる、民度の低い人間がいます。
お金以外にも病気にかかったり事故に遭ったり、親の介護や遺産問題、コンプレックスに悩んだり
結婚ができないことで必死な人もいます。
そんな人があなたのためにわざわざあれこれ考える時間を取りません。
資本主義ですからみんな食っていくのに必死なのです。
良くも悪くもドライです。会社があなたを雇うのも利害が一致しただけであり、あなたに特別な情もありません。
③羽生結弦や安室ちゃん嫌いな人も世の中います
羽生結弦だから嫌われているのではなく
安室奈美恵だから嫌われているのではなく
どんな優秀な人や人気者でも必ずアンチがいます。
福山雅治を嫌いな人も
新垣結衣を嫌いな人もいます。
ゆえに嫌われること自体はあなたの能力の有無や人格とは関係ありません。
④全員に好かれる事も全員に嫌われる事も不可能です
③に続きますが、
どんな優秀な人でも人気者でも嫌う人がいるので
世の中の人全員に好かれることは不可能です。
逆にいうと
どんな犯罪者でも
どんな人間のクズでも
世の中の人全員に嫌われることは不可能です。
凶悪犯罪者と交際している(していた)女性がいるわけですし
だらしなさすぎて常に人に迷惑をかけて当たり前のようなクズでも友達がいたりします。
人に嫌われるのが怖い人に言いたいことは
「世の中の人全員に嫌われることも不可能だよ」
ということです。
⑤社会は頭の悪い人多いです
みなさんも経験があるかもしれませんが
- 学校や職場で理不尽にキレられた
- 老害に嫌味を言われた
- ネットの掲示板やSNSのコメント欄でくだらないことで荒れた
- ありもしないことを噂されて嫌われたり陰口を叩かれた
といったことがあります。
まともに彼らの話を聞いても論点がズレてたり
そんなことでキレる?という場面があったり
明らかに悪意を持って嫌がらせをしているケースがあります。
残念ながらお察しの通り、社会には頭の悪い人がたくさんいます。
全員が全員頭が良かったら世の中にパワハラのような明らかに生産性の低いこと(むしろ組織をダメにする)をする会社も人間も存在しません。
たったの数万円を奪うために人を殺したりする事件も存在しないはずです(明らかにコスパ悪いですよね)。
しかし現実を言うと政治家やスポーツ系の協会のお偉いさんまで不祥事が多いのですから
社会がまともな人間で成り立っているという思い込みをまずは無くさないといけません。
あなたが100%悪くなくてもあなたを嫌い、脅かす人間が存在するのが事実なのです。
まとめ
- 嫌われるのが怖いのは日本で生きるためにできた防衛本能
- 現在は嫌われても生きられる時代
- 人に嫌われるのは怖くない(論理的に解決させます)
以上ですがいかがでしょうか。
頭では納得しても、やはり人に嫌われるのが怖いという人もいるかもしれません。
そんな人は社会経験を積みつつ、インナーチャイルドを癒しつつ(詳しくは調べてみてください)、
それでもつらいときはまたいつでも本記事を読み返してみてください。
自分に起きた出来事や事例を本記事の論理に当てはめてみると、より実感すると思います。
嫌われるのが怖くて動けないという人が少しでも減ってくれることを願っています(o^^o)
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