この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 人の目線が気になって病んでしまう
- 人にどう思われるかを過剰に気にしてしまう
- 一人で行動していると「ぼっち」に思われるのが怖い
- 学校や職場で周りにどう見られているのか気になる
- 誰かに見られているんじゃないかという強迫観念がある
- 周りの目を気にして目の前のことに集中できない
- 電車の中にいても周りの目が気になって落ち着かない
- とにかく人が怖い
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- その感情は事実?思い込み?(分けて考えよう)
- ネガティブな感情について考えること自体をやめる
- 「怒られる=あなたの人格を否定されている」のではない
- 他人はあなたよりも自分のことを気にする
- 課題の分離をする
- 人間は人前以外ではみんなクズ
- 友達は作るものではなくできるもの
- 批判も称賛も言った本人が忘れているもの
- 断る方が相手のためになると知る
- 嫌われずに生きることが不可能だと知る
- コンプレックスを徹底的に消してむしろ魅力的な自分を目指すのも手
- SNSで意見を発信するのも手
人目が気になるという悩みは意外と多いようで、ネットで調べてもたくさんのサイトが出てきます。
実は僕も人目を過剰に気にしすぎて鬱になった経験が学生時代にありました。
高校だと休み時間にトイレに向かうために廊下を歩く際もビクビクしていた時期がありましたし、
体育の時間なんて運動神経が悪くて戦力にならなかったり友達がいなかったりで孤立していて苦痛でした。
特にバスケやバレーボールで肝心な時に点を入れられなかった時のシラけた感じがすごくつらかったです。
その度に自分を責めたり、体育の時間を恨んだりと精神的に疲れ果ててました。
当時の自分は落ちこぼれで何もできないし、外見も内面もとにかく劣等感の塊だったのです。
そこから全力で自分を変えようと10年近く歯を食いしばって生きてきましたが、
その過程で対人コミュニケーションや心理学、コーチングについて猛勉強しました。
今ではだいぶ人目を気にしなくなりました。
とはいえ、外見と内面磨きにもかなり自己投資してきたのでその分の自信もあるとは思いますが笑
本記事ではそんな僕が人の目線を怖いと思わなくなる方法を解説していきます。
かなり豊富なラインナップを取り揃えていますので好きなところから読んで試してみてください^^
6分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
その感情は事実?思い込み?(分けて考えよう)
まず大前提として知ってほしいことですが
人目を気にする人は自分で自分を苦しめているのであり、他人が直接あなたを苦しめているのではありません。
例えば
- 「職場(学校のクラス)のあの人はいつも無愛想だから私のことを嫌ってるんだろうな」
- 「私の秘密がバレて、あの人は私のことを軽蔑しているんだろうな」
- 「私はあの人を好きだけど、あの人は私なんか相手にもしないんだろうな」
- 「休み時間に一人で過ごしていたら、あいつ友達いねぇなwとか思われないかな」
- 「大学生でぼっち飯とか痛いやつとしか思われないだろうな」
- 「大事なあの場面で失敗したせいで俺はみんなに後ろ指をさされているだろうな」
- 「俺みたいな役立たずはみんなから迷惑としか思われていないんだろうな」
といった悩みがあるとします。若い人には特にあるあるの悩みだと思います笑
具体的な場面としては、部活の大会や会社の重要なプレゼンで失敗して同じように落ち込んだり
あるいはアルバイト先で要領が悪くて自己嫌悪に陥ったりとか。
しかし、これらに共通して言えることは
「その感情は果たして事実なのか?」
ということです。
実際には周りの人もそこまで気にしてないかもしれないですし、3日も経てばもう忘れている人もいます。
一人か二人には嫌われていたとしてもみんながみんなあなたを嫌っているわけではなかったりもします。
ましてや赤の他人が見知らぬあなたをいちいち気にしません。
つまり、過剰な思い込みにより自分で自分を苦しめているに過ぎないのです。
「被害妄想」や「自意識過剰」と同じように、事実ではなく自分の思い込みによる感情で苦しんでいるのです。
なので不安な感情が起きたら「これは事実なのか?思い込みなのか?」と分けて考えるようにしましょう。
ネガティブな感情について考えること自体をやめる
不安な感情、すなわちネガティブな感情に襲われたら「事実か思い込みか」を考えた上で
思い込みかもしれないと少しでも思ったら、もうそのネガティブな感情について考えること自体をやめましょう。
なぜならそれ以上考えたところで答えは分からないのですから。
また、ネガティブな感情について考えれば考えるほど頭が煮詰まって悶々としてしまいます。
考え抜いた結果、幸せな結論に行き着くことは99%ありません。
ただ、「考えてはいけない」と思うとますます考えるように人間の脳はできているので
他のことに意識をそらしてしまいましょう
(シロクマのジレンマと言われる実験がありまして、「今からシロクマについて考えるな」と言われるとみんなシロクマについて嫌でも考えてしまうのです。しかしシロクマ以外について考えると、そちらに意識が行くのでシロクマを忘れることができるのです)。
将来について考えてもいいし、好きな本を読んだり、友達と話したり、散歩したりすれば意識はそらせます。
「怒られる=あなたの人格を否定されている」のではない
もしもあなたが怒られることを怖がって人目を気にしていたら、こう考えてはどうでしょうか?
「怒られる=あなたの人格を否定されている」のではない。
批判についても同様です。
怒ったり批判している人はあなたの人格や存在価値について言及しているのではなく
あなたの考え方、論理、言葉、行動、態度、能力に言及しているのです。
決してあなたそのものを否定しているのではないのです。
とは言っても、パワハラ上司だと
- 「お前はダメなやつだ」
- 「お前は役立たずだ」
- 「お前はバカだ」
といった誹謗中傷的な煽り方をしてくる人もいるので
その場合はその会社を辞めた方がいいでしょう。
上司という立場は仕事において部下に指摘する権利がありますが、
部下の人格や存在価値を否定する権利はありません。それは仕事と関係ないですよね?公私混同も甚だしいです。
この場合は明らかに相手が悪いので自分が落ち込む必要はありません(とは言っても落ち込むのが人間ですが汗)。
こういう例外パターンを除いては、怒られることはあなたそのものを否定しているわけではないと知りましょう。
他人はあなたよりも自分のことを気にする
結局はこれに全て帰結してしまいますが、
あなたが思うほど他人はあなたに関心がありません。みんな自分のことを気にします。
集合写真を見てみんなが真っ先に気にするのはあなたの写真映りではなく自分の写真映りです。
電車の中で突然叫び出したり怒鳴る人がいても次の日にはみんな忘れています。
「言われてみれば変な人いたねー笑」程度です。
電車の中の変な人でこの程度の印象ですから、あなたのことをどう気にするのですか?
コンプレックスについても同じことが言われますよね。
ハゲとかデブとかの見た目のコンプレックスは恋愛対象としては確かにハンデがあるかもしれませんが、
外を歩いていてもいちいち誰も気にしません。もっとひどい人や汚い人がいくらでも歩いてますから笑
男性にありがちな銭湯での悩みも同様で、残念な人はいくらでもいるので誰もあなたを気にしません。
もう一度言いますが、他人はあなたのことよりも自分のことを気にしています。みんな自分の人生に必死ですから。
そう思うだけで少しでも気持ちがラクになりませんか?
課題の分離をする
アドラー心理学では「課題の分離」という考え方があります。
「課題の分離」をすると人目を気にしなくなります。
「課題の分離」とは
自分の課題と他者の課題を明確に線引きして、お互いの課題に介入しないということです。
悩みが多い人は他者の課題についても無駄に考える(介入しようとする)から悩みが多いのです。
自分の課題とは、自分がコントロールできること
他者の課題とは、他者がコントロールできること
です。
親の課題は親自身で考え、選択するもの。
友達の課題は友達自身で考え、選択するもの。
それに対してあなたができることは彼ら(彼女ら)を強引に従わせたりコントロールしようとするのではなく
判断は本人に任せ、どんな判断を下したとしても彼らを尊重することです。
今回の「人の目線が怖い」「人にどう思われているか不安」にどう当てはまるかというと
他者があなたのことをどう思うかは他者の課題なのであなたはコントロールできない
ということです。
あなたを見てどう評価するかは他者の課題なので
他者があなたを好意的に捉えるという選択をしようが
他者があなたを批判的に捉えるという選択をしようが
それは他者の課題なので、あなたがどうにかしようとは思わない(課題に介入しない)ことです。
「課題の分離」についてもっと詳しく知りたい方は名著『嫌われる勇気』を読んでみてください^^
ポチっても絶対に損しない本です!
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人間は人前以外ではみんなクズ
人目を気にする人はもしかしたら
自分を汚い人間とか、ダメ人間とか、落ちこぼれと過小評価しているかもしれません。
そのうえ、周りを過大評価している可能性もあります。
そんなことありませんよ!
悩むあなたの方がよっぽど誠実で高尚な人間かもしれません。
どんなに偉い人や優秀な人であろうが、人間は人前以外ではみんなクズですから!!笑
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友達は作るものではなくできるもの
学生にありがちなのですが、ぼっちを恐れていませんか?
友達が少ない、またはいないことで人目を気にしていませんか?(かつての僕です笑)
そんな心配は要りません!
友達は100人作らなくていいですし、友達は作るものではなくできるものです。
そもそもあなたが一人で歩いていようが一人でご飯を食べていようが誰もあなたを気にしません。
強迫観念で友達を作ろうとするとメンタル崩壊しますよ!
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批判も称賛も言った本人が忘れているもの
人間は気まぐれなことに自分が言ったことは忘れるのです。
批判も称賛も言った本人は忘れてケロッとしているものです笑
でも言われた側はなぜかいつまでも引きずってたりするものです。
子供の頃にクラスであなたに悪口を言った人も、大人になるとすっかりそれを忘れてたりします。
言われた側はずっと悩んでいたのにたまったもんじゃないですね!!( *`ω´)
でも人間はそんなものなので何を言われるかを気にして人の目線を怖がっているのもバカらしくなりますよ!
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断る方が相手のためになると知る
もしかしたら断ると人の目線が怖いから断れないという人もいるのではないでしょうか?
それは勘違いです!
むしろ断った方が自分のためにも相手のためにもなるのでwin-winです。
断らずになんでもイエスマンになったり、はっきりと言わずに濁す感じだと逆にお互いのためにならないので止めましょう。
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嫌われずに生きることが不可能だと知る
人目を気にする人は嫌われるのが怖いからです。
しかし、誰にも嫌われずに生きることは不可能だと知りましょう。
とはいえ嫌われるのが怖いという感情は日本で生まれ育てば自然な感情です。
なぜなら嫌われると生きていけない環境だったからです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
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コンプレックスを徹底的に消してむしろ魅力的な自分を目指すのも手
これは強気なやり方ですが
コンプレックスで人目を気にするなら、そのコンプレックスを徹底的に消してむしろ魅力的な自分を目指したら?
という話です。
人目を気にするというよりも
むしろ人目が欲しくてたまらないレベルになればいいじゃん
という発想です。
幸いなことに現代はコンプレックスを消して魅力的になる手段に恵まれています。
- ダイエット
- 筋トレ
- 美容整形
- 脱毛
- スキンケア
完全な自己満であることを自覚した上で徹底的にコンプレックスと戦ってスッキリするのも悪くないと思います。
だらしないor弱々しい体型がコンプレックスの人は筋トレして引き締まった体になればむしろ
「俺の体すごいだろ」と強気な気持ちになれて人目が欲しくなるので筋トレがオススメです^^
「見せる」どころか「魅せる」って感じですね笑
美容整形も美女や美意識の高いイケメンの間では割とメジャーになっているのでお金に余裕があればやってみるのもいいでしょう。
歯の矯正みたいなものですから。悪質な医師や経験のない医師、リスクの高い施術にさえ気をつければいいかと。
SNSで意見を発信するのも手
人目を気にする人は自分の考えをさらけ出すことに抵抗があったりもします。
面と向かって意見を言うのが苦手であればtwitterやブログで自分の考えや意見を普段から発信していれば
だんだんと普段から自分の考えをさらけ出せるようになるかもしれません。
特にtwitterは限られた文字数で自分の考えを発信したり、自分と似た考えを持つ人を見つけることができるので
非常にオススメです^^
自分と似た人がいるんだということを知るだけでも心の拠り所ができるでしょう。
また、ブログと違ってtwitterは開設に手間も時間もかかりませんから気軽に始められます。
まとめ
- その感情は事実?思い込み?(分けて考えよう)
- ネガティブな感情について考えること自体をやめる
- 「怒られる=あなたの人格を否定されている」のではない
- 他人はあなたよりも自分のことを気にする
- 課題の分離をする
- 人間は人前以外ではみんなクズ
- 友達は作るものではなくできるもの
- 批判も称賛も言った本人が忘れているもの
- 断る方が相手のためになると知る
- 嫌わずに生きることが不可能だと知る
- コンプレックスを徹底的に消してむしろ魅力的な自分を目指すのも手
- SNSで意見を発信するのも手
いかがでしたか?
人目を気にする人にとってはかなりのボリュームだったのかもしれません。
全てを実践しろとは言いませんが、自分に合う考え方や興味のある項目だけで構わないので
何かしら人生に良い変化をもたらすきっかけになればなと思います。
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