この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。
- 精神年齢が幼いと言われたことがある
- もっと大人になりたい
- みっともないことはしたくない
- 自分を俯瞰したい
- 自分を成長させたい
- 精神年齢を高めたい
本記事の内容
- 精神年齢が低い人は「要求」する
- いい歳しても要求する人が多い
- 要求する人としない人の思考の違い
今回は精神年齢が高い人と低い人の違いについて話します。
一般に精神年齢が高い人は大人っぽく落ち着いていて、低い人は幼くてみっともないとされています。
同じ20歳でも精神年齢が高いしっかりした人もいれば精神年齢が低くて痛々しい人もいたり。
この違いは何でしょうか。
実年齢なら明確に数字が分かりますが精神年齢はなんだか抽象的で分かりにくいですよね。
この辺りのふわっとした違和感を少しでも解消すべく、
精神年齢の高い人と低い人の根本的な違いについて解説していきます。
あくまで僕なりの解釈ですが割と本質を突いている気がします。
精神年齢が低い人は「要求」する
僕の知る限り、精神年齢が低い人ほど「要求」ばかりします。
一番イメージしやすいのが子供でしょうか。
幼稚園や小学生くらいの子は
- 「あのおもちゃが欲しい」
- 「このお菓子が食べたい」
とおねだりしてきます。
スーパーで子連れの親子を見ると分かりやすいですね。
小さいうちは可愛いものですが笑
これはもろに「要求」と言えます。
そして思春期になってくると周りの目が気になってくるので
- 「クラスのあの子はいい家なのになんでうちは…」
- 「こんなことになったのも親のせいだ」
- 「先生が悪い」
などと他責するようになります。
確かに世の中には毒親とか嫌な先生もいるのは現実ですが、
そうでない人に対しても攻撃的な感情を抱くのが思春期という年頃です。
これも
「他人が自分に良いことをしてくれなかった」
「他人が私のためにしっかりやってくれれば私はこんなことにならなかった」
という感情があるので「要求」と言えますよね。
このように「要求」をする人は子供であることが分かります。
いい歳しても要求する人が多い
前述では未成年の子供を例に挙げていましたが、
残念ながらいい歳した社会人でも「要求」する人はたくさんいます。
まず分かりやすい例はクレーマーです。
店側に非がある正当なクレームはするべきですが、そうでないクレームも頻発するもの。
安い大衆居酒屋で高級店のようなサービスを求めてくる客とか
ファストフード店で些細な言葉遣いの揚げ足を取ってくる客とかいますよね。
僕の印象ではお金のない人ほど店に対して過剰なサービスを要求しがちな傾向にあります。
あと「他責おばさん」っていませんか?
自分の悪い部分を棚に上げて他人の悪い部分をネチネチ言うのが好きなおばさん。
こういうおばさんって何でも他人のせいにして、他人に何かを求めてばかりなんですよね。
それから無能な上司や経営者にありがちですが
従業員に良い労働環境を提供しないくせに「努力しないお前が悪い」と一方的に努力論を押し付ける行為。
これも従業員に対して無条件に善意を要求していることになるのでビジネスマンとしてはゴミレベルです。
もっとひどい会社ですと「感謝すべきだ」を部下に押し付ける教育がされていますが
そもそも感謝論者である上司本人が部下を感謝している態度ではない場合が多いのでこれも一方的(win-lose)な要求です。
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忘れてはいけないのが「クレクレ」人間。
何かの分野に関する専門家が友達にいたとして、その友達に仕事を依頼する際に
- 「友達だから無料でお願いしたい」
- 「友達価格にしてほしい」
- 「え、金取るの?ケチだなあ」
なんて無神経なことを言うクレクレも珍しくありません。
最近だとTwitterやYouTubeで税理士やデザイナーが発信活動をしてたりしますが、
彼らへのDMやコメント欄で「◯◯するにはどうすればいいんですか」と質問するのもクレクレです。
専門家に対してお金も払わずに専門知識をもらおうとしているわけですから。
彼らだってひとりひとりに丁寧に対応するメリットはありませんし、時間も奪われてしまいます。
あと有名人や成功者にいきなり「お会いしたいです」とメッセージを送るのも失礼です。
先方がそういう人を募集していたり、こちらがお金を払って講習を受けるとかなら別の話ですが、
自分からは相手に何もメリットを提供できないのに一方的に相手の時間をもらおうとするなんて図々しいですよね。
もしこれですんなりと会わせてくれる成功者がいたらむしろ成功者ではなく詐欺師や情弱ビジネスの人間と言えるでしょう。
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要求する人としない人の思考の違い
このように「要求」する人のパターンを挙げればキリがありません。
世の中にはわがままな人間や図々しい人間などに様々な場面で遭遇します。
お互いにwinwinな結果になれば問題ありませんが、ただ一方的に
- 「あれやれ」「これやれ」
- 「ああしろ」「こうしろ」
- 「あれもこれもやってほしい」
という自分ファーストを振りかざすのは幼いですし社会生活を送る上で非常に迷惑です。
こういう幼い人は世の中が自分中心で回っていると勘違いして他人に要求ばかりします。
要するに自分視点でしか物事を考えられない浅はかな人間なんですよね。
そしてうまくいかないことがあるとなんでも他人のせいにします。
逆に「要求」をしない人は世の中の構造や自分の立ち位置を俯瞰しているので
それらを理解した上でうまく動いていきます。
相手に何かを要求したところで世の中の仕組みや相手側の都合もあって難しいことが分かっているんですよね。
なので
自分でうまく仕組みを作ったり、
悪い仕組みから離れたり、
既存の仕組みにうまく乗っかってルールを使いこなしたり。
こういった人は精神年齢が高いと言えるのです。
ひとつ具体例を挙げましょう。
一時期、SEALDsという学生団体が「最低賃金を上げろ!」というデモ活動をしていましたが
これが典型的な「要求」というものです。
お金は経済の仕組みがあって回っているのにそれを無視して、
「時給を1000円から1500円に上げろ」と要求するなんてあまりにも短絡的だと思いませんか。
これが短絡的だと言える理由は韓国の文政権を見れば分かります。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は最低賃金を昨年に16.4%、今年さらに10.9%も引き上げました。これで時給は6470ウォンから7530ウォンに、さらに8350ウォンに上がり、週休手当を加えると1万20ウォン(984円)になるそうです。
文大統領は「1万ウォンは人間らしく生きる権利を象徴するものだ」と以前から最低賃金の引き上げを格差解消の看板政策に掲げていました。しかし逆に失業率が今年1月に4.4%まで上昇し、雇用不安から消費者マインドが冷え込んでいます。
引用元:韓国の最低賃金引き上げは、なぜ失敗したのか 超競争社会の生き地獄から逃れられない「3低」労働者
要するに文政権は最低賃金を引き上げたのですが、結果的に失業率が増えて景気が悪くなったのです。
なぜか分かりますか?
すごく簡単な理屈です。
あるレストランで時給1000円のバイトを10人雇っていたとします。
そこで政府から「時給を2000円に引き上げろ!」と命令されました。
するとレストランは時給2000円のバイトを5人雇うことになり、以前いた残りの5人は退職させました。
なぜなら時給2000円にされたら人件費が倍になってしまうからです。
これが会社でも同じ現象が起きるので失業者が必然的に増えてしまいます。
小学生でも理解できる話ですよね。
これが韓国の国家レベルで起きているのです。
個人的な感想ですが文大統領は日本に対しても「要求」ばかりする人間なので、
韓国国内においても「要求」によって頭の悪さを露呈してしまったなと感じています。
というかあんなにいい歳して簡単な経済の仕組みも分からずに国のトップをやっていることに驚きです笑
そもそも一方的な要求をして相手がすんなり従うと思うんですかね。
偉そうな人に指図されたら誰だってムカつくでしょ笑
相手視点ができていない時点で人間としてもレベルが低いと言わざるを得ません。
話を戻しますが、「要求」は何の解決にもなりません。
なぜなら世の中は仕組みで動いているから。
SEALDsが「賃金上げろ!」と要求するのも「要求脳」しかなくて騒ぐだけの幼い人間だからと言えます。
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まとめ
- 精神年齢が低い人は「要求」する
- いい歳しても要求する人が多い
- 要求する人としない人の思考の違い
今回は精神年齢が高い人と低い人の違いについて話しました。
精神年齢が低い人は「要求」ばかりするタイプで、
精神年齢が高い人は「要求」せずに俯瞰してうまく行動するタイプです。
結局のところ被害者意識を持ってギャアギャア騒いだところで何も変わらないですし
世の中は自分が中心で回っているわけではなく、お金の流れで回っているので
普段からメタ認知(自分を俯瞰すること)をして最適な行動を取っていくようにしましょう。
メタ認知力を上げたい方には以下の記事が役立ちます。
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