安易に人間を信じない方が良い理由【疑心暗鬼がちょうどいい】

この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。

  • 誰を信じればいいのか分からない
  • どの情報が正しいのかが分からない
  • 人間不信である
  • 信じることが大事であると教わっている
  • 疑うことは悪いことだと思っている
  • 人を信じられるようになりたい
  • 自己啓発を学んでいる

本記事の内容

  • 人は誰でもポジショントークをする
  • 人間も会社も「本音と建前」を駆使する
  • 疑わない人間は悲劇に遭いやすい
  • 疑う人はクリティカルシンキングが強くて頭が良い
  • 学習においては素直さと真面目さを大事にしよう

今回は安易に人間を信じない方が良い理由について話します。

自己啓発によくある「人を信じるべきだ」という性善説的な教えを聞いたことがありませんか?

真面目で素直な人ほどこうした教えを鵜呑みにしがちですが現実的に考えてこれは得策と言えません。

なぜなら生きていく上で他人から都合よく利用されてしまったり、結果的に自分が被害者になるケースが多いから。

 

僕はむしろ疑うことを教義とすべきだとさえ思っています。なんなら疑心暗鬼でちょうどいいくらい。

その理由を感情論ではなく論理的に話していきます。

人を信じることができなくて悩んでいる方は今日から悩むのを止めてしまいましょう!

 

人は誰でもポジショントークをする

僕含め、人は誰でもポジショントークをするもの。

ポジショントークとは「自分にとって有利な方向へ相手を誘導するためのトーク」です。

 

保険屋さんに保険の相談をすると、その保険屋さんにとって得するようなトークをされますし

アフィリエイターの発信を見ると、そのアフィリエイターが得するような売り文句を目にするようにします。

 

要するに世の中が商売(資本主義社会)で成り立っている以上は

自分たちが得するように相手を誘導するのが当たり前となっているのです。

 

保険屋さんはあなたが得するプランよりも保険屋さんが得する方のプランを優先して話すもの。

転職エージェントだって彼らの収益構造を把握すると分かりますが

あなたが良い会社に就職するかどうかよりも、とにかくどこかに就職してもらった方が利益になるので

条件に合わない会社もあれこれ紹介したり内定先への就職を強く勧めたり急かしたりするのです。

 

このようにポジショントークは世の中の様々な場面で錯綜しているので

「この人が言うことは絶対的に正しいので信じるべきだ」なんて存在しないのです。

 

盲信するとカモられる

と思っておきましょう。

 

僕はどんなに素晴らしい人に出会おうが「尊敬しても盲信しない」スタンスです。

自分が得するためには自分の頭を使わないといけません。

 

また、こうした損得以外にも人間にはプライドが存在します。

このプライドによってもポジショントークは発生するのです。

 

例えば、あなたがIT業界の仕事に興味を持っていたとしましょう。

そこでSE(システムエンジニア)について知りたいと思ったときに

現役でSEをやっている人に「SEはどんな仕事なんですか?」と聞くと

SEの良い面ばかり話されて悪い面はあまり聞けないでしょう。

なぜならその人がSEをやっている以上は自分の仕事にプライドがあるから。

 

今度は元SEの人に「SEはどんな仕事なんですか?」と聞くと

「SEなんてクソだよ」なんて話を詳細に聞けるかもしれません。

なぜならSEを辞めた理由があるから。

 

このようにポジショントークは損得によるものからプライドによるものまで様々です。

 

人間も会社も「本音と建前」を駆使する

社会人になると特に実感すると思いますが、生きていれば「本音と建前」を使い分けます。

これは別に悪いことでもなくむしろ円滑なコミュニケーションのために必要なものです。

とはいえ現代は良くも悪くも法律やルールであれこれ強制されているため、

人間も会社も「本音と建前」を駆使しまくるようになってきました。

 

人間はイメージがしやすいと思うので会社を例にいくつか挙げます(そもそも会社は人間の集合体ですが笑)。

 

現在の日本の法律上、会社は従業員をよほどの理由がない限り解雇させることはできなくなっています。

労働者を法律で守っていることになるのですが企業にとっては役に立たない従業員はコストにしかなりません。

しかも不況やブームの移り変わりにより会社の売り上げが落ちてしまうと人件費はかなり痛いです。

とは言っても会社の方から従業員を解雇させることはできないので

従業員自身に「辞めたい」と言わせるための嫌がらせが横行することになります。

 

この典型的なパターンが少し前にあった損保ジャパンのリストラ問題です。

損保ジャパンはワタミなど複数社から介護事業を買収し、自社の従業員を次々と介護事業へと配置転換させた事例があります(損保ジャパン社員「介護へ配置転換」次はあなたの会社かもしれない)。

保険会社の従業員にとってはいきなり介護なんてやりたくないと反発するのが普通ですよね。

こうやって自主退職を促すような嫌がらせをしておけば建前上では解雇になりません。

 

しかも悪どいことに、介護という職業が絡むのでこの件を批判すると

「介護という仕事を低く見ているのか!」という日本社会の圧力がかかってしまうので

批判しようにも批判が難しいという巧妙な仕掛けがあります。

 

損保ジャパンほど大々的でなくても、

上司が意図的に部下に嫌がらせして退職を促すパターンも探せば結構あるかもしれません。

 

それからブラック企業として叩かれた電通が「過度な残業をしない」という建前がありながらも、それ以降は社員が早朝5時に出勤しているという話もあります(電通、夜一斉消灯でも朝5時点灯?朝残業説を電通は否定…社員は「面倒で迷惑」と不満)。

これも建前をうまく使ったパターンですよね。

 

あと僕はこんなツイートもしました。

少し前に東京医科大学入試の女性差別問題があったけど

あれに対して国が厳重注意したところで根本は解決しない。

人手不足で現場が大変な中、女性医師に産休を取られるとますます困るから。

結局は裏で別の理由を作って間接的に女性を不利にする。

構造を変えずに強制しても建前が強化されるだけ😇

 

このように法律やルール作ったり、警告を促すなどして強制しても

構造を変えない限り「建前」がより強固なものになるだけなのです。

人間だって厳しく行動を制限されると建前の理由を作ってうまく逃れようとしますよね笑

 

過去の事例だけでなく今後の話も例に出しておきます。

政府の働き方改革の一つとして2020年4月から「同一労働同一賃金」が施行されます。

これは正社員と非正社員(派遣やパートなど)が同じ職務内容であれば同じ賃金にすべきだという考えに基づいています。

本来であれば不合理な格差をなくすためのルールですがこれをやられると会社は、

非正社員の賃金を上げて待遇を統一するのではなく

正社員の賃金を下げて待遇を統一することが考えられるので(人件費を抑えるため)

これも会社側に建前を作らせてしまう結果に終わってしまうのではないかと言われているのです。

 

現代は決まりごとが作られていく分、「本音と建前」を器用に使う人間と会社が多いので

「建前」を鵜呑みにすると結構危ないです。

 

疑わない人間は悲劇に遭いやすい

これまでにポジショントークと「本音と建前」が横行しているという話をしてきました。

だからといってみんながみんな悪意があってやっているかというとそうではありません。

 

相手に悪意があって意図的に騙してくる場合もあれば、

相手が善意でやっていたことに巻き込まれることもありますし、

相手が無意識にやっていることが悪い結果を招くこともあります。

 

なので相手を責めるよりも自分が悲劇に遭わないために頭を使うしかないのです。

何でもかんでも鵜呑みにしていたらそりゃ痛い目に遭います。

まあどれだけ用心していても完璧に防ぐことはできないのですが、極力避けることはできますよね。

 

疑う人はクリティカルシンキングが強くて頭が良い

疑う人は常識や慣習にとらわれたり誰かの意見に流されたりしないので

物事の本質を見極める能力に長けています。

この能力を「クリティカルシンキング(批判的思考)」と言います。

これができる人はおかしいことにしっかりと「おかしい」と気づけるのです。

 

悪口や愚痴ではなく、なぜそれがおかしいのかを分析して言語化できる人って頭が良いですよね。

世の中の流れや市場を見極めるためにもビジネスマンにとっては必須の能力と言えます。

普段から疑う習慣のある人は「なぜ」を追求し深掘りするので本質にたどり着きやすいのです。

クリティカルシンキングを高めたい方には以下の記事が役立つでしょう。

あわせて読みたい

自分の考えや意見を持つ方法【精神論無し、すぐ実践できる】

 

学習においては素直さと真面目さを大事にしよう

疑うことが大事だという話をこれまでにしてきましたが、素直さが必要な場面もあります。

それは何かを学ぶときです。

人間社会や商売の世界で生きていく上では安易に相手を信じない方が良いですが、

もしもあなたが仕事でスキルアップしたかったり勉学に励みたいというのであれば

素直さと真面目さがないと成長できません。

 

英語を学んでいるときに文法の間違いを指摘されたら素直に受け入れて直した方が良いですし

肉体改造もパーソナルトレーナーのアドバイスに忠実になった方が効率良いでしょうし

プログラミング学習でもっと効率的な方法があればどんどん試した方が良いのです。

 

ただ、ここで難しい位置付けになるのがぼったくりの情報商材やコンサルです。

こればかりはどこまで疑い、どこまで素直になるべきかは様々な情報を調べて判断したり

ある程度は痛い目に遭って経験から学ばないと判断が難しいんですよね。

僕の判断基準としては

  • それを購入することで得られる情報は本当に価値があるのかどうか
  • それを購入することでしかその情報は得られないのかどうか(他の手段でも同じような情報が得られるのではないか)
  • あまりにも法外な値段ではないか(数十万円以上も請求されないか)
  • それを購入した人の間でどんな評判があるのか(偏見ではなく事実に基づいた悪評があるか)

をチェックすると良いのではないかと思います。

 

まとめ

  • 人は誰でもポジショントークをする
  • 人間も会社も「本音と建前」を駆使する
  • 疑わない人間は悲劇に遭いやすい
  • 疑う人はクリティカルシンキングが強くて頭が良い
  • 学習においては素直さと真面目さを大事にしよう

今回は安易に人間を信じない方が良い理由について話しました。

 

世間が「世知辛い」とか「息苦しい世の中」と言われる原因は

疑わないと搾取されたり都合よく利用されやすいという部分にあるのではないかと思います。

 

誰だって自分が得したいですし、損は絶対に避けたいものです。

そんな状態で誰を信じて誰を疑うべきかが分からないのは暗闇の中を恐る恐る歩くのと同じようなもの。

 

なので僕の場合は学習の際には素直さを大事にし、普段は疑う姿勢を忘れないようにしています。

疑心暗鬼は悪いことではなくむしろ生きていくために必要です。

「人を信じるべきだ」という自己啓発ビジネスのポジショントークに引っかかっている場合ではありません。

彼らは自己啓発の商材を売るためにそういうトークをしているので笑

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