怒るのは生きるために必要な理由【あなたは怒っていい】

この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。

  • 怒らない人になった方がいいと思っている人
  • 怒らない自分になりたい人
  • 自己啓発で「怒りをなくそう」と教わった人
  • 職場での人間関係に悩んでいる人
  • 怒ることに嫌悪感を感じる人
  • 怒りたくても怒れない人
  • 八方美人で優しい人
  • 怒るのは必要かどうか分からない人

こういった人たちの悩みを解決していきます。

 

みなさんも日常的に目にしているかもしれませんが

「怒らない人になる方法」といった類の本が書店の自己啓発コーナーに平積みにされています。

 

セミナーに行っても

「怒りの感情を捨てましょう」

「怒るのをやめましょう」

といった話をすることがあります。

 

ネットでも「怒らない 人生」と検索すると

怒らないことを良いこととして勧めるページがたくさん出てきます。

 

さて、怒らないことは本当に良いことなのでしょうか?

怒らないことで本当に人生が幸せになるのでしょうか?

 

実は僕自身も怒らないことが素晴らしいことだと思い、

人間関係でどんなに理不尽な目に遭っても

しつこい営業や勧誘を受けても

仕事でどんなに嫌なことがあっても

 

怒らないようにしていました。

怒る自分がみっともないのと、相手も人間だから理性でちゃんと話せばうまくいくと考えていたのです。

しかし現実と理想は全く違っていました。

 

結論から言うと僕の答えは

「怒ること自体をやめるな」

「怒るべき時は怒れ」

となりました。

 

本記事では僕の経験から得た教訓をもとに、なぜ怒っても良いのかを話していきます。

 

本記事の内容

  • 怒らない人とは
  • なぜ怒らないことが素晴らしいとされるのか
  • 怒らない人生はうまくいかない
  • 怒りは自然で正常な感情
  • 怒るべき時は怒っていい

以下で具体的に解説していきます。

3分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。

 

怒らない人とは

「怒らない人」とは文字通りそのままの意味です。

相手が

  • 悪口を言ってきても
  • 嫌がらせをしてきても
  • 態度がデカくても
  • 不真面目でも
  • 理不尽なことをしてきても
  • 同じ過ちを繰り返してきても
  • その他何か不快なことをされても

全て相手を許してしまいましょうということです。

怒りは負の感情であり、その感情を意識的に手放そうと考える人たちです。

 

理由としては

怒ることはストレスで自分の体にも精神にも悪影響があり

怒られた人にとっても気持ちよくない感情が生まれるからです。

お互いにとって良くないなら怒ることをやめたほうがいいよね、という理屈です。

 

※ストレスが具体的にどう体に悪影響を与えるかは今度別記事で扱おうと思っています

 

なぜ怒らないことが素晴らしいとされるのか

ではなぜ怒らないことがここまで勧められているかを考えてみましょう。

まずは宗教が原因の一つです。

キリスト教の博愛精神お釈迦様の「相手を許しなさい」という教えが多くの人に影響を与えているからでしょう。

 

もう一つの原因が自己啓発業界であると考えられます。

自己啓発本の著者もセミナー講師も読者や聴衆に分かりやすくするために「怒る=悪」としています。

 

自己投資のために本を買ったりセミナーに行くのはだいたい根が真面目な人です。

根が真面目な人は正義感が強い傾向にあるので、職場で理不尽な怒られ方をするとストレスを強く感じてしまい

怒ることそのものが悪だということに共感してしまうのです(僕もその一人でした)。

 

実際、些細なことですぐに怒る人が世の中には多いため

そういう人たちを誰もが知る共通の反面教師として自己啓発本の著者もセミナー講師もネタにしやすいのです。

 

確かに些細なことですぐ怒る人は民度が低いと言えますが、

だからといって短絡的に

怒る=悪

と見なしてしまうのは個人的にどうかと思います(怒るのが必要な場面はあります)。

 

こういった仕組みで「怒るのをやめよう」信仰が広められているのです。

 

怒らない人生はうまくいかない

では実際に「怒らない」自分になると人生はうまくいくのでしょうか。

結論から言うとNoです。

 

なぜなら

  • 怒らないとナメられる
  • 怒るべき相手に怒れない
  • 自分を押し殺してしまう

といった理由があるからです。

 

怒らないとナメられる

一方的に嫌がらせを受けても怒らずに常に笑って過ごしていたら

相手の行動はエスカレートしていきます。

これは僕自身が学生だった頃のいじめで経験済みです。

 

嫌がらせを受けたら怒らないとどんどん相手はあなたをナメてきます。

黙って我慢していても相手はやめません。

 

「こいつは無害だから何をしてもいい」

「俺にとって都合のいいやつだ」

と思われます。

 

怒ることをやめると生物的弱者となります。

針のないハリネズミであり、毒のないフグでもあります。

残念ながら人間が生き物である以上「弱肉強食」という動物的本能には抗えないのです。

 

普段はこちらからは何もしないけど、何か危害を加えてきたらタダじゃおかねえよという強さが必要です。

平和を守るための抑止力として核武装するのも平和に必要な正義です(ゆえに僕は性善説ではなく性悪説派です)。

 

もう少し話を広げると永世中立国で有名なスイスは平和ですが

徴兵制があって若い男性は基本的に兵役の義務があります(平和のためには武装が必要)。

 

怒るべき相手に怒れない

また、僕が以前いた営業会社で管理職の立場になったことがあるのですが

怒れない上司ほどナメられる上司はいません(僕がそんな上司でした)。

 

怒るべきときに怒らないと部下には尊敬されず、むしろ軽く見られます

むやみやたらに怒る上司は良くないですが

時と場合によっては怒らないといけない場面がどうしてもあります。

 

  • 同じ失敗を繰り返してもはや改善する気がゼロの部下
  • 最低限のマナーを守らないことが当たり前の部下
  • 悪いことをしても謝らない部下
  • 明らかに目上の人に対して失礼な口調や態度の部下

 

こういった部下は仕事がどうの以前の問題があるので理性で話しても相手には理解力がありません(頭が悪いので)。

理性で話して教育することは「叱る」です。

「怒る」は感情的にぶつけることです。

叱っても無駄な人には怒ることが必要です。

 

「仏の顔も三度まで」と言いますよね。

 

逆に自分が部下の立場であまりにも理不尽な上司がいたら怒るのもいいかもしれません。

上司に「こいつめんどくせえ」と思われたらもういちいちイジメのような接し方はしてこなくなります。

 

もう一度言いますが、怒るべき相手には怒っていいのです。

怒れないとあなたはどうでもいい人になります。

 

自分を押し殺してしまう

 

怒りの感情をなくすと自分に嘘をついて生きることになるので限界がいつか来ます。

詳しくはこの後に話していきます。

 

怒りは自然で正常な感情

そもそも怒るという感情そのものをなくそうとするのは無理があります。

喜怒哀楽という言葉がありますが

世の中には嬉しいこともあれば悲しいこともあり、腹立たしいこともたくさんあります。

理不尽に対して怒りの感情ができることは本能的に当たり前のことです。

 

ポジティブな感情とネガティブな感情でバランスができているのに、

喜怒哀楽の「怒」だけを無くすとアンバランスになります。

生理現象の一つを無理やり抑えるのは、ご飯は食べるのにトイレを我慢するのと同じようなものです。

 

怒りを手放そうと自分の感情を抑えれば抑えるほど怒りは蓄積していき、いつか噴火します。

全てが噴出して無くなればまだいいのですが、タチが悪いことに怒りは持続します。

何年も前の出来事なのに今も思い出せば許せないことってありますよね。

 

結局怒りを抑えるのは自分に素直に生きていないということなのです。

正常な感情を不自然にコントロールするのはやめた方がいいでしょう。

 

考えてみてください。

怒らないで無理している人が普段見せる笑顔は本当に心から笑っている笑顔なのでしょうか?

 

心の底から本当に笑える人は怒りたいときに怒れる人でもあります。

怒れない人は笑顔もどこか表情が引きつっています。

怒るべき時は怒っていい

「怒ってもいいとは言っても、やはり怒る人は印象が良くない」

「職場でいつも怒ってるあんな上司に自分もなりたいとは思わない」

と言う人もいます。

 

確かにその言い分は分かります。

しかし、僕が言っているのはあくまでも「怒るべき時は怒っていい」です。

 

「怒りをなくせ」がダメだからといって「いつも怒れ」と言うのは極端ではありませんか?

あなたが怒っている人に対して良い印象を抱かないのは、

その人がいつも怒っているか、些細なことですぐに怒る短気な性格だからです。

そういう人はいわゆる「民度の低い人」です。

 

僕が言いたいのは、時と場合によっては怒った方がいいときがある

ということです。

仮にあなたの大切な家族が通り魔に殺されたら怒りの気持ちが湧きませんか?

仕事の手柄を誰かに横取りされたり故意に邪魔されたら怒りの気持ちが湧きませんか?

職場で自分ばかり不当な扱いを受けたら怒りの気持ちが湧きませんか?

 

こういうときの怒りの気持ちは大事にしてください。

手をこまねいて見ているのではなく怒りに正直になりましょう。

それを自分の力に変えればいいのです。

 

また、先に述べたように

いくら叱ってもダメな部下には怒った方がいいです。

理性で向き合ってダメならもう感情でぶつけるしかありません。

怒るべき時に怒らないとナメられます。

 

まとめ

  • 怒らない人とは
  • なぜ怒らないことが素晴らしいとされるのか
  • 怒らない人生はうまくいかない
  • 怒りは自然で正常な感情
  • 怒るべきときは怒っていい

以上、怒るのは生きるために必要な理由でした。

 

些細なことでイライラしないように俯瞰して冷静になるのは大事なことですが

やはり怒りそのものをなくす人生には無理があります。

 

怒りをなくすわけでもなく

いつも怒れというわけでもなく

 

怒るべき時は怒って、自分に素直に生きていきましょう。

そうすれば引きつった笑顔ではなく本当の笑顔になれます。

 

怒りを抑えようとする気持ちから解放して自分らしくなりましょう^^

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