この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。
- 論理的思考力を身に付けたい、鍛えたい
- 物事を俯瞰して見たい
- 人間観察力を上げたい
- 分析力を身に付けたい
- 反面教師をもっと深く理解したい
- とにかく自分が成長したい
こういった人たちの悩みを解決していきます。
今回の記事タイトルからして「人を利用する」というブラックな感じが伝わりますが
決して相手をおとしめるような内容ではありません(一応、万が一の正当防衛の手段についても記述しますが)。
あくまでも自己完結するもので相手にダメージを与えるものではないのでご安心を。
今回のテーマである「論理的思考」についてですが
僕自身は理不尽にイジメや嫌がらせを受けてきた人間なので
自分の身を守る手段として「論理的思考」を高めてきました。
過去記事でも既に言いましたが、
自分がどう悪くなくて相手がどう悪いのか
なぜそうなってしまったのか
を論理的かつ明確にしないと自分が悪者にされてきたからです。
以前は自己啓発でよく聞く
「悪いことがあったら全て自分のせい」
という言葉を強く信じていたからこそ過剰に自己否定ばかりしてました。
常に100%完璧な自分でいればあらゆるトラブルや不快な思いは一切しないと信じていましたが
そう思って生きていると明らかに自分に全く落ち度がなくても自分が悪いことにされる経験があまりにも多く
世の中と人間に失望していました(同時に自己啓発はキレイごとが多いなと感じました)。
自分の頭を強くしないと不当に自分の権利を侵害されると気づいてから
キレイごと抜きに、幸せに生きるためには論理的思考を強めて自分を守らないといけないことと
日常で自分が悪者でないことをいかに証明するかには論理が必要だと分かりました。
それから嫌な人を観察し分析して論理的思考を高める習慣がつきました。
本記事ではその内容について取り上げていきます。
本記事の結論
- 嫌な人のどういう部分が嫌なのかを論理的に説明できるようにする
- なぜ自分がその感情を抱いたのかを論理的に説明できるようにする
以下で具体的に解説していきます。
3分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
嫌な人のどういう部分が嫌なのかを論理的に説明できるようにする
学校や職場、公共の場など生きていく中で嫌な人はどこにでもいるものです。
「嫌な人」とひとくくりにしてしまうのは簡単ですが
なぜあなたはその人を「嫌な人」と思ったのでしょうか。
「嫌な人」と一口に言ってもいろんなタイプの人がいます。
いつも偉そうな態度だからなのか
いつもうるさいからなのか
自慢話ばかりするからなのか
余計な嫌味をいちいち言ってくるからなのか
嫌な人の特徴は様々です。
ただ単純に「あいつ嫌い」「うざい」ではなく
何を根拠に自分がその人を嫌いなのかを説明できるといいでしょう。
その説明が具体的であればあるほどなお良いです。
嫌な人のことを知らない第三者に説明して100%納得させられるレベルになりましょう。
実際に誰かに説明する必要はないですが
悪口や「あいつ嫌い」といった誹謗中傷や感情は抜きにして
第三者に話せるレベルでその人がどう嫌な人なのかを論理で説明できるようにしましょう。
(この習慣が論理的思考力を磨きます)
そうすると仮にあなたが不当に何か嫌なことがあったときに
第三者にスムーズに助けを求めることができます。
具体的で論理的な説明とは何かと言うと
例えばAさんが嫌な人だとします。
結論:
Aさんを嫌な人だと思う理由は「いつも偉そうな態度」だからです。
そしてその具体的な事例や根拠を挙げていきます。
事例と根拠:
- 私が○○をしたり他の人が××をしてもAさんは「ありがとう」のひとこともなく、だからといってやらないと怒ってくるのでやってもらって当然という態度である
- 「〜しろ」「〜するな」といつも命令口調で言ってくる
- 自分の話をしているときには夢中なのに人の話を聞くときは上の空状態でまともに相手しない様子。表情も相づちなどのリアクションもゼロ
- 人に対して「感謝しろ」「挨拶しろ」とうるさく言ってくるのに本人は感謝どころか日頃から挨拶もしないし、こちらから挨拶しても知らんぷりする
ここまで聞くとAさんを知らない第三者でさえも「Aさんは嫌な人だ」と分かります。
これを仮に職場の誰かにうっかり言ってしまったとして(争いの火種になるのでやめたほうがいいですが)
あとでAさんから
「俺の悪口を陰で言ってるだろ」
と言われたとしても
「悪口とは『あいつはバカ』『クソ』などの誹謗中傷だと思うのですが私はそういったことは一切言っておりません。
私はあくまで感情ではなく論理と事実を言ったまでなのですがあなたの言う悪口の定義はなんでしょう。
というかそもそも悪口を言われるようなことをされているお心当たりがあるのでしょうか?
試しに私が言ったことに関してBさんやCさんにもきいてみましょうか。」
と論理的に突き返せます。
さすがにここまでするとモメて面倒なことになりそうですが
いざ何かあったときのために正当に自分を守ることができます。
もしも口論になったときは1対1だとそもそも公平なジャッジがされないので
必ず第三者を巻き込みましょう。
「Aさんがどう正しくて私がどう間違っているのかがよく分からないのですが客観的に教えていただけますか?」
とAさんの目の前でその場できいてみるといいでしょう。
もしものためにLINEやメールの文章や録音などの証拠も残しておくとより安全です。
Aさんの頭が悪くて逆ギレされるのであればそれはそれで周りの人のAさんに対する印象がますます悪くなるので
こちらに被害はありません。ただのAさんの公開処刑の場になります。
普段はここまでしませんが最悪の事態を想定しておいて始めから布石を打っておいたほうがいいです。
とは言っても無駄な争いをしない方が消耗しなくてすむので
よほどのことがない限り、実際に職場の人に説明するのはやめた方がいいでしょう。
Aさん本人の耳にいつか届いて争いの元になってしまうので(なってしまったら上記の立ち回りをすればいいです)。
話が飛躍してしまいましたので本筋に戻すと
相手のどういう部分が嫌な人だと感じられるのかを論理的に説明できるレベルまで考えましょう。
そうやって考えること自体がただ単純に「あいつうざい、ムカつく」で終わるよりも自分の頭の成長に繋がります。
それだけでなく何かあったときに自分を守るための手段として活用することもできます。
第三者の前で、頭の中でできた思考をただアウトプットすればいいだけなのです。
頭も鍛えられて自分の身を守ることもできて一石二鳥です。
なぜ自分がその感情を抱いたのかを論理的に説明できるようにする
第一印象で抱いた感情を論理的に説明できると頭を鍛えられるでしょう。
例えば第一印象で「うわ、この人キモいな…」と感じたとします。
そこでなぜ「気持ち悪い」と感じたのかを具体的に第三者に納得させるレベルで論理を考えるのです。
分かりやすい例が、相手の爪が汚くて服もヨレヨレで目ヤニも付いてて清潔感がないからだとか。
僕も営業で誰かと話したときに、相手に対して違和感を感じることが何度かありました。
なぜその違和感を感じたのかの理由をものすごく考えていました。
例えば相手が会話の中でしょっちゅう話のコシを折って無関係な自分の好きな話に結びつける癖があって
会話のキャッチボールをしている感じがしないからだとか。
他にも僕がやっていたのは、キレイな人やカッコイイ人を見たときに
なぜ自分はこの人をキレイ(またはカッコイイ)と思ったんだろう
と考えていました。
それを突きつめていくと美容整形関連のサイトに「美しく見える顔の構成要素」的な情報がたくさんあり
- 目元の黄金比
- Eライン
- 鼻の高さ
- まぶたの開き
- 頭の骨格
などといろいろ出てきました。
それらを見て
なるほど、「キレイ」という感情を抱くのには論理と理由があるのだなと分かりました。
結局は感情には根拠となる論理と理由があるのです。
それにいかに気づくかですよね。
マーケティングや広告業界でもお客さんがパッと見で良い印象を抱く論理と理由を学びます。
それは字数であったりレイアウトであったりタイトルや写真であったりと様々です。
まとめ
- 嫌な人のどういう部分が嫌なのかを論理的に説明できるようにする
- なぜ自分がその感情を抱いたのかを論理的に説明できるようにする
嫌な人のどういう部分が嫌だと感じるかを考えることは
自分の感情について論理的に考えることの延長上にあります。
日常の習慣からこのように論理的思考を伸ばしていくことも可能です。
嫌な人に会ったり、嫌な経験をしたら「これはチャンス!」と思うと
少しでもストレスが軽減されるのではないでしょうか。
あと、こうやって嫌な人について論理的に考えて分析してきたからこそ
前回の記事ができているんですけどね笑
まだ読んでない人はぜひ合わせて読んでみてください^^
性格の悪い人が優越感を得るための行動パターン11選【要注意】
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