この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- 自分の欠点をなくしたい
- 自分の悪い性格を治したい
- 不安を感じがちである
- 面倒くさがりである
- 実はナルシストである
- 人見知りである
- 傷つきやすい
- 毒舌である
- 短気である
- 人間嫌いである
- トラウマがある
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 「良いか悪いか」ではなく「使えるか使えないか」
- 欠点も悪い性格も利用してしまえばいいじゃない
- 自分で生かし方を考えていこう
「自分の欠点を治したい!」
「自分の悪い性格を改善したい!」
こういった類の悩みがネット上でもよく挙がっています。
僕もそうですが皆さんも自分の欠点や悪い性格に悩んだことはあると思います。
具体的には「この記事は以下に当てはまる人にオススメです。」に挙げているのでここでまたダラダラと並べませんが
当てはまる人は結構いるはずです。
こういった欠点や悪い性格は
- 「治さないといけない」
- 「あってはならないもの」
と悪者扱いされがちですが、本記事ではその常識をくつがえします。
結論から言うと
無理に治さずに有効利用すればいいんじゃない?
ということです。
以下で具体的に解説していきます。
5分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
「良いか悪いか」ではなく「使えるか使えないか」
欠点も悪い性格も、その言葉を見て分かる通りネガティブな意味が込められていますよね。
「悪いからあってはならないもの」という前提が頭の中にあるのです。
だったら今日からその前提を捨ててしまいましょう。
ちょっとサイコパスな発言をしますが、
「良いか悪いか」なんてどうでもいいのです。
要は「使えるか使えないか」です。
そもそも「良いか悪いか」の善悪の基準自体が曖昧(あいまい)なものじゃないですか?
日本で良いこととされるのは
- コミュニティ内での協調性や空気を読むこと
- 年長者を敬うこと
- 失敗をしないこと
- 世間の目を気にすること(嫌われないこと)
欧米で良いこととされるのは
- 自分の意志や意見をハッキリと表現すること
- 若くても実力のある人を敬うこと
- 失敗は当たり前なのでどんどん挑戦すること
- 自分の信念に従うこと
全部が正反対じゃないですか?
というのも、日本の地理と歴史を見るとそういった価値観が生まれるのも当然なのは過去記事でも話した通りです。
一方で欧米だとヨーロッパであれば地続きであること、
アメリカであれば開拓されて建国したのもあってか
日本とは全く違った価値観が育ってきています。
あとはアメリカ独立戦争やフランス革命といった民衆による歴史的革命から権利意識があるというのも理由にありますが。
地理以外にも宗教や時代によっても善悪の価値観はバラバラです。
イスラム教では同性愛者が地域によっては鞭打ちの刑か死刑の対象になります。
またナポレオンやサラディン、関羽、日本の戦国武将や幕末の志士といった
数々の英雄も生まれる時代を間違えたらただの人殺しになりますからね。
日本国内に限定してもっと細かい話をすると
昭和の時代は
- どこでもタバコが吸える(分煙されていない)
- ヘルメット着用せずにバイクに乗っていい
- 食品に消費期限を載せなくていい(冷蔵庫の牛乳が腐ってるか分からない!)
なんていう時期があったので平成生まれにとっては考えられない常識ですよね。
最近はホリエモンさんの影響か、電話すること自体がマナー違反という考え方も広まってきました。
令和からはまた新たな善悪の常識が塗り替えられていきます。
そう考えたら「良いか悪いか」つまり善悪の基準自体が非常に曖昧で不思議に思えませんか?
それならよほどの犯罪でもない限り、善悪にこだわること自体が不毛なのです。
つまり欠点も悪い性格も、「良いか悪いか」ではなく「使えるか使えないか」を基準に考えていきましょう。
言い換えると、
善悪よりも合理性を追求しましょう。
ここがちょっとサイコパスなポイントです。
欠点も悪い性格も利用してしまえばいいじゃない
欠点も悪い性格もうまく利用すればいいのです。
絶対的に悪いものだと決めつけて治そうとする考え方が根本的に間違いです。
以下ではいくつか欠点や悪い性格をどう利用するかの例を挙げていきます。
不安を感じやすい
不安を感じたらなんとかして鎮めようとする人がいますが、今すぐ考えを改めましょう。
そもそも不安というものが存在しなければ人類は生き残れませんでした。
なぜなら自信満々な人はすぐに死ぬからです。この話はこちらの記事で詳しく書いています。
つまり不安は生き物として正常な防衛反応なのです。
不安があるからこそ危険を回避しようと警戒し注意深くなり
不安があるからこそ準備をしっかりするのです。
不安がなく頭の中がお花畑で生きてたら逆にいろんなトラブルが発生します。
僕の見る限り、心配性な人の方がしっかりしています(ちゃんと行動している人であれば)。
逆に何もかも大丈夫だと思って楽天的な人はいい加減な人ばかりです。
ビジネスの世界においても心配性な人は時間や期間をしっかり守ろうとあれこれ考えたり
リスクを考えて前もって準備をしたり
投資や起業でも下手な冒険はしません。
なので僕は個人的に、心配性な人の方が自信満々で楽天的な人よりも信頼できます。
不安はうまく利用すれば強い味方になります。
ちなみに僕も不安を感じやすいタイプなので目先の利益や楽しみに溺れることもなく長期的に物事を考えられます。
長期的に考えることと短期的にしか考えられない人の違いについては以下の記事の通り。
不安は避けたり抑えるものではなく
不安を解消するまで行動し続けるようにすれば自ずと道は開けてくるはずです。
面倒くさがりである
面倒くさがりじゃない人間ってそもそもいるんでしょうかね笑
積極的な人ってただ自分の興味のあることや、やりたいことに直結しているから面倒なことも進んでやるわけであって
アルバイト業務でのクレーム対応や嘔吐物の処理を面倒だと思わず積極的にやる人っていないと思いますよ。
就活や起業の意識高い風潮のせいで
「意識高くなければいけない」
「意識高くあるべきだ」
という思い込みや押し付けが当たり前になってますが本心では「働きたくない」のが普通でしょう。
誰だってラクしたいし、寝ていたいし。
だったら
- 「どうすればなるべく面倒なことを減らせるのか」
- 「どんな生き方をすればいいのか」
- 「もっと快適な生活を送るためにはどうすればいいのか」
- 「この不便な仕組みを自動化できないのか」
- 「みんながもっと効率よく業務に集中するためにどうすればいいのか」
とクリエイティブに生かす方向に持っていったらどうでしょうか?
普段から「どうすれば(How)」とか「なぜ(Why)」で突き詰める癖をつけると思考レベルがグッと深まってきますよ。
実はナルシストである
ナルシストはネガティブなイメージが付き物ですが、うまく生かせば強力ですよ。
企業からすれば組織内の人間がナルシストであろうが会社に利益をもたらしてくれる戦力になれば重宝するのですから。
ナルシストにとっても、そうやって輝く自分に快感を覚えるのであればwinwinです。
逆にナルシストじゃなくていつも目立たない人間で
戦力にもならず会社にいてもいなくてもいい存在であれば企業にとっては不要な人材です。
そう考えたらナルシストかどうか自体はさほど重要でない話なのです。
むしろナルシストの方が成功しやすいんじゃないかと個人的に思います。
分かりやすいのがサッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手です。
彼の美意識とナルシストっぷりは他の選手と比べてもピカイチです。
- サッカー選手なのになぜか上半身の肉体美
- 全身脱毛の徹底ぶり
- 自分をどこからでも眺められるために家中が鏡だらけ
- 「メッシよりも俺の方がイケメンだ」発言
すがすがしいレベルですね笑
ナルシストで突き抜ける彼は世界のトップスターになっているわけですから。
「ナルシストは悪いものだからやめよう」
ではなく、ナルシストを利用して輝けばいいのです。
好きな自分であり続けるために自分を磨き続けようという意識があれば、挫折や落ちぶれもなくなるはず。
人見知りである
僕も元々は人見知りです。
人見知りは誰かと過剰に群れない分、ひとりの時間が多いので思慮深い傾向にあります。
いろんな人とコミュニケーションをとるといろんな価値観を知ることができますが
ひとりの時間がないと思考レベルを深く落とし込めません。
いつまでもダラダラと誰かと群れたり馴れ合いをしていたら成長するどころか退化していきます。
こういった話は過去にも触れています。
なので人見知りは無理して社交的になる必要はありません。
個人的に、社交性が高い人は中身が薄っぺらい人や無神経な人、無責任な人が多く感じます笑
人見知りなら社交性がさほど必要ない仕事で誰よりも輝ける可能性があります。
具体的にはライターや作家、インターネット系の仕事、芸術系の仕事なんかがいいんじゃないでしょうか。
思慮深さを生かせると思いますよ。
ここらへんは次に話す「傷つきやすい」人と共通するのでそちらもご参照ください。
傷つきやすい
傷つきやすい人は言い換えると「感受性の豊かな人」です。
だったらその感受性を生かしましょう。
実は過去にこのことについて話していますのでそちらをご覧ください。
毒舌である
僕もかなり毒舌なタイプです笑
子供の頃から傷つきやすく、いじめられてきたのもあってキツい性格になりました^^
毒舌は使い方次第で良いスパイスになります。
誰よりも鋭く研がれた包丁を使いこなすのはあなた次第です。
僕は皮肉を言うのが好きで、そっちの方面で語彙力やユーモアさを磨くようにしています笑
誰にでも言えるありきたりな表現では面白さは伝わりませんが
毒舌な人は面白おかしく、人に突き刺さる言葉を使いこなせるのです。
例えばこちらの2記事とも最近投稿してすぐにアクセスが集まりました。
こういった批判的思考を「クリティカルシンキング」と言います。
クリティカルシンキングができると人生イージーモードになりやすいそうです。
また、皮肉自体が脳トレになって創造性が上がるという論文もあるそうです笑
というわけで毒舌はどんどん生かしていきましょう!
短気である
些細なことですぐ怒るのは健康に悪く、人前で短気だとみっともないのでほどほどにした方が自分のためになりますが
「怒りの感情」自体はうまく利用すると強力な原動力になります。
詳しくはこちらの記事で。
また、怒りを抑えて優しくなろうとするよりも
怒りを強さに変えていきましょう。
人間嫌いである
人間嫌いと言えば僕ですよ笑
とりあえずこちらの2つの記事をご覧いただければなと。
トラウマがある
トラウマに苦しむ人に朗報です!
トラウマは乗り越えればむしろ強力な味方になってくれますよ。
心理学的にも証明されています。
こちらの記事をどうぞ。
自分で生かし方を考えていこう
とまあ、こんな感じで
欠点や悪い性格を有効利用する例をいくつか挙げましたが
他にも挙げればまだまだキリがないはず。
上記の例を参考にしつつ、自分の欠点や悪い性格をどう生かせるのかを考えてみると良いでしょう。
考えることで自分と向き合うことができます。
この向き合う時間だけでも
人生の中でもかなり有意義な時間になるはず。
もう「良いか悪いか」で自分を否定するのはやめましょう^^
まとめ
- 「良いか悪いか」ではなく「使えるか使えないか」
- 欠点も悪い性格も利用してしまえばいいじゃない
- 自分で生かし方を考えていこう
本記事で一番言いたいことは
「良いか悪いか」ではなく「使えるか使えないか」を考えることです。
善悪よりも合理性が大事ということです。
欠点に思えるものも自分の能力になりえます。
善悪という曖昧なモノサシで自分を否定せず、自分らしく生きていきましょう。
GW最後の記事は以上です^^
明日からまた仕事がんばりましょう!
あと、オチを言うと上記に当てはまる例は全部僕ですw
短気っていうのがちょっと語弊ありますが、内心では喜怒哀楽が激しいので
それらを全て論理的に言語化しているのが僕です。感受性豊かなのが役立ってます^^
上記にはありませんが、嫌な過去を何度も思い出す「反芻(はんすう)思考」の癖も記事の表現力を高めるのに役立ててます。
それでは!!
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