この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- これまでに出会ってきた人に散々な目に遭ってきた
- 反面教師が多すぎて疲れている
- 反面教師と出会ってきた経験を無駄にしたくない
- 反面教師をうまく利用する方法を知りたい
- とにかく自分を成長させたい
- 自分のレベルを上げたい
- 勉強が好きである
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 反面教師は非常に良いサンプルである
- 反面教師と知識を結びつけると知恵になる
今回は「反面教師」について話します。
みなさんも生きていると必ず「反面教師にしたい人」に遭遇すると思いますが
彼ら(彼女ら)を有効活用できてますか?
反面教師が少ないか多いかに関わらず、反面教師がいないという人はぜひ見つけておくと良いですよ。
僕は反面教師が多すぎてかなり消耗してきました。
- 実父(人間性の問題から縁を切ってます)
- 公共の場にいるマナーの悪い人
- かつてのクラスメート
- かつての学校の先生
- かつてのアルバイト先の人間
- かつてのサークルの人間
- かつての職場の人間
- かつて交流会や紹介で知り合った人間
- かつて自己啓発やMLM関係で知り合った人間
挙げだすとキリがないですね笑
もちろん僕だけが悲劇の主人公と言うつもりはありません。
僕以上に悲惨な経験をしている人もたくさんいるはずです。
でもあんなに苦しめられてきて、それで何も得られずに終わりってめっちゃもったいなくないですか?笑
合理性を追求する僕からすると
あいつらに投資してきた労力・感情・時間のリターンは絶対に回収してやるという根性に燃えます笑
ちなみに中国語だと「反面教”師”」を「反面教”材”」と表現するので、この人間扱いしない感じが個人的に好きですw
本記事ではこれまでにみなさんが出会ってきた反面教師をどう自分のために有効利用するかの方法をお伝えします。
3~4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
反面教師は非常に良いサンプルである
反面教師に近い意味として、日本のことわざには「人の振り見て我が振り直せ」があります。
例えば
あなたにツメを噛む癖があったとして、同じように誰かがツメを噛んでいてボロボロのツメを見たら
あなたも自分の癖が気持ち悪いと気づきますよね?
つまり、この時点であなたはツメを噛む癖のある人を反面教師にするのです。
まあ癖なら分かりやすい身近な例ですが、これが
- コミュニケーション
- 人間性
- 生き方
- 考え方
- 教育方法
- マネジメント方法
といった奥深い領域になると反面教師は重要な気づきをたくさんくれるありがたい存在になります。
本だったら買わないといけないのですが、反面教師は無料でそこらへんにたくさんいますし
学校にも職場にも必ず存在します。
学ぶ上で有効に活用すればかなりコスパが良くてお得なのです笑
あなたが「こんなみっともないことはしたくないな」という生き方を
何年も何十年も続けてきた人の末路がその反面教師の姿なのです。
本やネットでいくら「これは良くない」「あれをすべき」という知識をインプットしても
「そうなのかな?」と、なかなか実感がわかないこともあります。
だからといって自らが実験のために「良くないこと」も「良いこと」も実践して何年もかけるなんて悠長なことをやってる暇はありません。
貴重な若い自分の時間を無駄にするだけです。
だったら既に「良くないこと」を何年(何十年)も続けて生きてる人間と
「良いこと」を何年(何十年)も続けて生きてる人間を観察した方が結果が早く分かりませんか?
「あ、こういうことをずっとやってる人は残念なおっさんになるんだな」
または「こういう良い習慣を続けてる人はかっこいいな」
と分かります。
つまり何年も何十年もかけてできあがったサンプルが世の中にはたくさん転がっているのです。
反面教師はつまり、サンプル数1なのです。
同じような反面教師が5人いたらサンプル数5なのです。
こういう考え方を持っておくと気づきや学びが非常に多くなります。
「こうやって自慢話したり、誰かをけなして自分を良く見せようとする人間って何年経っても人はついてこないし同類の人間しか従えられないんだな」
「嫌味を言うのが習慣になると、この人みたいに裏で悪口言われたり嫌われるんだな」
「恐怖で人を支配するような組織はみんなホウレンソウしなくなって責任のたらい回しばかりでこのように没落していくんだな」
「根性論の押し付けをする人はこうやって老害化していくんだな」
「この組織に溶け込むと平気でこんなイタいことができるようになっちゃうんだな」
「この自己啓発セミナーに足しげく通い続けると、この人みたいにできあがるんだなw」
といった感じです。
サンプル数が集まるとそこから法則が見えてきます(カッコよく言うと「帰納法」)。
そしてその法則が他の業界でも当てはまるんじゃないかと推測できるようになります(カッコよく言うと「演繹法」)。
僕は当ブログでもtwitterでも割と皮肉やクリティカルな発言をしていますが
日常からこういう視点で反面教師(サンプル)や出来事(事象)を見ているからです。
こうすると本やネットからインプットした知識よりもずっと経験に基づいていて
教科書的な話ではなく経験談として人に語れるようになります。
そう考えたら反面教師は学びに非常に使える優秀なサンプルなのです。
反面教師と知識を結びつけると知恵になる
僕は好奇心旺盛なので本を読んだりネットでいろんなことを調べて勉強するのが好きです。
知らない世界を知る喜びを得られる上に、知らないというストレスや未知の恐怖を減らしていくことができるからです。
もっと言えば、その知識があればそもそもあんなことで悩む必要なかったよねと気づくので
知識を得ることで無駄な悩みを減らして気持ちよく生きられます。
過去に経験した違和感も、知識によって解明されて安心できるのです。
ただ、本やネットの文章をひたすら読めば知識が知恵として身につくかというとそうでもありません。
人間の脳は忘れるようにできているので強い印象を伴わないと記憶できません。
ではこの強い印象とは何でしょうか?
答えは「反面教師」です。
本で表面的な知識に触れるだけで終わるのではなく、
本に書いてあることと似た事例が自分の知見にあったかどうかを振り返ります。
反面教師がいれば反面教師と結びつけます。
僕なら、心理学や人間関係の本で挙げられる「○○な人」をひとつひとつ反面教師を例にしたり。
例えば
心理学用語では「ダークトライアド」と言われる3つの邪悪な性格があります。
以下の3つがダークトライアド(名前からして中二病臭がハンパないですが笑)です。
- ナルシスト(自己愛が強い人)
- マキャベリズム(利益のためには道徳心を捨てて嘘をつける)
- サイコパス(衝動的で自己中な合理主義者)
ちなみにこれらの性格にサディズム(攻撃的な気質)が掛け合わさると人格的にかなりヤバいことになります。
僕はダークトライアドのそれぞれに当てはまる反面教師を結びつけているので
「ナルシストといえば○○さん」
「マキャベリズムならあの人」
「サイコパスは××さん」
「そういえば××さんはサイコパスだけどサディズムの気質もあるなあ」
といった感じで全て頭の中で定着しています。
普通なら
「ナルシスト?自己愛ね。ふーん」
「マキャベリズム?目的のためには手段を選ばないってやつね。うんうん」
「サイコパス?あー危ないやつね」
「サディズム?SMでいうSの方ね。知ってるわこれ」
で終わってしまいがちですがこれでは記憶に残らないんですよね。
しかもここで学んだ知識を自分なりにかみ砕いて解釈し、人に話すこともできない。
なので僕はこれまでの反面教師をイメージキャラクターとして紐づけているのです。
するとそのうち誰かと出会ったときに
「この人って××さんと似た感じがする。ってことはサイコパスなのかな?」
と記憶の引き出しから引っ張り出すことができるのです。
これだけでかなり知識を「知恵」として定着させられるようになると思いませんか?
ゆえに僕が抱える反面教師さん達はみんなお勉強のためのイメージキャラクターになってくれてます(´∀`*)
歴史の本を読んでいても、政策に失敗した歴史人物と反面教師を結びつけたり
コミュニケーションや人間関係の本を読んでいても、悪い例と反面教師を結びつけたり
ノウハウ系の本全般でも、悪い例と反面教師を結びつけたり
そう考えたらかなり応用が聞くのです。
今後も反面教師さん達には頑張って僕の勉強のお手伝いを続けてもらいたいものです笑
まとめ
- 反面教師は非常に良いサンプルである
- 反面教師と知識を結びつけると知恵になる
そんな感じで今回はちょっと愉快な記事になりました^^
あなたがこれまでの人生で苦しみが多かったのならチャンスです。
それだけ反面教師がたくさんいたのですから、お手伝いさんがたくさんあなたの後ろに控えているのです。
彼ら(彼女ら)にはあなたのために頑張って働いてもらいましょう笑
というわけで反面教師の有効活用方法でした!
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