この記事は以下に当てはまる人にオススメです。
- ビジネス勧誘された時に「偏見なしに話を聞きにおいでよ」がウザく感じる
- ビジネス勧誘を断ると勝手に偏見を持ってると決めつけられることに疑問を感じる
- あの人を嫌いだけどそれを偏見と言われたくない
- あの人を嫌いだけどそれは果たして私の偏見なのか
- 偏見を捨てようと言われてもあの人のことを好きになれない
- 嫌いという感情と偏見の線引きが分からない
- なるべく偏見をなくしたいけどどうしても嫌いな人がいる
- 嫌いな人が多くて自分は偏見の塊なんじゃないかと思う
こういった人の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- あなたのその「嫌い」は偏見?
- 偏見を捨てて正当に人を嫌いになるには
- 【余談】アンチを全て偏見と決めつけるビジネス業界の風潮
今回はちょっと変わったテーマなので「ん?」と思ったかもしれません。
こういうことを考えるのも僕みたいな変わった人じゃない限りそうそうないと思うので笑
本記事では「嫌い」という感情にフォーカスして話していきます。
僕は子供の頃は変に真面目なところがあったので「嫌い」という感情は悪しきものだと思っていました。
「嫌い」という感情は偏見で人を見ているから、あってはならないことだと。
偏見を捨ててどんな人ともうまく付き合わないといけないと。
道徳心・・・というか正義感がやけに強かったですね笑
しかし、人間関係や集団生活で現実を見て苦労するにつれて
「嫌い」を避けることはできないし
「嫌い」をなくすことはあまりにも無理があるなと分かってきました。
とは言え、偏見が世の中に多いのも事実です。
「嫌い」という感情には偏見が含まれている場合もあれば偏見のない正当な場合もあります。
これは特にビジネス活動をしている時に感じました。
このあたりの詳細は後ほど。
とりあえず言いたいのは
「嫌い」という感情そのものは悪いものではない
「嫌い」には偏見がある場合とない場合がある
ということです。
そして、
偏見のある「嫌い」は自分の知見や可能性を狭めるので悪いもの
偏見のない「嫌い」は正当であり、良いものである(この場合の「嫌い」は我慢すべきでない)
と僕は捉えています。
本記事では前者と後者の線引きの仕方と
前者をなるべくなくし、人を嫌うとしても後者でいる方法を述べていきます。
そんなどうでもいいことを・・・と思うかもしれませんが
僕が見る限り
頭が悪い人は偏見で人を嫌う傾向が強いです(前者の「嫌い」)。
頭があまりよろしくない人は自分の考えを持たずに常に中立の立場で無難なことしか言えません(八方美人の可能性もあり)。
頭が良い人はしっかりと自分の考えを持っていて明確に「嫌い」を意思表示できます(後者の「嫌い」)。
そう考えたら、頭が悪い人や頭があまりよろしくない人にならないためにも
偏見なしの正当な嫌い方を知ることは割と必要なことだったりします。
そのための方法を本記事では話していきます。
結論から言うと
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せれば、偏見なく正当にその人を嫌っていることになります。
以下で具体的に解説していきます。
3~4分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
あなたのその「嫌い」は偏見?
あなたが「嫌い」と感じるのは偏見からでしょうか?
それとも偏見のない正当な「嫌い」でしょうか?
例えばあなたがAさん(実際に嫌いな誰かを思い浮かべてみてください)を嫌いだとします。
それに対して僕が「Aさんのどんなところが嫌いなの?」と質問したとします。
あなたはその質問に明確に答えられますか?
ここで
- 「いけすかないから」
- 「なんかうざいから」
- 「全て」
- 「キモいから」
- 「生理的に受け付けないから」
なんて答えをしていませんか?
もしその答えしか浮かばないのであればあなたは偏見で人を嫌いになるタイプです。
つまり、言葉を選ばずに言うとあなたは「頭の悪い人」です。
その人を知らずにイメージや感情といった先入観で嫌うので自分の知見や可能性を狭めてしまいます。
偏見を捨てて正当に人を嫌いになるには
ではどうすれば偏見を捨てて正当に人を嫌いになるのでしょうか?
それは、
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せるようにすることです。
どういうことかは僕の過去ツイートをご覧いただければと思います。
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せない人って頭のレベル低いと思うんだよね。
どんな部分が嫌いなの?
って聞いても「いけすかないから」
としか言わない人とか。もし、
清潔感がないから
偉そうだから
嘘つきだからという理由があれば明確と言えるけど
そういうのがないんだよね。— とよでぃ@キレイ事よりも論理 (@toyotaro0420) February 8, 2019
俺の価値観を押し付けるつもりはないけど
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せないのが不思議。
俺だったら
・Aさんはいつも不機嫌で話すだけでこちらも不快になるから嫌い
・Bさんは自慢話ばかりで人の話を聞かないから嫌い
・Cさんは上下関係でマウントを取る癖があるから嫌い
って明確に言える
— とよでぃ@キレイ事よりも論理 (@toyotaro0420) February 8, 2019
俺の価値観を押し付けるつもりはないけど
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せないのが不思議。
俺だったら
・Aさんはいつも不機嫌で話すだけでこちらも不快になるから嫌い
・Bさんは自慢話ばかりで人の話を聞かないから嫌い
・Cさんは上下関係でマウントを取る癖があるから嫌い
って明確に言える
この一連のツイートを見ていただければ分かるように
僕は人を嫌いになるときは嫌いな理由を明確に持っています。
しかもその理由を第三者にも納得させられるぐらい論理的なレベルで。
この考え方はこちらの記事で言ってることと本質的に同じです。
なので僕は基本的に偏見で人を嫌いません。
偏見で嫌うとイメージや感情論といった不明瞭な要素が先行して自分の知見や可能性が広がらないからです。
そしてその偏見が激しくなると差別主義者になります。
- 「あの人はイスラム教徒だから嫌い」
- 「あの人は韓国人だから嫌い」
- 「あの人は同性愛者だから気持ち悪くて嫌い」
となるのです。
この「嫌い」には明確な理由はありませんよね。
- 「あの人は自分に甘く、他人に厳しくて偉そうだから嫌い」
- 「あの人は何かにつけてすぐに怒るからうるさくて嫌い」
- 「あの人は自分の正義感や根性論を人に押し付けてくるから嫌い」
だったら「嫌い」の正当性が先ほどの偏見と全く違います。
相手についてよく知った上で嫌いな理由を延べてますよね。
偏見を捨てて正当に嫌うためには、その人をよく見ないといけないので
正当な嫌い方ができる人ほど頭が良い人と言えます。
【余談】アンチを全て偏見と決めつけるビジネス業界の風潮
僕は過去に営業活動やネットワークビジネスの活動をしていた経験があり、
当時は毎日いろんな人(特に同業者や個人事業主)と会っていました。
最近だとネット上で発信者として活動していて他のブロガーやインフルエンサーの発言や動きも見ていたりします。
そういった経験の中で思ったことが
ビジネス業界にはアンチ(嫌ってくる人)を全て偏見と決めつける風潮があるということです。
ここで言う「ビジネス業界」とは、勧誘でファンを増やしていくビジネス全般(ネットワークビジネス、自己啓発セミナー、インフルエンサービジネスなど)を指します。
なぜならファンの人とファンじゃない人で派閥ができるから。
ファンの人はアンチを全て「偏見を持った人間」だと思い込む傾向にあります。
皆さんにとって身近で分かりやすいのがニュースキンやアムウェイといったネットワークビジネス(マルチ商法)です。
誘われたことがなかったとしても、名前ぐらいは聞いたことはあるのではないでしょうか?
あれもファンを増やしていくビジネスですね。成功者のファンを増やしたり、その会社の製品のファンを増やしたり。
僕もネットワークビジネスを経験したり、アムウェイを含めたいろんな会社の製品を使ってみたり、
初心者から成功者までいろんな会員と関わっていたので理解はあります。
その中で思ったことが、ネットワークビジネスの会員が
ネットワークビジネスのアンチを全て「偏見を持った人間」だと勘違いしているところです。
まあそういう教育がセミナーやミーティングでされているので仕方ないと思いますが
世の中にはいろんな人がいて、ネットワークビジネスを本気でねずみ講と勘違いしている偏見持ちのアンチもいれば
ネットワークビジネスの仕組みや会社、製品などを知った上で「嫌い」というアンチも存在します。
後者のアンチのパターンはネットワークビジネスの弱点やうまくいかない理由について核心を突いたことを明確に言える上でアンチなわけで(僕もこっちの部類です)
決して偏見ではなく割と事実だったり論理がしっかりしています。
しかし、ネットワークビジネスの会員はそういったアンチを全て一緒くたにして「偏見を持った人間」と見なします。
そして会員同士でくっつき、排他的になるのです(仲間意識が強くなり、外部の人間を敵と思うパターン)。
するとますます会員とアンチの認識のズレが激しくなるという・・・
個人的に思うのですが、この時代にもなって今さら本気でネットワークビジネスとねずみ講を混同させている人間なんてそうそういないだろうと思うのですが汗
(いたとしてもそんな情報弱者の偏見を解いて勧誘したところで戦力になるとは到底思えません)。
何が言いたいかというと
偏見があってアンチになるパターンと
偏見がなく明確な理由があってアンチになるパターンの両方があるのにも関わらず
アンチは全て偏見の塊だと決めつける風潮が蔓延しているということです
(分かる人には分かるだろうけどネットワークビジネスだけでなく自己啓発セミナーとか、インフルエンサービジネスとか、そういったファン集めのビジネスでは特にそう)。
なぜこういうビジネス業界の話をしたのかというと
あなた自身が何かビジネス活動を始めた時にその風潮に流されてほしくないのと、
偏見のないアンチもいて、そういった頭が良い人の考え方や意見をしっかり聞くようにしてほしいからです。
これができるだけで知らないうちにあなたがそのビジネスに洗脳される心配がなくなります^^
まとめ
- あなたのその「嫌い」は偏見?
- 偏見を捨てて正当に人を嫌いになるには
- 【余談】アンチを全て偏見と決めつけるビジネス業界の風潮
おさらいですが、
偏見を捨てて正当に人を嫌いになるには
嫌いな人を嫌いな理由を明確に話せるようにすることです。
そして僕の見る限り
頭が悪い人は偏見で人を嫌う傾向が強いです。
頭があまりよろしくない人は自分の考えを持たずに常に中立の立場で無難なことしか言えません(八方美人の可能性もあり)。
頭が良い人はしっかりと自分の考えを持っていて明確に「嫌い」を意思表示できます。
頭があまりよろしくない人や頭が悪い人にならないためにも
偏見なしの正当な嫌い方を知ることは割と必要なことだったりします。
嫌いという感情そのものは押し殺さず、嫌うなら偏見を捨てて正しい嫌い方をしていきましょう。
以上です!
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