この記事は以下の悩みを持つ人にオススメです。
- 人からの批判が怖い
- 批判されるたびに自信を失う
- 人に自分を理解してもらえない
- 自分の言いたい事が相手に分かってもらえない
- 共感してくれる人がいない
- 「なんであの人は分かってくれないんだろう」
- 自分の考えと合わない人ばかり
- 世の中には敵が多すぎる
- LGBTで苦しんでいる
こういった人たちの悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 他人に理解してもらうのを諦めよう
- 相手があなたを理解してくれるなんて奇跡
- 理解してもらうのを諦めたら自分の人生が始まる
前回の記事では「人に嫌われるのが怖い人へ」という内容でしたが
今回はそれにやや近いテーマに感じられるかもしれません。
しかし今回はまた違った視点から問題を解決していきます。
僕も元々は承認欲求が強い人間で、相手に共感を求めたり
頑張って説得しようとしていました。
そのおかげか論理的な思考力が鍛え上げられ笑
相手に
「こうだからこうなりますよね?」
「(優しく論破した後に)私、何か間違ったこと言ってますか?」
と普段のコミュニケーションでやや押し付け気味な話し方をしてました
(討論やSNS発信で言うなら良いですが日常の対面1対1でいつもこの話し方ではあまり好ましくないですね汗)。
つまり相手に無理やり納得させようとしていたのです。
それも相手のためではなく自分を安心させるために。
ここで相手はその場で納得したそぶりを見せても実際は反発を覚えたりします。
自分の悪い評判が陰であった事を後に知り、
「なんで?何が間違っていたの?こんなはずじゃないのに。」
と驚きを隠せませんでした。
どんなに自分が論理的に正しいと思っていても全員が納得するわけではありません(この辺りは後ほど詳しく話します)。
それだけでなく自分も幸せになりません。なぜなら承認欲求に囚われているからです。
以下で具体的に解説していきます。
3分ほどで読み終えるのでぜひ最後までお付き合いくださいませ。
他人に理解してもらうのを諦めよう
昨日、フリーランスエンジニア兼ブロガーのやまもとりゅうけんさんがこんなツイートをされていました。
なぜ君たちが批判というものに弱いか説明してあげよう!
それは、
「自分のことをわかってほしい」と思ってるからだ!
他人に理解してもらおうなんざ100年はやいぞ!
たまーに理解してくれるやつが現れた時にそいつらだけ大事にしとげばいいのだ!
— やまもとりゅうけん/嫁がヤバイ (@ryukke) December 22, 2018
それに対して僕はこうコメントしました。
https://twitter.com/toyotaro0420/status/1076495876602785792
これは染み渡る😭
批判が怖い根本の心理には
相手に分かってもらって当たり前というエゴがあるという…
分かってもらうのを諦めるのも大事。
もうこのツイートで何が言いたいのか分かったと思いますが
他人に理解してもらうのは諦めた方がラクになるのです(この記事のタイトル通り)。
相手に理解してもらうのを前提にするのは
相手への押し付けであり、自分のエゴなのです。
無理に理解してもらおうとすると相手も嫌がるし
自分も思い通りにならないし誰も幸せになりません・・・。
批判が怖いというのも被害者意識を持っていますが
実はそれは自分が自己中なだけでしたということです。
相手があなたを理解してくれるなんて奇跡
どんなにあなたが論理的に正しい事を言おうが
倫理的に素晴らしい事を言おうが
100%全ての人を納得させることはできません。
世の中が論理だけで動いていたら
パワハラのような明らかに組織をダメにすることをする人も
たったの数万円を奪うために殺人を犯すようなコスパの悪い事をする人も
いないはずです。
論理的に考えられる人もいれば感情でしか動けない人も世の中にはいます。
言い方を悪くすると頭の悪い人で理屈を全く理解できない人もいます。
あなたが賢い人だとして、出会う人間全員があなたの話を理解できるなら
世の中の人間はみんな頭が良くて、もっと良い社会になっているはずです笑
そもそもあなたが賢い人なのも、あなたが勉強を頑張ったり失敗を経験して学んだりして体得したものなので
そこらへんの人があなたの言うこと全てを理解できたらあなたの苦労はなんだったんでしょうかね・・・
ということになります笑
知能レベルの話だけでなく
人それぞれ生まれ育った環境が違うので
決められた約束事を厳格に守り、教えを忠実に守るのが当たり前の人がいれば
自由に学びたい事を学び探求していくのが当たり前の人もいます。
また、国によっても文化や風習が違うので
例えばビジネスシーンにおいて日本では、いただいた名刺にメモをするのは大変失礼とされますが
アメリカでは名刺にメモをするのは普通であり悪気はありません。
考えてみれば名刺にメモすることで相手を覚えやすい方が合理的ですが
それを日本人に対して言ってもなかなか受け入れられません。
生まれ育った環境や文化によって理解が難しいのはこういうことです。
国内でも関東と関西でガラッと人の雰囲気が変わるのですから、こういった違いは誰にでもあって当然なのです。
他にもLGBT(セクシャルマイノリティ)の人がいますが
日本では13人に1人の割合でLGBTがいるそうです(これは左利きやAB型の人とほとんど同じ割合です)。
つまり学校で1クラスに3人くらいは同性愛者がいてもおかしくないのです。
そこで、マジョリティである異性愛者がLGBTと恋愛や性について語り合うと
お互いに理解してもらえるでしょうか?
やはり難しいです。
例えばゲイに対して「今日から男(同性)ではなく女(異性)を好きになってください」
と言われたら、どんなに生物学的にそれが正しくてもゲイはそれができないでしょう。
異性を好きになることに理解もできないはずです。
考えてみてください。
あなたがカレーライスが好きだとして
「今日からカレーライスを嫌いになって、ゴーヤ(パクチーでもレバーでもいいです)を好きになってください」
と言われたら、どんなに健康的な食べ物だとしても無理でしょう。
好きなカレーをそう簡単に嫌いになれませんし、嫌いなものを一瞬で好きになることも難しいです。
好みの問題は人それぞれなのです。理解してもらうのはまずできません。
全ての人にあなたの考えを理解してもらうのはこんなにも難しいのです。
理解してもらうのを諦めたら自分の人生が始まる
ブログ事業を売って成功された起業家のKUMAPさんがこんな素敵なツイートをされていました^^
人に理解される、ということを
諦めた時点で自分の人生がはじまるのかもというのも、人に理解してもらうって
究極的には無理なはずなのに、誰しもが期待してしまう期待してしまうから、期待通りにならず苦しめられる
誰も自分のことは理解してくれないものだと
気軽なスタンスを取れると楽ですよ— くまっぷ (@kumapadsense) December 22, 2018
このツイートも先ほどのやまもとりゅうけんさんのツイートと同じ昨晩に投稿されたものです。
偶然すぎ笑
僕の知る限りですが、先ほど挙げたLGBTも社会経験を積んだ大人になると
自分の嗜好や性癖を他人に理解されなくて当たり前として自分の世界観を持っています。
理解してもらえなくて当たり前という考え方です。
僕も自分自身に曲げられない信念があって、友達にも親にも理解してもらえないのですが
それはそれで理解されないのは仕方ないと割り切っています。
他人に理解され認められなくても自分の信念に基づいた生き方をしています。
あなたにはあなたの人生経験からできた生き方があるのですから
それを知らない他人にその生き方を理解してもらえるはずもありませんし、
理解してもらえなくても構いません。
ここでピッタリの名言を紹介するのですがONE PIECEのゾロの名言です。
おれはおれのやりたい事を成し遂げる
世間ではどう言われているかは知らんがおれはおれの信念に後悔するような事は何一つやっちゃいねェ!これからもそうだ
ゾロは世界最強の剣豪になるのを目指しているのですが
そのための苦労や信念を誰かに理解してもらおうとも思っていません。
財宝が欲しいとか強い海賊になるという夢を持つ人は多いかもしれませんが
世界最強の剣豪を目指す人なんてなかなかいないでしょうし、一攫千金を目指す人にとっては理解もされないでしょう。
それでもゾロは他人のことは気にせず自分のやるべき事をやっています。
まとめ
- 他人に理解してもらうのを諦めよう
- 相手があなたを理解してくれるなんて奇跡
- 理解してもらうのを諦めたら自分の人生が始まる
今回は他人に理解してもらうのを諦めて自分の人生を生きようという話でした。
もう一度言いますが、
あなたが誰よりも苦しい思いをして学んだ考え方や生き方を
そこらへんの人に理解してもらえるはずもありませんし
むしろ「そう簡単に分かってたまるか!」ですよね?笑(少なくとも僕はそうです)
無理に人を説得しよう、認めてもらおう、許可をもらおうと考えるのではなく
「理解されないのが当たり前だよね。」
と割り切ってしまい、共感を求めるのをやめましょう。
どんなにあなたが正論を言おうと、相手と戦ったところで何も得られませんので・・・
最後に、また貼り付けますが今回のテーマと似た記事をこちらに挙げます。
こちらも読んでみると、より悩みの解決に近づくと思いますのでよかったらご覧ください!
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます^^
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